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News Release

シマンテック、災害対策に関する調査結果を発表 ダウンタイムに要するコストは増大し、目標復旧時間はより厳格化

ディザスタリカバリのテストの実行に不安を抱え、仮想環境の保護において依然として脆弱さを残す企業の姿が明らかに

2009 年 7 月 2 日

【報道関係各位】


シマンテック コーポレーション ( Nasdaq: SYMC、以下、シマンテック、日本法人代表取締役社長:加賀山 進 ) は本日、全世界を対象に実施した 5 回目のディザスタリカバリ ( 災害対策 ) の調査結果を発表しました。調査によると、ビジネスに影響を及ぼすリスクを軽減するため、ダウンタイムで生じるコストの増大と、IT のサービスレベルへの要求がより厳格化することにより、ディザスタリカバリはより強い圧力にさらされていることが明らかになりました。また、2009 年のディザスタリカバリの予算はわずかに増加したものの、今後数年間は横ばいになる見込みで、現状またはそれ以下の予算でより多くを達成することが IT 管理者に求められるとしています。


調査ではまた、2009 年では目標復旧時間(Recovery Time Objectives: RTO)が 4 時間まで減少した一方で、ディザスタリカバリのテストの実行と仮想化が依然として大きな課題であることも示されています。回答者からは、ディザスタリカバリのテストが顧客や収益にますます影響を及ぼし、また、4 回に 1 回はテストに失敗しているという報告が寄せられています。さらに 3 分の 1 近くの企業がディザスタリカバリ計画の一部として仮想環境のテストを実施しておらず、より一層の自動化と環境全体を管理できるツールの必要性が指摘されています。


ダウンタイムに要するコスト

ディザスタリカバリ計画の実施/導入に伴うダウンタイムで発生する費用は、世界で平均して 50 万ドル、日本においては平均して 10 万ドルになっています。また、回答者のうち 93%もの企業がディザスタリカバリ計画を実際に実行しなければならない状況にあるにも関わらず、テストにおいては 4 回に 1 回が失敗しているという事実は驚くべきことです。回答者は、中断後に基本的な運用を復旧するまで平均して 3 時間、起動して実行するまで 4 時間かかると回答しています。これは、わずか 3%の回答者が 12 時間以内であれば基本的な運用を復旧できると回答し、また 31%の回答者が 1 日以内であれば基本的な運用を復旧できると答えた 2008 年の調査結果から大きく前進しています。


ディザスタリカバリの費用に関する 2009 年のトレンド

調査によると、バックアップ、リカバリ、クラスタリング、アーカイブ化、予備のサーバー、複製、テープ、サービス、ディザスタリカバリ計画の開発、オフサイト費用を含むディザスタリカバリへの取り組みに要する年間予算は 5 千万ドルとなっています。回答者によると、この数字は 2009 年中は上昇を続けるものの、半数を超える回答者 ( 52%) は、2010 年に入ると予算は横ばいになり、ハードウェア、ソフトウェア、人員などの資産を IT 管理者が活用していくうえでより困難になるとの見通しを示しています。


昨年より経営陣の関与が倍増

2009 年のディザスタリカバリ調査によると、回答者の 70%が、ディザスタリカバリ委員会に CIO、CTO、あるいは IT 担当役員が参加していると答え、経営陣が参加していると答えた回答が 33%にとどまった昨年の調査から大幅に増加しています。昨年は予算が増えたのを受け、ディザスタリカバリへの取り組みはより強力な差別化要因になり、顧客に与えるダウンタイムの影響はかつてなく大きなものになりました。経営陣の関与が目立ったもう 1 つの原因は、ミッションクリティカルと見なされるアプリケーションの増加です。回答者によるとアプリケーションの 60%がミッションクリティカルとされ、ほぼ同量のアプリケーションがディザスタリカバリの計画に含まれています。これらのシステムのいかなる中断もビジネスに甚大な影響を及ぼすことになります。


ディザスタリカバリのテスト実行は改善しているが、依然として大きな課題

今年は 35%の回答者が、ディザスタリカバリ計画を 1 年に 1 回、またはそれ以下の頻度でテストしていると回答し、昨年から 12%の伸びを記録しました。ただし、4 回のテストのうち 1 回は失敗に終わっており、この領域の大幅な改善の必要性を示しています。企業がテストを行わない理由として寄せられた回答のうち多かったものは以下のとおりです。

  • 人員の時間的リソースの不足 ( 48%)
  • 従業員に支障をおよぼす ( 44%)
  • 予算 ( 44%)
  • 顧客に支障をおよぼす ( 40%)

もうひとつの懸念材料は、ディザスタリカバリのテストが顧客と収益に及ぼす影響が年々大きくなっていると回答する企業が増えていることです。40%の回答者がディザスタリカバリのテストは顧客に影響を与えると回答し、3 分の 1 近く ( 27%) の回答者がこの類のテストが企業の売り上げと収益に影響する恐れがあると回答しています。シマンテックでは、頻繁に実行でき、ビジネスの運用に支障をきたすことのないディザスタリカバリテストの手法を企業が実施すべきであると考えています。また、人的ミスと不適切なプロセスがテスト失敗の主要因だと見ており、一層の自動化の必要性を指摘しています。


仮想化は依然として大きな課題

世界中の回答者の 64%が、仮想化により自分たちのディザスタリカバリ計画を見直したと回答しています。これは 2008 年の 55%から増加しています。しかし、相変わらず 3 分の 1 近く ( 27%) の企業が、ディザスタリカバリへの取り組みの一部として仮想環境のテストを実施していません。この数字は 2008 年の 35%からは減少し、改善が見られます。

その他、回答者の半数以上において以下の傾向が明らかになりました。

  • 53%の回答者が、仮想環境でのミッションクリティカルなデータとアプリケーションを保護する際の最大の問題としてストレージ管理ツールの不足を挙げました。
  • 51%の回答者が、仮想マシンのバックアップにおいて、人員、予算、容量不足が主要な問題となっていると回答しました。低コストを実現するためのより優れた自動化と既存の IT 投資の活用が求められています。

シマンテックのストレージ & アベイラビリティマネジメントグループのシニアバイスプレジデントであるロブ ソダーベリー ( Rob Soderbery )は次のように述べています。「今年のシマンテックの調査は、ディザスタリカバリを導入する際の主要な問題、隠されたリスク、ベストプラクティスを示しています。いくつかの要因は良い方向に向いていますが、ダウンタイムが及ぼすインパクトはこれまでになく増大しています。ダウンタイムに要するコストはビジネスに大きな影響を及ぼすため、IT にはより多くのプレッシャーがかかることになります。企業がもし仮想環境の保護やディザスタリカバリ計画のテストを実行せず、またテストの 4 回に 1 回が失敗に終わっていることを考えると、ビジネスのためにより良くリスクを管理する何らかの変化が求められます。企業は既存の資産を活用しながらこれらのニーズに応えるソリューションを導入すべきでしょう」。


2009 Symantec Disaster Recovery Research レポートについて

5 年目となる 2009 年 Symantec Disaster Recovery Research レポートは、シマンテックが委託により実施した全世界を対象とした年次調査であり、災害対策 ( ディザスタリカバリ ) の計画と準備に関する、企業の傾向を明らかにすることを目的としています。この調査は、独立系市場調査会社である Applied Research West 社により、2009 年 6 月に、米国、カナダ、欧州、中東、アジア太平洋地域、南米の 24 か国に所在する大企業に所属する 1650 名の IT 管理者を対象に、ディザスタリカバリに関する複雑な要因についての識見と理解の把握を目的に実施されました。



シマンテックについて

シマンテックは、今日の情報主導の社会 ( information-driven world ) において、企業および個人の情報の保護と管理を実現するためのセキュリティ、ストレージ、システム管理のソリューションを提供する世界的なリーダーです。シマンテックが提供するソフトウエアとサービスは、あらゆる箇所で発生するリスクから、情報を包括的かつ効果的に保護し、情報が使用/保存されている場所を問わずに確実に保全します。詳細は www.symantec.com/jp をご覧ください。



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