お子様の安全な My Space® 利用のために

2007/01/22
まとめ My Space® などのソーシャルネットワーキングサイトが、保護者にとって深刻な心配の種となることがあります。

はじめに

My Space や Friendster® などのサイト名を聞いたことがあると思います。もしかすると、あなたのお子様もこれらのサイトにアカウントを持っているかもしれません。しかしごく一般的な保護者の方であれば、お子様がそれらのサイトをどのように利用しているかを正確には把握していないのではないでしょうか。親として、これらのサイトについて学び、お子様と対話し、決まりを作る。それをするかどうかは、親であるあなた次第です。

ソーシャルネットワーキングの基本要素

ソーシャルネットワーキングサイトで提供される基本的な機能は、どこでもほとんど同じです。それは、パーソナルプロフィール、ブログ、そして双方向の「友だち」リストです。
  • パーソナルプロフィールとは、ユーザーが自分自身についての情報を書き込める Web ページです。通常、プロフィールに含めることができる情報は、自分の氏名、写真、趣味、興味を持っていることなどに限られています。また、自分のブログや自分でアップロードした写真やビデオへのリンクを含めることもできます。
  • ブログは、オンラインの日記です。内容を特定のテーマに絞ったブログもあります。多くの子供たちがブログを従来の日記と同じように利用し、日々の行動や考えたこと、感じたことを書き込んでいます。ただし日記と異なるのは、ブログが他の人々と共有することを目的としているという点です。
  • 友だちリストは、自分が信頼し、より多くの情報を共有したいと考える人たちを集めたリストです。この友だちリストに載っている人には、通常、そのユーザーの「個人」情報へのアクセス権と、ユーザーのブログにコメントを書き込む権利が提供されます。中には、オンライン上に非常に多くの友人を持っている子供もいます。
ソーシャルネットワーキングのアカウントを作ることは容易です。アカウントの取得は一般に無料であり、多くの場合年齢制限を設けていますが、ユーザーの年齢や身元を確認することはほとんど不可能です。年齢制限の下限に達していないユーザーは多く、十代のユーザーの中には実際より高い年齢を自分のプロファイルに書き込んでいる場合もあります。

お子様の行動とセキュリティに関するリスク

ソーシャルネットワーキングサイトが、お子様の行動とセキュリティに関する問題を引き起こすことがあります。

ネットいじめ - 子供は、相手に面と向かっては言わないようなことでも、オンライン上でならためらわずに言ってしまいがちです。お子様がそのようなからかいの言葉を発信する側、受ける側どちらであっても、ネットいじめはお子様を感情的な対立に巻き込みます。

不正行為 - 子供の発言がより深刻な事態を招くこともあります。自分の行為がどのような法的問題を引き起こすかを理解していない十代の子供が、反感を抱く教師などの大人を中傷するケースが知られています。

プレデター ( 情報の不正入手と悪用 ) - 残念ながら、大人はこれらのサイトを利用して、標的にするための青少年を探すことが可能です。個人のプロフィールをあさってよく行くたまり場、住所、学校名などを調べ、子供に近づくために必要な情報を入手します。

お子様の安全を守る対策

お子様の My Space アカウントを無効にすることは可能です。また、Web を検索してお子様が自分のページにどのような書き込みをしているのかを調べることもできます。しかしそのようなことをすれば、お子様は保護者の方に信頼を裏切られたと感じるかもしれません。それに、お子様にとっては保護者の方に内緒で別のアカウントを取得するのは、ごく簡単なことです。むしろ、お子様と対話し、信頼関係を築き、教育することが、より効果的な方法であると言えます。

まずは、保護者の方がお子様のプロフィールやブログにアクセスすることをお子様に認めてもらいます。お子様の個人的なページも含め、それらの内容を適宜保護者の方がご覧になることに同意していただくのです。次に、以下の基本的な決まりを守るようお子様に勧めます。
  • お子様の姓、学校名、住所、よく行く場所など、自分の居場所が特定されるような情報をネット上に書き込まない。
  • お子様が利用するサイトのプライバシー保護機能を活用して、個人的な書き込みを自分が知っていて信頼できる人のみに限定する。実際にどういう人かを知らない相手は、自分の友だちリストに入れない。不快なこと、嘘、人の名誉を傷つけるようなことを書き込みする人は「友だち」リストから削除する。
  • 相手がどのような人であるかを正しく確認できない場合には、オンラインで知り合った友人と実際に会うことに同意しない。また、たとえその人の身元が確認できても、会うときには慎重にして、公の場で複数の人たちと共に合うようにする。
  • 知らない人がお子様の身元や居場所を特定するヒントとなるような写真や画像を、ネット上に公開しない。そのような写真はお子様のセキュリティを脅かし、お子様に対する親戚、雇用主、入試カウンセラーなどの印象に影響を及ぼします。
  • 自分のブログに書き込まれたコメントを監視して、友だちが人を傷つけるような情報を書き込んでいないことを確認する。人々に読まれたくない内容があればすべて削除し、そのような投稿者を自分の友だちリストから削除することを考える。
  • 自分の年齢を偽らない。実年齢より上であるように装うと、お子様が危険な状況に陥ることがあります。年齢制限の下限に達していない場合は、Live Journal など、低年齢層向けでより安全な環境を提供するサイトを探します。
  • お子様がネット上で発言したことは、たとえプライベートなページでの発言であっても公開される場合があります。お子様のアカウントが、うわさを広めたり他の人の個人情報を漏らしたりするために使用されることがないようにします。お子様の行動が、お子様自身や保護者の方にとって深刻な事態を招くことがあります。

結論

オンライン上での友だち付き合いは、子供にとって世界と交流するための心躍る新しい手段となります。しかし、それによってプライバシーや行動についての従来の考え方が問い直されています。保護者の方がお子様のオンライン活動にかかわり、お子様の安全を保護してトラブルに巻き込まれるのを防ぐことが必要です。