安全でスマートなオンラインショッピング

2006/04/07
まとめ 新しい技術が多くの人が信用されるまでには時間がかかるため、オンラインショッピングは今でも一部の消費者から敬遠されています。その主な理由は、「あまりにリスクが高い」と考えられていることです。 しかし実際のところ、オンラインショッピングは極めて安全です。
少し前まで、オンラインは革命的な概念でした。現在では、オンラインショッピングは不可欠なものとなっています。 米国だけでも、消費者は毎年インターネット経由で数百億ドルを出費しています。 当然のことです。オンラインショップは、従来の店舗型ショップに代わる利便性の高い選択肢です。 オンラインショップによって、ショッピングは都合のよいときに自宅でできるようになりました。 もちろん、新しい技術が多くの人が信用されるまでには時間がかかるため、オンラインショッピングは今でも一部の消費者から敬遠されています。その主な理由は、「あまりにリスクが高い」と考えられていることです。 しかし実際のところ、オンラインショッピングは極めて安全です。 今日の賢明な利用者は、Web ベースの店が基本的には実在する店舗の延長であることを理解しています。 したがって、通常の消費者に適用される保証措置によって、オンラインショッピング利用者も保護されます。 同様に、実際の店舗で消費者としてこれまでに積み上げてきた直感や経験は、インターネットでも同等に適用できます。 オンラインショッピングの技術とオンラインショッピングの利用者としての自分自身を信頼できれば、ほとんどの懸念は解消されます。 ただし、インターネットは確かに取引用の手段としては新しい独特の媒体であり、オンラインショッピングをより安全に体験するために学ぶべき基本的な事項がいくつかあります。

売り手を知る

無意識かもしれませんが、商店街で買い物をしたり大通りを歩いたりしているときに、あなたは自分に何かを販売しようとする人たちに対して常に判断を下しています。 店舗の美観や整然としているかを評価しているのです。 その店の評判や過去のそこでの経験から、その店の実績を考えます。 オーナー、マネージャー、販売担当者と直接話をするのは、売り手候補の好感度を測るための非常に有効な方法です。 Web 上では、このような査定をするのは少々困難です。 インターネットでは直接人に会うことはできません。 ほかの顧客が取引をしているところを見ることもできません。 さらに、店の事務所や倉庫の状態も観察できません。 それでも、ベンダーとその評判を詳しく知るためにできることは多数あります。 Better Business Bureau や、店が所属する商工会議所で、その企業の業務実績に関する客観的な評価を入手できます。 店の Web サイトで、基本的な会社情報を探してみてください。 販売者の所在地、電話番号、その他の基本的な会社情報が見つかるはずです。 何も隠す必要のない売り手であれば、このような情報をすべて公開しています。 オンラインショップのオーナー、事務所の所在地、保証と返品の条件などを知ることができない場合は、その小売業者の利用は避けた方がよいかもしれません。 結論は、基本的な情報を調べることができて信頼できるベンダーとのみ取引を行うべきである、ということです。

安全なサイトを利用する

Web ベースの店の多くは、オンラインでの購入をできるだけ安全なものにするための手段を講じています。 高度な暗号化方式や認証プロセスを使用して、クレジットカード番号を守り、個人情報が他人によって不正使用されるのを防止しています。 ただし、すべてのサイトがこれらの技術を採用しているわけではなく、利用しようとしているオンラインショップが取引を安全に処理しているかどうかを判断するのはあなたの責任です。

オンラインショップがセキュリティ対策を採用しているかを示すサインがいくつかあります。 Internet Explorer または Netscape を使用している場合は、サイト内の安全な部分にいることを示す「鍵」アイコンがブラウザに表示されます。 また、安全なサイトでは、インターネットアドレスに少し手が加えられています。 サイトの URL は、「http://」ではなく「https://」で始まります。 この「s」は、そのサイトが安全なサーバーを使用していることを意味します。 さらに、多くのオンラインショップでは、利用者が安全な領域へ移動しようとするときにポップアップウィンドウを表示します。 このようなサインが 1 つも見当たらない場合は、ほかの小売業者を探した方がよいかもしれません。

クレジットカードで支払う

オンラインショッピングに関連して話題に上ることが最も多い不安の 1 つが、クレジットカード詐欺です。 皮肉なことに、クレジットカードでの支払いは、Web 上で取引をする場合の最も安全な方法です。 暗号化と認証の技術によってほとんどの取引は極めて安全であるだけでなく、米国の法律では、クレジットカードが許可なく使用された場合、あなたが請求される可能性のある額は 50 ドルを上限としています。 小切手や郵便為替、そしてもちろん現金払いをした場合は、このような保護は適用されません。 オンラインで買い物をする場合は、決して現金を送ってはいけません。

それでもクレジットカードの使用に心配がある場合は、オンライン購入用に、代用のクレジットカード番号または 1 回限りの使い捨てクレジットカード番号を用意します。 一部のクレジットカード会社では、カード所有者に向けて、こうした 1 回限りの番号を使用した支払い方式の提供を開始しました。 代用のクレジットカード番号は 1 回の購入に限って有効で、使用されるとすぐに期限切れになります。 ハッカーや悪意のある従業員がクレジットカード番号を盗み見たとしても、カード所有者が損害を被ることはありません。 代用のクレジットカード番号が利用できるかどうかは、契約先のクレジットカード会社に確認してください。

取引記録を保管する

オンライン取引の記録は、すべて残しておいてください。 取引記録は、出荷日やその他の詳細を追跡するための便利な方法です。 オンライン購入に関してトラブルが発生した場合、取引記録は重要な証拠にもなります。 幸いなことに、記録を保管するのはとても容易です。 大半のオンラインショップでは、取引が完了したときに概要ページを提供しています。 そのページを印刷して、ファイルに保管するだけです。 概要ページをダウンロードし、ハードディスクドライブに保存することもできます。 こうすれば、すべての取引に対して 2 組の控え (紙と電子媒体) を持つことになります。

買い物についての良い習慣は続ける

オンラインでショッピングをするからといって、普段の習慣を放棄するのがよいわけではありません。 たとえば、オンラインで大きな買い物をする前には、あちこち見て回ってください。 実際に始めてみると、オンラインでの比較購買は簡単で時間もかからないことに気付くでしょう。 分単位というよりは秒単位であるショップからほかのショップへ移動でき、すでに閉店したショップに無駄足を踏むということもありません。 Web ベースの店舗は毎日 24 時間営業しています。 便利ではありますが、あらゆる種類の買い物に利用するのはお勧めできません。 たとえば、珍しい、または高額な収集品を Web で購入することには慎重になってください。 そのような種類のものは、購入を決定する前に実物を見て吟味する必要があります。 同様に、オンラインオークションに参加する場合にも十分な注意が必要です。 入札する前に、購入しようとしているものを正確に把握しているか確認してください。 さらに、オークション事業者が信頼できるか、オークションのルールを読んで理解しているかどうかを確認してください。

コンピュータを保護する

最後に、自宅で書類や現金を守るように、取引に使用するデジタルツールの一式も安全に保つ必要があります。 シマンテックでは、必要となる保護を実現するさまざまなツールを提供しています。 Norton Personal Firewall は、コンピュータをハッカーから隠し、個人情報窃盗犯が個人情報を入手するのを防止します。 さらに、無用のスパイウェアや cookie を一掃し、オンラインの活動が覗き見されないように保護します。 その一方で、Norton AntiVirus は、コンピュータに侵入してデータを危険にさらす可能性のあるトロイの木馬やその他の脅威に対して防御します。 データやプライバシーを保護し、ユーザーが安心してオンラインを利用できるように設計されたツール群である Norton Internet Security を入手すれば、これらすべての防衛策が 1 つのソリューションとして入手できます。 賢明な消費者としてのアプローチと、シマンテックのこれらのソリューションを組み合わせれば、オンラインショッピングが本来意図されたような、従来の市場に代わる、便利で安全なものになります。