コンピュータ災害への備え

2005/09/20
まとめ たとえば、ホーム・オフィスのコンピュータがダウンすれば、自分の仕事だけではなく、相手にも非常に迷惑をかけることになります。実は、災害の復旧対策を講じて、被害を最小限に食い止める方法は、きわめて簡単です。

はじめに

火災、停電、地震、洪水。いずれも避けて通ることはできません。新聞やテレビでこうした災害が報じられるたびに、私たちは被害を受けた人々を気の毒に思い、そのことに同情します。また、コンピュータの焼失、システム障害、データ破壊などそれら災害で失ったデジタル資産の被害に、私たちはショックを受けたりもします。それなのになぜか多く人は、常に対岸の火事的に物事を考え、「自分だけは大丈夫」という思っているふしがありませんか?実際には、誰にでも必ずや何らかの災害に対処しなければならない時が来ます。そのため、私たちは、常にさまざまな場面で災害の対策を講じてます。さまざまな保険に入り、非常食を用意し、災害対策を立てて、会社では避難訓練まで行います。しかし、なぜだか、多くの家庭では、大切なコンピュータの災害対策を見落としています。家庭のコンピュータには、公私に渡って、重要な情報が保存されているほとんどであり、そうしたデータを災害から守ることは、実は最も重要な課題のひとつです。いまや家庭生活にコンピュータは欠かせないものとなっており、写真、コミュニケーションやショッピング、宿題などに利用するほか、家庭で仕事をしているユーザーにとっては、自分の仕事の生命線にもなっております。たとえば、ホーム・オフィスのコンピュータがダウンすれば、自分の仕事だけではなく、相手にも非常に迷惑をかけることになります。実は、災害の復旧対策を講じて、被害を最小限に食い止める方法は、きわめて簡単です。しっかりした離れた場所への保管計画を立て、正しいツールを利用すれば、コンピュータ災害を最小限にとどめ、迅速かつ容易に復旧が可能になります。また、大災害に襲われた場合でもデータの安全が保証されるので、安心できます。

離れた場所での保管:大災害の回避

なかでも火災と洪水は、コンピュータにもっとも甚大な被害を及ぼします。そのため、離れた堅固な場所によるバックアップと復旧対策は不可欠です。多くのホーム・ユーザーはハードディスクのバックアップを実行していますが、自宅が洪水や火災に見舞われた場合、データを失ってしまうユーザーも多いと思われます。それは、バックアップ・データをコンピュータの近くに保管しているからです。たとえ、バックアップ・ディスクを離れたクローゼットやガレージにしまい込んだとしても、それでは、深刻な災害から守るためには十分離れた場所とはいえません。システムのバックアップ・データは、リムーバブル・メディアに保存して別の場所に保管することが重要です。

離れた場所に保管する方法はたくさんあります。その前に、まず、バックアップ・ツールと保存用メディアを選択します。災害時にはただでさえ自分自身にさまざまなストレスを強いられるので、リカバリー・ツールはそのストレスをさらに増やすようなものでは困ります。そして、信頼性が高く直観的に操作でき、定期的なバックアップが容易で、いざというときに、容易にファイルを復元できるものでなくてはなりません。また、自分のバックアップ・メディアとの互換性もなければなりません。バックアップ・ツールによっては、CD から DVD ドライブ、リモート・ネットワーク・サーバーまで、耐久性に優れたさまざまな媒体に保存が可能です。これらの記憶媒体の多くは大容量ですが、さらに、データ圧縮機能を備えたバックアップ・ツールを利用すればより多くのデータを保存することができるため、何枚ものディスクに保存し分けたり、大量のアップロードを行ったりと、作業の手間が省けます。

次に、バックアップ・ツールとそれに適したメディアを選択したら、バックアップ・データの保管場所を決める必要があります。選択肢は無限ですが、どこを選ぶにしても、安全で容易にアクセスでき、自宅から十分に離れた場所でなくてはなりません。インターネット上のバックアップ・サービスを利用するのも一案です。最近では、自社サーバー上にデータ保存スペースを提供するサービス・プロバイダが増えてきており、離れた場所にファイルをアップロードする方法は、従来の離れた場所の保存方法に替わる魅力的な選択肢となります。もちろん、そのようなサービスの利用にあたっては、サービス・プロバイダとセキュリティ対策が信頼できるものであることを確認してください。どちらにしろ、バックアップを定期的に行い、そのデータは自宅から離れた場所に保管するのがもっとも重要です。

さまざまなかたちで発生するコンピュータ危機

家庭でのコンピュータが受ける被害は、物理的な災害によるものだけではありません。危険度の低いことであっても、コンピュータの機能を低下させたりデータを破壊することがあります。システムがクラッシュしたり、子供がいたずらしてデータを変更してしまったり、大人でもうっかりファイルを削除してしまうことがあるからです。こうした事は大きな問題ではありませんが、時たま、深刻な事態になる場合があります。そのためには、やはりこうした問題にも備えておくことも重要です。物理的な災害の場合と同様、定期的なバックアップが欠かせません。ただし、こうした比較的小さな問題には、大規模なバックアップと復元ではなく、もう少し容易な対応が求められます。そのためには、強力で、俊敏なバックアップ・ツールが必要となります。たとえば、損傷を受けたファイルが少数であればそのファイルだけを復元したり、また、設定に影響を受けた場合は、簡単な方法で元の設定に戻すなど、必要な機能となります。一方、オペレーティング・システムに障害が発生するような問題には時間がかかる復旧作業が必要になります。コンピュータの危機はさまざまなかたち、さまざまな規模で発生するため、バックアップおよびリカバリー・ツールにはあらゆる問題に対処できる柔軟性が必要となります。

目的に合わせた適切なツールで万全の対策

災害時には、人間は、平常心の心理ではないため、バックアップ・ツールの品質の良し悪しで、ユーザーがひどいフラストレーションに陥る可能性があります。そのため、シマンテックはその点を理解し、高品質のバックアップおよびリカバリー・ソリューションを提供しています。Drive Image® ( ドライブ・イメージ ) は、システム全体のバックアップおよび復元を行う強力な機能と、選択したファイルのみを復元する柔軟性を併せ持つオールインワン・ソリューションです。CD および DVD 、USB および FireWire® 対応デバイスをはじめとするほとんどすべてのメディアおよびネットワーク・ロケーションとの互換性を備えるとともに、データ圧縮機能も内蔵しているため、ファイルを管理しやすいサイズに圧縮できます。Windows ベースの使いやすいインターフェースにより、自動バックアップの設定およびスケジュール設定も容易に行えます。一方、Norton GoBack™ Personal Edition ( ノートン・ゴーバック・パーソナル・エディション ) は、不測のシステム・クラッシュやインストールの失敗、不注意によるデータの削除などへの対処に最適なツールです。この強力で便利なツールを利用すれば、上書きしてしまったファイルの復元や、システムをクラッシュする前の状態に戻すことが容易にできます。また、Norton Ghost™ ( ノートン・ゴースト ) は長年の実績を誇るホーム・オフィス・ソリューションです。システム全体のバックアップ機能を備え、ハードディスクのクローニング ( 完全複製 ) およびシステムのアップグレードが簡単にできます。IT の専門家にも人気の高いこの Norton Gohost™ は、急成長するホーム・オフィスに理想的なツールです。Norton Ghost™ および Norton GoBack™ は個別の購入も可能ですが、Norton System Works™ Professional ( ノートン・システムワークス・プロフェッショナル ) を購入すると、両方が含まれています。

私たちの暮らしの中で、災害は突然やってきます。しかし、わずかな対策と適切なツールがあれば、そうした災害の影響を最小限に抑えることができます。そのためには、今すぐ優れた災害復旧ツールを購入し、自動バックアップ・スケジュールを設定して、時折は、事前に予行演習もしましょう。そうすれば、備えは万全です。