最近、特定の大量埋め込みキャンペーンについて書かれたブログを見かけるようになりました。この機会に、シマンテックで判明した事実をご報告します。
この攻撃は、すでにペースを速めており、多くの無防備なユーザーが感染しています。攻撃の始まりは特定のサイトに埋め込まれたスクリプトで、このスクリプト自体は http://[削除済み]/urchin.js という特定のサイトをポイントしています。今回のブログでは、悪質なファイルを侵入先のコンピュータにインストールするためにこの攻撃で使われている、いくつかの悪用コードを見ていこうと思います。
スクリプトが埋め込まれたサイトにアクセスすると、ユーザーは悪質なサイトにリダイレクトされます。さらにリダイレクトが続き、最終的には不明瞭化されたスクリプトが含まれるサイトに誘導されます。このスクリプトをデコードすると、iFrame タグが埋め込まれていることがわかります。このサイトに埋め込まれている iFrame タグの不明瞭化を解除すると、次のようになっています。

ページには再生ボタンの付いたビデオが表示されますが、このボタンをクリックすると、次の図のように Adobe Flash Player の更新を推奨する偽のメッセージが出現します。

[Don’t Install(インストールしない)]をクリックしても、更新のインストールを求めるメッセージが繰り返されるだけです。
i.html ページには、多数の悪用コードも潜んでいます。不明瞭化解除への対抗策として、スクリプトでは argument.callee 関数が利用されています。これは、多くの悪質なスクリプトで確認されている関数で、次の図の赤い線で囲んだ部分がこれに当たります。
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