今すぐバックアップを

2007/01/08
まとめ お使いのコンピュータのバックアップに、今すぐ取りかかりましょう。明日に延ばせば、後悔することになります。

避けられないデータ損失

データ損失は「起きるかもしれない」ことではなく、「いつか必ず起きる」ことです。ファイルの破壊やハードドライブの故障。こぼれたカフェラテから果ては洪水や火災まで、コンピュータはさまざまな物理的災害の影響を受けます。さらに、ウイルス、ハッカー、サイバー犯罪などの脅威もあります。

このような災害に見舞われたときには、バックアップが計り知れないほど貴重なものとなります。

データ損失がもたらす苦痛

自分が保存しているデジタル写真、Web サイトのブックマークに費やした時間、完璧な自作ビデオを目指して編集にかけた手間などは、お金に換えられるものではありません。実にかけがえのないものです。

一方、購入したファイルはすべて、何かしらの金額を支払って入手したものです。デジタルファイルのダウンロードには、苦労して稼いだお金を費やしているということです。まさに現実的な金額の点でも、データの損失はただでは済まないものです。

さらに、時間の無駄や不都合を強いられることにもなります。オペレーティング システムを復旧させてソフトウェアを再インストールし、失われたファイルを復元することは、時間がかかる頭の痛い作業です。

苦痛のないバックアップ

定期的なバックアップを設定するには、時間と手間がかかります。ファイルを探して整理し、バックアップ用メディアを選択し、自分の状況に適したツールを選ばなければなりません。しかし、そうした最初の基礎的な作業を済ませてしまえば、あとは優れたツールが作業の大半を引き受けてくれます。

効率的なバックアップのためのヒント

ファイルを整理する - まず初めに、自分が所有しているコンピュータ、ペンドライブ、フロッピーディスク、その他、情報を保存しているすべてのものの一覧表を作成します。次に、それらに保存されているデータを、できるだけ少数のデバイス上にまとめます。ファイルをできるだけ少ない場所にまとめ、きちんと整理した状態にしておくほど、それらのファイルをすべて確実にバックアップすることが容易になります。自分のデータをすべて整理し、把握できたら、それらのバックアップをどのように行うかを考えます。

保存場所の選択 - ユーザーがしなければならない最大の決断のひとつが、バックアップデータの保存場所をどこにするか、ということです。外付けハードディスク、ペンドライブ、CD、ISP のオンラインバックアップサービスを利用したレンタルスペースなどから選択できます。それぞれに利点と欠点があり、どれが最適かはユーザーの利用状況によって異なります。

ペンドライブは手軽で別の場所への保管も容易ですが、記憶容量が限られており、紛失しやすいものです。外付けドライブは大容量ですが、設置スペースがかさばり、別の場所での保管は現実的とは言えません。オンラインバックアップなら物理的なスペースは不要ですが、信頼できるプロバイダを探さなければならず、おそらくスペースの使用料を支払う必要があるでしょう。しかしオンラインバックアップはしだいに普及しつつあり、バックアップツールによっては、パッケージの一環として安全なオンラインスペースを提供するものも見られるようになりました。

優れたツールを探す - コンピュータのバックアップは手動で行うこともできますが、優れたバックアップツールを利用すれば、ユーザーはほとんど何もせずに済むようになります。多くのバックアップツールは、自動化されています。たとえば、バックアップ作業が夜間あるいは自分が出勤している間に行われるように設定することが可能です。

また、ユーザーは外付けドライブ、ローカルネットワーク上、オンラインスペースなど、自分が選択したどのタイプのメディアにもバックアップできるツールがほしいと思うものです。それには、複数のメディアに対応できる柔軟なバックアップツールを使用するのが最良の方法です。そのようなツールであれば、ユーザーのニーズが変化した場合でも新しい状況に対応することができます。

さらに、バックアップツールの中には災害復旧に対応できるものもあり、オペレーティング システムが起動できなくてもシステムとファイルの復元が可能です。最良のツールはこれらの機能をすべて備えています。それを利用することでいかに多くの時間を節約できるかを考えれば、それらのツールは非常に大きな価値があります。

結論

バックアップについては、リスクとメリットを分析すればその結論は明白です。データ損失が発生すれば被害は甚大ですが、データ損失の予防対策はすぐに、また簡単にできます。今すぐバックアップに取りかかりましょう。明日では遅すぎるかもしれないのです。