医療から金融、家族・友人への電子メールまで、インターネットは高齢者が時間を節約し、積極的に活動する際の安全かつ便利な手段です。 コンピュータとインターネットに対して初めはとっつにくい印象を持つかもしれませんが、安全かつ効果的な使い方を覚えるのは簡単です。
インターネットでは、次のような高齢者向けの有益な情報が数多く提供されています。
- 電子メール、インスタントメッセージ、個人 Web サイトを使用すれば、お金も手間もかけずに家族や友人と連絡を取り合うことができます。
- インターネットでは、膨大な量のニュース、辞書、百科事典を利用できます。
- 家族の履歴をオンラインで調査する
- ガーデニングのコツから旅行の記事まで、オンラインコミュニティにはライフスタイルを豊かにしてくれる情報が満載です。
- オンラインバンキングを利用すれば、いつでも請求額を自動的に支払い、残高を確認できます。
- オンラインストアでは、郵便の利用や郵便局へ出向く手間を省くことができ、プレゼントを購入して世界のどこにでも発送できます。
- 医療サービス提供者の多くは Web サイトを開設しているので、そこで医者を探したり、医療手当を調べたり、診察を予約したり、処方薬を注文したりすることも可能です。
基本的なコンピュータのスキルは簡単に習得でき、トレーニング用教材もたくさん揃っています。 多くの高齢者センター、コミュニティカレッジ、クラブなどで、コンピュータの講習が開かれています。 インターネット自体にも、トレーニング用教材があります。
SeniorNet ( 英語 ) や
AARP ( 英語 ) などの団体では、高齢者がオンラインを有効に活用できるようにトレーニングを提供しています。
インターネットで安全を確保するには、自覚と適切なツールが必要です。 技術的に高度な侵入者や破壊者は、ウイルスなどの方法を用いてコンピュータのセキュリティをかいくぐります。そのため、犯罪者の侵入を防ぐために家に鍵をかけるのと同様に、コンピュータのセキュリティを確保する必要があります。
たとえば、
Norton Internet Security を使用すると、コンピュータの周囲に境界を設定できます。 Norton Internet Security は、住宅のセキュリティシステムと同じように、友人の通過を許可しながら侵入者を遮断します。 また、危険なウイルスを自動的に検出して削除します。
残念なことに、インターネットでは詐欺師が活動を続けています。 たとえば、長らく音信不通だった親戚の遺産を受け取る手続きについて説明する電子メールを受け取ったことがあるかもしれません。 銀行口座番号をケニアの弁護士に知らせるだけの簡単な手続きです。 こうした電子メールには反応せず、削除してください。 話が出来過ぎであると直感的に感じる場合、その話はほぼ間違いなく偽りです。
決して 社会保障番号をオンラインで他人に知らせないでください。 フィッシング攻撃という名前で知られる詐欺では、犯罪者は、合法的な団体を装い、個人情報または金融情報を聞き出そうとします。 偽の電子メールと Web サイトを使って、銀行、政府機関、オンラインオークションサイト、または慈善団体になりすまします。 こうした詐欺行為では、頼んでもいないのにメールが届けられます。そこに、彼らが偽者だという最初の手がかりがあります。 無名の会社または団体が、こちらの意思とは関係なく送られてきた電子メールで社会保障番号などの機密情報を要求してくるのです。
こうした電子メールの多くが、情報を入力するための Web サイトにユーザーを誘導しようとします。 Web サイトには企業のロゴなどがあり、何ら問題はないように見えますが、ほとんどの場合 Web アドレスをよく見ると、その組織の実際のアドレスとは違うことが分かります。
頼んでいないのに送られてきた電子メールには反応しないでください。また、
必ず 組織に直接問い合わせてからでないと、個人情報をオンラインで教えてはなりません。
インターネットにはとっつきにくい感じがあるかもしれませんが、少々の時間を割いて基本事項を学べば、それ以上の価値が得られます。 そのことに気付く前に、慣れた調子で Web サーフィンを楽しんでいるでしょう。