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インターネット安心デー(Safer Internet Day)に向けてソーシャルアカウントを保護 

Feb 10, 2014 04:12 AM

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10 月の全米サイバーセキュリティ意識向上月間(National Cyber Security Awareness Month)や、2 月のインターネット安心デー(Safer Internet Day)に限らず、日常的にオンラインの安全性を意識することは常に大切です。日常生活へのテクノロジの浸透が進み続けている今、自身の情報やデジタル ID を確実に管理するためのセキュリティ機能や設定を使用してください。

時代はソーシャル
今日のインターネットで最も大きい潮流は、ソーシャルです。今この瞬間にも私の友人たちは、Pinterest に結婚式のアイデアをピンする、Instagram にカフェラテの写真を投稿する、Snapchat で今日の服装を送る、Foursquare でレストランにチェックインする、Vine で飼い猫の動画を投稿する、Facebook で赤ちゃんの写真を共有する、Twitter で『ウォーキング・デッド』プレミアの予想を投稿するといった行為に勤しんでいます。こういったサービスは、人気が高くなればなるほど、詐欺やスパム、フィッシング攻撃の標的となる頻度も高くなります。

設定の確認
シマンテックセキュリティレスポンスは、各種のソーシャルネットワークやソーシャルアプリのプライバシー設定とセキュリティサービスを十分に理解しておくことを推奨しています。

  1. 公開か非公開か。デフォルトでは、多くのソーシャルサービスでは更新情報を公開するよう推奨されています。プロフィールを公開にするか非公開にするかを全体設定として選択するサービスがほとんどですが、さらに詳細なオプションで投稿ごとに公開か非公開かを設定できるサービスもあります。投稿する前に、各サービスでプライバシー設定を確認してください。
  2. 強いパスワードとパスワードの使い回し。サービスごとに強いパスワードを使い、複数のソーシャルネットワークで同じパスワードを使い回さないようにしてください。
  3. 利用できる場合には 2 要素認証を設定。Facebook や Twitter など一部のサービスには、アカウントのセキュリティ強化対策として 2 要素認証が提供されています。サービスにログインするにはパスワードを入力するのが普通ですが、これはユーザーがすでに知っている情報です。2 要素認証を利用すると、ユーザーの手元にある情報も必要になります。通常、これはランダムに生成される数値すなわちトークンの形で提供され、SMS やサービス専用のモバイルアプリ内の乱数生成機能を通じて携帯電話に配信されます。したがって、パスワードが漏えいした場合でも、生成された 2 要素認証トークンがないと犯罪者はログインすることができません。

敵を知る
ソーシャルネットワークやソーシャルアプリのユーザーにとって最大の敵は、ソーシャルアカウントを乗っ取ってスパムを拡散し、アンケートの記入やアプリのインストールを求めてくるスパマーや詐欺師です。

  1. 無料提供は無料ではない。詐欺師の多くは、アンケートに答えたり、アプリをインストールしたり、あるいはソーシャルネットワークで投稿を共有したりすると無料のデバイスやギフトカードを獲得できると謳ってユーザーを誘導しようとします。それほどうまい話はあるはずもなく、話に乗ってしまうと、個人情報を与えてしまうことになりかねません。
  2. フォロワーや「いいね」を集める。フォロワーや「いいね」の数を増やそうとすれば、その代償を払わされるのが常です。偽フォロワーに対する料金を請求されるか、アカウント情報を差し出してソーシャルボットネットの一部に組み込まれてしまうのがオチです。そこまでする意味のある行為ではありません。
  3. 話題のトピックは悪用の温床。スポーツイベントや人気スター有名人の死亡記事人気テレビのシーズンまたはシリーズの最終回、あるいは最新製品の発表まで、詐欺師やスパマーは常に話題を先取りし、ユーザーを陥れるための会話にそれを盛り込もうと狙っています。これはもう避けられないものと諦めて、リンクを不要にクリックしないように用心してください。
  4. 自分の画像や動画なのか。パスワードを狙う詐欺師は、知らず知らずのうちにパスワードを渡してしまうよう巧みにユーザーを誘います。それがフィッシングです。リンクをクリックして、ソーシャルネットワークサービスのログインページと思われる Web ページに進んだとしても、うっかりパスワードを入力しないでください。アドレスバーをよく見ると、「Twitter」あるいは「Facebook」という単語を含む長い別の URL になっていませんか。ブラウザで新しいタブを開いて、twitter.com や facebook.com と手動で入力し、すでにログインしていないかどうか確認してみてください。たいていの場合は、すでにログイン状態のはずです。

知識は力なり
新しいソーシャルネットワークサービスやソーシャルアプリが人気を集めて主流になったとき、詐欺師やスパマーがそれを黙って見逃すことはありません。手間を惜しまずに、各サービスで提供されているプライバシー設定やセキュリティ機能を理解することが、オンラインでの安全とセキュリティの向上の第一歩です。また、情報を狙っている相手や、情報を狙ってユーザーを欺こうとするそのさまざまな手口を知れば、リンクをクリックするとき、投稿を共有するとき、あるいはパスワードを入力するときのそれぞれで、安全かどうかを適切に判断できます。

各種ソーシャルネットワーク上の友人や家族にもこのブログを共有して、注意を呼び掛けてください。

最新のソーシャルネットワーク詐欺に関する情報は、Twitter で @threatintel をフォローするか、セキュリティレスポンスブログをご購読ください。

 

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