Endpoint Protection

 View Only

The Florentine Deception: スリル満点、書評も絶賛、全額をチャリティーへ 

May 22, 2015 03:00 AM

Florentine.png

最新の近未来スリラーを、どきどきはらはらしながら読んでいた、あるいは鑑賞していたというのに、「なんだそりゃ。そんなことあるわけないだろう!」と叫び出したくなるような筋の展開になって、がっかりした。誰にでも、そんな経験があることでしょう。ばかばかしいほど単純な GUI が登場したり、超高度なエイリアンの宇宙船にウイルスをアップロードできたり、恐竜が暴れまわっているテーマパークのネットワークを「知ってる、これ UNIX だわ」の一言であっさりコントロールできたりと、その分野の専門家の意見を少しでも聞いておけば、もっとましなものになっただろうという残念なストーリーの例は枚挙にいとまがありません。でも、もう安心です。私たちシマンテックの同僚であり、チーフアーキテクトの Carey Nachenberg の作品が救いになるでしょう。

Carey はシマンテックに 20 年間勤務し、現在は Security Technology and Response(セキュリティテクノロジおよびレスポンス、STAR)部門のチーフアーキテクトを務めています。ノートン アンチウイルスの最初期の開発者のひとりでもあり、Carey はこれまでに、シマンテックの中核的な技術であるマルウェア対策と侵入検知に関する業務に関連して 85 以上の米国特許を所有しています。また、母校であるカリフォルニア大学ロサンゼルス校で非常勤助教授も務めており、ロッククライミングを趣味にしています。これでもまだ経歴として十分ではないという方に、Carey の処女小説『The Florentine Deception』が刊行されたことをお知らせします。

アクションも満載のサイバーセキュリティスリラーであり、評論家やセキュリティ専門家から早くも高い評価を受けています。ある書評では、Careyの「処女作は、どの章も続きが気になってしかたがない文体で書かれており、読み始めたらノンストップだ」と書かれています。一方、セキュリティ業界に詳しい向きからは、こう評されています。「『The Florentine Deception』は、読者をつかんで最後まで離さないスリラーだが、珍しいことに、科学的な描写も正確であり、素晴らしい作品だ」

これでもまだ、書店に走ってさっそく買ってみようという気にならない人のためにもうひとつ。Carey は、この作品の売上金全額を、低所得層の学生や退役軍人のための慈善事業に寄付するとしています。

『The Florentine Deception』の主人公は、サイバーセキュリティ専門家の Alex Fife。父が買ってくれた旧式のコンピュータで、「Florentine」と呼ばれる謎の物体のことを知ったとたん、Alex の生涯をかけた冒険が始まります。Florentine を探し求めて始まった危険な旅のなかで、彼はほかにもこの秘宝を探し求める者がいることを知ります。謎の秘宝に隠された真実を知り、それを我が物とするためには人殺しもいとわないという敵の正体を知った Alex は、自分自身のみならず、今あるこの世界を救うために立ち上がる……。

さあ、どうです。今すぐ『The Florentine Deception』を買って、おもしろさ折り紙付きのテクノロジースリラーを読み、ささやかながらチャリティーにも貢献してみませんか。

* 日本語版セキュリティレスポンスブログの RSS フィードを購読するには、http://www.symantec.com/connect/ja/item-feeds/blog/2261/feed/all/ja にアクセスしてください。

【参考訳】

Statistics
0 Favorited
0 Views
0 Files
0 Shares
0 Downloads

Tags and Keywords

Related Entries and Links

No Related Resource entered.