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Adobe、Flash のゼロデイ脆弱性に対するパッチとして、月例アップデートを前倒しで公開 

Jan 04, 2016 01:39 AM

adobe flash zero day.jpg

12 月 28 日、Adobe は 1 月のセキュリティアップデートを公開しました。月例のアップデートは、毎月の中ごろに公開されるのが普通なので、今回は通常より早い公開でした。同社がパッチの公開を急いだのは、Flash Player に存在するゼロデイ脆弱性(CVE-2015-8651)が、限定的な標的型攻撃に悪用されていると報じられたためです。

このゼロデイ脆弱性は、Windows、Mac OS X、Linux、ChromeOS の各プラットフォームで、以下のバージョンの Flash Player に影響します。

  • Adobe Flash Player Desktop Runtime 20.0.0.235 およびそれ以前のバージョン(Windows、Mac)
  • Adobe Flash Player Extended Support Release 18.0.0.268 およびそれ以前のバージョン(Windows、Mac)
  • Adobe Flash Player for Google Chrome 20.0.0.228 およびそれ以前のバージョン(Windows、Mac、Linux、ChromeOS)
  • Adobe Flash Player for Microsoft Edge and Internet Explorer 11 20.0.0.228 およびそれ以前のバージョン(Windows 10)
  • Adobe Flash Player for Internet Explorer 10 and 11 20.0.0.228 およびそれ以前のバージョン(Windows 8、8.1)
  • Adobe Flash Player for Linux 11.2.202.554 およびそれ以前のバージョン(Linux)

攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、対象となるコンピュータ上で任意のコードをリモートで実行できる可能性があります。

こうした攻撃の試みに対処するために、Adobe のパッチを適用することをお勧めします。アップデートは、Adobe Flash Player サポートセンターから直接ダウンロードできるほか、インストールされている製品でメッセージが表示されたとき、更新を選択して入手することもできます。Chrome と Internet Explorer に組み込まれている Flash Player は、各ブラウザを更新すれば最新版になります。

CVE-2015-8651 の悪用からお客様を保護するために、シマンテックは以下の検出定義を提供しています。

ウイルス対策

IPS

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【参考訳】

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