シマンテック、2008 年版のデータセンターに関する調査レポートを発表
より少ないコストで多くのサービスを求められる管理者の実態が明らかに - 世界中のデータセンター管理者は、人員の確保に苦しみながら、コストを削減する一方で、増大する要求やより高いサービスレベルへの対応を求められている2009 年 3 月 26 日
【報道関係各位】
シマンテック コーポレーション ( Nasdaq: SYMC、以下、シマンテック、日本法人代表取締役社長:加賀山 進 ) は本日、データセンターに関する調査レポートの 2008 年版として、「2008 State of the Data Center」を発表しました。今回で 2 回目となるこの年次調査は、データセンターにおいては、より厳しいユーザーからの要求に応え、より高いレベルのパフォーマンス実現を求められる一方で、コストの削減が依然として主要な目標として掲げられており、データセンター管理者が 2 つの相反する目標を抱えていることを示しています。また、データセンターの人員確保が依然として困難であり、サーバーやストレージが十分に活用されておらず、災害復旧 ( ディザスタリカバリ ) の計画が陳腐化していることも示しています。さらに調査の回答者は、データセンターのグリーン化 ( 環境に優しいデータセンター ) の実現に取り組んでいるが、その主な目的はコスト上の利点であると答えています。
シマンテックのストレージ&アベイラビリティマネジメントグループのシニアバイスプレジデントであるロブ ソダーベリー ( Rob Soderbery ) は次のように述べています。「この調査結果は、我々が実際の現場で感じていることを裏付けています。企業の関心は、長期的な ROI 向上のためのプログラムではなく、より短期間にコストを削減するための戦略へと移っています。経済が低迷していている状況においても、容量に対する要求は増え続けているため、ストレージは短期間のコスト削減のための戦略の重点となっています」。
●より少ないコストでより多くのサービスを
調査対象者の 75%が、ユーザーの要求が次第にまたは急速に増大していると答えました。さらに 、回答者の 60%は、企業に求められるサービスレベルの実現が一層または非常に難しくなっていると認識しています。サービスレベルの実現が容易になったと答えた回答者は 10%に留まりました。
しかしながら、今年の主要な目標について質問したところ、圧倒的に多かった回答はコストの削減でした。実際、コストの削減を目標に挙げた企業の数は、目標の 2 番目と 3 番目の回答である、サービスレベルの向上と顧客対応の改善を挙げた企業の合計を超えていました。
「より少ないコストでより多くのサービス」を提供するためにデータセンターが行っている主な取り組みとしては、定型業務の自動化 ( 42%) 、スタッフへの業務横断的なトレーニング ( 40%) 、データセンターにおける複雑性の削減 ( 35%) などが挙げられました。
●人員確保が依然として大きな問題
今回の調査では、36%が人員不足と回答し、人員過剰と回答したのは 4%のみで、人員確保が依然として深刻な問題であることが明らかになりました。さらに回答者の 43%が、条件を満たす応募者を見つけることが極めて難しいと答えています。
人員の問題に対処するために、企業はアウトソーシングやトレーニングを活用しています。回答者の約半数 ( 45%) は、データセンターのスタッフがデータセンター以外の業務にも集中できるようにアウトソーシングを活用しています。企業がアウトソーシングしている IT の業務のうち上位 3 種類は、事業継続 ( 46%) 、バックアップ ( 43%) 、およびストレージ管理 ( 39%) です。回答者の 68%がスタッフのトレーニングが戦略的に重要であるとみなしており、78%が今後 2 年間でトレーニング予算が増加するか現在とほぼ同額になると考えています。
●サーバーやストレージは十分に活用されず
今回の調査では、企業は自社のデータセンターにおけるサーバーの容量の 53%しか稼働していないと答えています。データセンターにおけるストレージの稼働率にいたってはさらに低く、50%となっています。この結果から、多くの企業がサーバーとストレージの両方の稼働率を上げるためのさまざまな取り組みを行っていくとシマンテックでは見ています。
サーバー関連の主な取り組みとしては、サーバーの統合 ( 80%) とサーバーの仮想化 ( 77%) が挙げられています。ストレージについては、ストレージの仮想化 ( 76%) 、継続的なデータ保護 ( 71%) 、およびストレージリソース管理 ( 71%) が主に行われています。
●災害復旧 ( ディザスタリカバリ ) の立ち遅れ
調査は、データセンターの管理において、災害復旧 ( ディザスタリカバリ ) の分野では依然、改善の余地があることも示しています。自社のディザスタリカバリ計画が平均以上であると答えたのは回答者の 35%のみで、27%は改善が必要、9%は計画が非公式である、つまり文書化されていないと答えています。計画外の停止時間 ( ダウンタイム ) の最大の原因はやはり人的エラーであり、原因の 25%を占めています。その次に多いのが、ハードウェア/ソフトウェア障害および、停電です。
●コスト削減を目的としたデータセンターのグリーン化
2007 年版の調査で明らかになったデータセンターの「グリーン化」の傾向は、コスト削減を原動力として 2008 年版でも継続しており、さらに社会的責任 ( CSR ) のための目的も増えつつあります。自社にとってなぜデータセンターのグリーン化の導入が重要なのかという質問に対し、回答者の 54%が電力消費の削減を挙げ、冷却コストの削減 ( 51%) 、地域社会に対する責任意識 ( 42%) と続いています。
●ソリューションの必要性を強調
今年の調査は、企業がデータセンターの複雑性やコストを管理することが引き続き重要であることを示しています。「より少ないコストでより多くのサービスを」という使命を課された企業は、コストの削減と効率化に即効性のあるソリューションを模索しています。
シマンテックのソダーベリーは次のようにも述べています。「企業の IT 管理者や経営幹部は苦境に陥っています。コストの削減は本年は絶対に避けて通れない目標ですが、ユーザーの期待は依然として高く、要求も増え続けています。このような状況から、現在の環境を中断することなくサーバーとストレージにかかるコストを削減することにより、顧客が信頼でき、即座に利益をもたらすソリューションに対する関心が高まっていることがわかります」。
シマンテックの「State of the Data Center」調査について
シマンテックの 第 2 回「State of the Data Center」年次レポートは、2008 年 9 月から 10 月にかけて、米国の Applied Research 社により実施された調査の結果をまとめたものです。この調査は、「Global 5000」にランクされている 21 か国の企業および大規模な公共事業体の 1,600 名のデータセンター管理者を対象に実施しました。
シマンテックについて
シマンテックは、今日の情報主導の社会 ( information-driven world ) において、企業および個人の情報の保護と管理を実現するためのセキュリティ、ストレージ、システム管理のソリューションを提供する世界的なリーダーです。シマンテックが提供するソフトウエアとサービスは、あらゆる箇所で発生するリスクから、情報を包括的かつ効果的に保護し、情報が使用/保存されている場所を問わずに確実に保全します。詳細は www.symantec.com/jp をご覧ください。
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