Data Loss Prevention

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Data Loss Prevention 14.5 のご紹介 

Sep 02, 2016 03:55 AM

今日の業務では、社外の顧客、パートナー、サプライヤとの間でコラボレーションを進めることが、今まで以上に求められるようになってきました。相互接続されるデバイスとアプリケーションの数も爆発的に増加しており、それを保護するためにセキュリティチームはますます激務を強いられています。

 

シマンテックの DLP(Data Loss Prevention)チームは、企業の貴重な機密情報が犯罪者の手に渡らないように、全力を挙げて取り組んでいます。Data Loss Prevention の新しいバージョン 14.5 では、セキュリティチームの死角をなくして視野を広げ、重要なデータの管理性を強化するために、データの検出、監視、保護について 20 以上もの新機能が追加されています。詳しくは、このまま続きをお読みください。

 

クラウドのセキュリティリスクを最小限に

過去 1 年の間にシマンテックは、Box、Gmail for Work、Microsoft Office 365 Exchange Online の各サービスに、クラウド検出・監視の新しい機能を導入してきました。DLP 14.5 では、さらにその機能が拡張され、今まで以上に安全にデータをクラウドに保管し共有できるようになります。

 

DLP Cloud Storage は、ユーザーが Box 上で保管・共有している重要な文書を追跡し、権限のないユーザーが自由にアクセスできる共有リンクを使うなどの危険な行為を検出します。ユーザーがポリシーに違反した場合は、無防備になったファイルとフォルダを Box 上にある保護された検疫フォルダに自動的に移動します。ファイルがあった元の場所にはマーカーファイルを残し、ユーザーに通知します。これが、DLP Cloud Storage で新たに導入されるファイル検疫機能です。保護されていないファイルを保護するだけでなく、ファイルに視覚的なタグを付けることで、重要なファイルやフォルダをユーザー自身が修正するよう注意を喚起できます。

Box Screenshot.jpg

 

DLP 14.5 のリリースに伴って、DLP Cloud Service for Email のアップデートも公開されました。DLP Cloud Service for Email は、クラウドを利用したデータ検出サービスです。その強力なメール監視機能は、これまで Gmail for Work と Microsoft Exchange Online で利用できましたが、今回のリリースでオンプレミスの Microsoft Exchange Server にも新たに対応しました。既存の DLP Enforce Management Server にもプラグインとして簡単に連携できます。従来のオンプレミス型メールアプリケーション、パブリック/プライベートクラウドのメールサービス、オンプレミスとクラウドのハイブリッド環境など、そのホスト環境にかかわらず、企業のメールが保護されます。

 

Cloud Email Screenshot A.png

 

画像化されたフォーム文書で PII を検出

確定申告書、保険金請求書、患者情報などには、個人の身元を特定できる情報(PII)が数多く含まれていますが、これは見過ごされがちです。フォームは画像ファイルとして保存されることが多く、セキュリティツールでは容易に認識できないからです。DLP Form Recognition を使うと、手書き書類や入力されたフォームの画像から重要なデータを検出できます。これが、フォーム認識という新しいコンテンツ検出技術です。インテリジェントな画像処理を駆使して、スキャンまたは撮影されたフォームから、従来の方法では検出が難しい重要なデータを検出し、その漏えいを阻止します。

Form Recognition.png

 

データ利用を制御できるアプリ、ファイル、プラットフォームが拡大

企業ファイアウォールの内側だろうと外側だろうと、従業員は自分たちが直面しているサイバーセキュリティ上のリスクについて、乏しい知識しか持ち合わせていません。DLP Endpoint Agent は、リムーバブルストレージへのダウンロード、文書内でのコピーアンドペースト、Web を介した送信など、さまざまな場面でデータを監視して保護し、どこにいても従業員を守ります。今回のリリースでは、従業員が重要なデータの格納と共有に日常的に使っている新しいアプリケーション、ファイル形式、オペレーティングシステムにまでエンドポイント保護の範囲が拡大されました。

  • Mac OS 10.11
  • Microsoft Office 2016 のファイル形式
  • Microsoft Outlook 2011 メールクライアント
  • Box for Office および Box Sync アプリケーション
  • Chrome、Firefox、Safari 各ブラウザ(HTTP または HTTPS 経由)
  • Cisco Jabber と Skype for Business のインスタントメッセージクライアント
  • Skype インスタントメッセージクライアント

 

危険な SSL の死角をガード

敵の目からユーザーを保護するためにトラフィックを暗号化するアプリケーションが増え続けています。そのため、企業内部の人間が不慮に漏えいした重要なコンテンツ、あるいは SSL などの暗号化プロトコルのもとで意識的に保護されたコンテンツについての可視性が失われています。DLP 14.5 では、DLP Network Monitor と最新の SSL 復号製品(Blue Coat SSL Visibility、Palo Alto Networks Next Generation Firewalls)とを統合することによって Web、メール、FTP、IM の通信で新しい SSL 監視機能を利用できるようになります。

詳しい情報

Data Loss Prevention の最新バージョン 14.5 で導入された新機能について詳しくは、go.symantec.com/dlp をご覧ください。

【参考訳】

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