Microsoft Windows Server サービスの RPC 処理にリモートでコードが実行される脆弱性
危険性
高
発見日
2008 年 10 月 22 日
解説
Microsoft Windows に、Server サービスのリモートプロシージャコール (RPC) 処理に影響を及ぼすリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、SYSTEM レベルの特権で任意のコードを実行することが可能になります。悪用に成功すると、影響を受けるコンピュータが完全に侵害されます。この問題は、広範囲で自動化して悪用される可能性があります。攻撃者がこの問題を悪用するには、Windows Vista と Windows Server 2008 プラットフォームへの正当なアクセスが必要です。この脆弱性は Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista、Windows Server 2008 に影響を及ぼします。
推奨する対策
外部からサービスが要求されない限り、外部からのアクセスをネットワークの境界でブロックしてください。
グローバルなアクセスが不要の場合は、影響を受けるコンピュータへのアクセスをネットワークの境界でフィルタ処理してください。信頼できるコンピュータやネットワークへのアクセスに限定することで、この脆弱性の悪用が成功する危険性を大幅に軽減できます。
すべてのソフトウェアを最小のアクセス権限しか持たない非特権ユーザーとして実行してください。
この脆弱性が悪用された場合の影響を緩和するため、動作に最小限必要なアクセス権でアプリケーションを実行してください。
ネットワーク侵入検知システム (NIDS) を導入してネットワークトラフィックを常時監視させます。
ネットワーク侵入検知システム (NIDS) を導入し、ネットワークトラフィック上で異常な、または不審なアクティビティの兆候がないかどうかを監視します。このようなアクティビティは、NOP スレッドなどの要求や予期しない受信トラフィック、送信トラフィックだけではありません。このような状況は、脆弱性が悪用され、その結果不正アクセスが試みられたり実行されたりしたことを示している場合があります。
多重的なセキュリティ強化対策を講じてください。
さらに、非実行のスタックやヒープの構成、メモリセグメントのランダムマッピングなどのメモリ保護対策を講じてください。これにより、メモリ破壊を引き起こす脆弱性の悪用を困難にできます。
マイクロソフト社は、この問題に対応したセキュリティ情報と更新プログラムをリリースしました。詳しくは、次の参考情報をご参照ください。
クレジット
本件は、マイクロソフト社によって開示されました。
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