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スマートフォンは家族の一員ですか

Created: 02 Oct 2013 09:04:05 GMT • Updated: 02 Oct 2013 09:04:38 GMT • Translations available: English
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PC の「P」は「パーソナル」の意味です。今ではもうそれをあまり意識しなくなりましたが、IBM が PC を発表した 1981 年当時には、それは大変なことでした。机の上や足元に置くことができて、誰とも共有しない、完全に自分だけの 1 台だったのです。

そうなるはずでした。

率直に言って、私たちが PC との間に本当に「パーソナル」な関係を築いたかどうかは疑問です。しかし、スマートフォンとは文字どおりパーソナルな関係が成立しています。実際、「2013 Norton Report(2013 年版ノートン レポート)」(英語)によれば、48% のユーザーが、寝るときに手の届くところにスマートフォンを置いています。25% のユーザーが、友人との食事中でもスマートフォンを確認しています。そして、スマートフォンを忘れて出掛けてしまうと落ち着かないという人も 49% にのぼります。

PC を必ず枕もとに置いて寝るという人はまずいませんが、スマートフォンユーザーはデバイスをまるで愛する人のように扱います。それは、PC のセキュリティリスクを知り尽くしている賢明なユーザーが、PC での教訓をスマートフォンに置き換えて考えていないからかもしれません。ノートン レポートによれば、ユーザーは PC に対するサイバー犯罪のリスクを理解しており、PC 上で自分を保護するための基本的なセキュリティ対策(ベストプラクティス)にも従っています。ところが、ハンドバッグやポケットに入れている、あるいは枕もとに置いているデバイスについては、月面に宇宙船を着陸させるのに要するよりも高度な処理能力を持ち、PC よりはるかに高機能であるにもかかわらず、ユーザーは基本的なセキュリティ対策すら実施していません。半数近くの人は、パスワードやセキュリティソフトウェア、ファイルのバックアップといった基本的な保護対策も講じていないのです。

モバイルデバイスの悪用は、攻撃者にとっては見逃せない絶好のチャンスです。攻撃者はこれまで何十年もの間、お金儲けのために PC を攻撃してきました。いち早く PC を使っている人の多さに気が付き、後はただ攻撃の方法を考えるだけでお金が転がり込んできたのです。それと同じ状況がモバイルデバイスにも生まれています。しかも、PC ユーザーに対する長年の攻撃から教訓を得ているので、攻撃者はその経験も活かしてモバイルに移行しています。ノートン レポートによれば、38% のスマートフォンユーザーがすでに何らかのサイバー犯罪をデバイス上で経験しています。

モバイルデバイスに対する攻撃は、かつての PC に対する攻撃ほどまだ激しくはありませんが、そうなるのも時間の問題です。片時も手元から離さないほどパーソナルな存在である以上、モバイルデバイスは、しかるべき保護対策を実施するに値する存在であることをすべての人が認識する必要があります。

これは、本年度のノートン レポートで報告されている興味深い内容の一部に過ぎません。詳しくは、こちらをクリックしてください。

 

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