ホームコンピュータは依然として、サイバー犯罪者やその他のオンライン脅威にとって格好の標的です。このアーティクルでは、最新の統計から、それが個人/ホームオフィスのユーザーにとってどのような意味を持つのかについて解説します。
統計データ:2006 年 9 月に発行されたシマンテック インターネットセキュリティ脅威レポートによれば、最近のインターネット攻撃のうち 86%が、ホームユーザーを標的にしたものでした。
意味すること:完全なセキュリティソリューションでホームコンピュータを保護することが重要です。また、セキュリティソフトウェアを頻繁に更新し、最新の脅威について常に把握しておくことも重要です。
統計データ:新たに発見された Web ブラウザーの脆弱性の数は、2006 年の上半期に 50%超増加しました。
意味すること:不運なことに、Web ブラウザーが脆弱性ポイントとなっています。しかし、ブラウザーの開発者たちはこのことを知っており、脆弱性が発見されるたびにセキュリティパッチを公開しています。ブラウザーの更新を定期的にダウンロードするようにしましょう。
統計データ:Microsoft Internet Explorer ( IE ) は依然として、もっともよく攻撃されるブラウザーです。
意味すること:IE を使用すると、他のブラウザーを使用した場合よりも多くの攻撃にさらされることになります。また、IE は、脆弱性が発見されてから危険にさらされている期間がもっとも長いブラウザーであり、Microsoft からパッチが公開されるまでに平均 9 日かかっています。IE を使用しているユーザーは、別のブラウザーを使ってみることを検討してもよいかもしれません。
統計データ:フィッシング電子メールは、過去 6 ヶ月間で 80%超増加しており、また、もっとも広まっている悪質プログラムのうち 60%が、秘密情報の流出をもたらしました。
意味すること:特にオンラインバンキングやオンラインショッピングのサイトへの接続時などに、ユーザーの身元情報、金融情報、およびプライバシーがリスクにさらされています。身元情報や金融情報をフィッシングなどの詐欺行為から保護するために、シマンテックの製品 Norton Confidential などのオンライン取引ソリューションの導入を検討しましょう。悪質なコードに対抗するために、ウイルス対策、パーソナルファイアウォール、スパム対策、およびスパイウェア対策ソリューションを使用して、これらを常に最新の状態に維持しましょう。
統計データ: スパムメールには、122 通に 1 通の割合で、悪質なコードが含まれています。
意味すること:平均的なホームコンピュータユーザーは、定期的に危険なスパムに遭遇しています。身を守るために、見知らぬ人からの、または身に覚えのない電子メール添付ファイルは開かないようにしましょう。電子メールと IM の添付ファイルをスキャンできる優れたスパムフィルター、強力なパーソナルファイアウォール、およびウイルス対策ソリューションを使用しましょう。
統計データ:新しいセキュリティリスク上位 10 件のうち 3 件は、ユーザーを欺いて、実際は役に立たないセキュリティソフトウェアが必要であるかのように思い込ませる詐欺行為に関するものです。
意味すること:騙されて、価値のない、あるいは有害でさえあるようなセキュリティソフトウェアを購入させられる可能性があります。典型的な例は、セキュリティスキャナーのように見せかけたオンラインプログラムが、ユーザーのコンピュータが脅威にさらされていると報告するというものです。そして、そのような脅威に対処するためのソフトウェアを購入させようとします。しかし、そのような脅威は実際には存在せず、そのようなソフトウェアも、実際にはほとんど、あるいはまったく保護に役立ちません。最悪のケースでは、保護されないだけでなく、悪質なコードを埋め込まれて、ソフトウェアの購入のために提示したクレジットカード情報が盗まれることもあります。
このような詐欺行為を回避するために、ウイルス対策ソフトウェアを最新の状態に保ち、信頼できるベンダーのセキュリティソフトウェアだけを使用するようにしましょう。
統計データ:次にやって来る大きな脅威は、ブログ、メディアファイル共有、およびソーシャルネットワーキングサイトに関するものではないかというのが、シマンテックの専門家たちの間で一致した見方です。
意味すること:シマンテックの専門家たちは、これらの技術の相互接続性とユーザーコミュニティ内に築かれた暗黙の信頼を利用して、フィッシング詐欺師やその他のサイバー犯罪者が、これらのプラットフォームから新しい攻撃を開始するのではないかと考えています。したがって、ブログを使用したり、ファイルを共有したり、オンラインソーシャルネットワーキングに参加したりしているユーザーは、常に最新のセキュリティ ソフトウェアを使用するようにするとともに、個人の機密情報を尋ねて来る相手には疑いを抱くようにしましょう。
既存の脅威がより広範囲に広まるとともに、新しい脅威が次々と出現している現在、ホームコンピュータユーザーにとって、セキュリティの全体像はいっそう複雑なものとなっています。しかし、優れたツール、最新の情報、および警戒を怠らない姿勢をもってすれば、サイバー犯罪者の機先を制することができます。