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デリーの爆弾事件、偽医薬品スパムの流行も誘発 

Sep 20, 2011 06:00 AM

(このブログの寄稿者である Anand Muralidharan 氏に感謝します。)

最近、インドの首都ニューデリーの高等裁判所前で、大きな爆弾事件が発生しました。事件が起きたのは 2011 年 9 月 7 日で、国家捜査庁(NIA)が現在調査を継続中です。この怖ろしい事件についてのニュースが、偽の医薬品を宣伝しようとするスパマーによって利用されています。過去には、ムンバイで起きたテロ攻撃のニュースが、医薬品広告の目的でスパマーに使われた例があり、これについては「Spammers Attempting to Cash in on Mumbai Terror(ムンバイのテロで儲けをたくらむスパマー)」という記事で紹介しました。

今回のスパムの件名の例をいくつか挙げておきます。

件名: Delhi explosion(デリーで爆弾事件)
件名: Bombing at Delhi court kills 10(デリーで爆弾が爆発、10 人が死亡)



これらの最近のスパムメッセージで使われているドメインは、偽のオンライン医薬品販売サイトに接続しています。「pills」という言葉を含むドメイン名を使うのも、ユーザーを欺いて偽の医薬品を買わせようとするとき、よく使われる手段です。これらのドメインはすべて、次の例に示すように RU トップレベルドメイン(TLD)です。



話題性の高いニュースの見出しが含まれるメールを受信したときは、注意するようにしてください。迷惑メールや心当たりのないメールでも受信者がつい開いてしまうように、スパマーはいつでも最新ニュースを利用しようと狙っています。オンライン詐欺に引っかかったり偽の商品を買わされたりする危険性から身を守るために、メールセキュリティソフトウェアを頻繁に更新してください。

 

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