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Security Response

リビアからの資産持ち出しに手を貸してください

Created: 30 Aug 2011 06:14:30 GMT • Translations available: English
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詐欺師は、貪るように人間の弱さにつけ込もうとします。今回も詐欺師は、そうした人間の「はてしない強欲」を徹底的に狙っています。最新のニュースを利用するのは、すっかりスパムの常套手段となりました。たとえばこういう筋書きです。「リビアの暴動とそれに伴うカダフィ政権の崩壊で、戦火のただ中に莫大な資産の眠る真空地帯が生まれました。しかし、当然ながら、ここには第三者の仲介が必要であり(詐欺師はこの点を強調したがります)、その役割にふさわしい人物といえば、あなた以外には考えられません。今こそ行動のときです。一刻もむだにすることなく、輝く幸運をつかみ取ってください」

シマンテックでは、カダフィの妻、娘、あるいは近衛兵を名乗る者から送信されたさまざまな電子メールを監視していますが、いずれもリビアから大金を持ち出すつもりだと語っています。トリポリの陥落後すぐに確認できた詐欺メールのサンプルを以下に示します。欲に目がくらんだら誰でも陥ってしまいそうな、偽装されたワナです。

件名: Cooperation - Please Treat Urgently!(協力を求む - 大至急!)
件名: From Safia Gaddafi,Please kindly open the attached file for more information(サフィア・カダフィより。どうかお願いします。詳しくは添付ファイルを開いてください)
件名: LET US WORK TOGETHER.(ぜひ協力してください)
件名: My name is Ayesha al-Gaddafi(アイシャ・アル・カダフィです)

上に示したメールサンプルは、古典的な 419 詐欺(ナイジェリア詐欺)の一例です。自称医師から送信されたこのメールの文面に注目してください。自称医師は、送信に使ったのと別のメールアドレス宛てに、大至急返信するよう求めています。これらのメールはすべて、何千万という総額に言及しており、首尾よくリビアから資金を持ち出すことができたときには相応の分け前があると書かれています。

これだけでも、警鐘を鳴らすには十分です。リビア政府、カダフィ本人、ましてや医師と称する者が海外への資産持ち出しを手伝ってほしいなどということはありえません。メールアドレスと個人情報を集めようとするワナに決まっているのです。

シマンテックはこうした傾向を監視していますが、不明な送信者から送られてくるこのようなメールには十分に注意してください。

このブログの寄稿者である Christopher Mendes 氏に感謝します。

 

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