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Security Response

Facebook の IPO を悪用する 419 詐欺

Created: 21 May 2012 09:39:47 GMT • Translations available: English
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現地時間の 5 月 18 日、ソーシャルネットワークサイトの Facebook は待望の IPO(新規株式公開)を果たしました。株式の需要が発行株数を大幅に上回っていたので、この IPO は応募超過になるとたびたび予測されていました。

これほど注目を集めている IPO が、いわゆるナイジェリアの手紙詐欺や「419」詐欺といった先払い詐欺を狙う犯罪者の目にとまらないはずがありません。簡単に再確認しておくと、この種の詐欺は何らかの支援を要請し、その見返りとして莫大な資金を約束するというのが常套手段です。ただし、約束された金額を受け取るためには、あの手この手で求められる料金や手数料を前払いしなければなりません。請求は続きますが、約束された資金が現実化することは決してありません。

シマンテックは最近、「FACEBOOK (IPO) SUBSCRIPTION PARTNERSHIP PROPOSAL(Facebook の IPO 共同購入のご案内)」と称した 419 詐欺を確認しました。見出しをすべて大文字で書くのは、この手の 419 詐欺でおなじみの特徴です。

メッセージでは世界中にいくつもの拠点を持つ金融会社から送信していると謳っていますが、詐欺の真意は不明です。詐欺の本文では、「ソフトな」つまり条件のゆるい貸し付けを受けて Facebook 株を購入し、元の購入額より高い価格で金融会社に売り戻すという方法が紹介されています。

この金融会社はロンドン、香港、ドバイにオフィスを構えているとも書かれていますが、メッセージの本文に書かれた電話番号は、カリフォルニア州サクラメントにある電話応答代行サービスのもので、この会社の Web サイトを見ると、その登録オフィスはウェールズのカーディフにあります。

これが詐欺であることの最大の証拠は、返信を促しているその宛先のメールアドレスです。Web ベースの無料メールプロバイダによくある、まるで素人のようなアドレスです。正規の企業であれば、無料 Web メールのアドレスなどではなく、独自ドメインのメールアドレスを使うのが普通でしょう。メッセージの「差出人」ヘッダーに書かれたメールアドレスと名前も、メッセージ本文で使われているアドレスや名前と一致していません。

今回の IPO の話題性を考えると、過去のニュースや事件を利用してきたのとおおむね同じ手口でこれを悪用する詐欺は続くものと予想されます。

いつものように、金銭がからむ儲け話を受け取ったときには、最大限の注意を払うようにしてください。管轄の適切な規制当局に登録されている金融会社を利用し、疑わしい場合には決して金銭を渡してはいけません。

シマンテック製品をお使いのお客様は、419 詐欺など各種の脅威から保護されます。
 

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