Infostealer.Antigen

危険度 1: ほとんど影響なし

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発見日: 2002 年 10 月 31 日
更新日: 2007 年 2 月 13 日 1:10:27 PM
別名: Trojan.PSW.Antigen.c [AVP], Antigen.c [McAfee], PWSteal.Antigen
種別: トロイの木馬
感染サイズ: 17,408 バイト, 125,018 バイト
影響を受けるシステム: Windows 2000, Windows 95, Windows 98, Windows Me, Windows NT, Windows XP


PWSteal.Antigen が実行されると、次のことを行います。

%system%\Gp.dat ファイルを作成します。


注意: %system% は可変です。このトロイの木馬はシステムフォルダを探し出し、その場所に上記のファイルを作成します。システムフォルダは標準では、 C:\Windows\System (Windows 95/98/Me)、C:\Winnt\System32 (Windows NT/2000)、または C:\Windows\System32 (Windows XP) です。


このファイルは無害ですが、トロイの木馬が集めた情報が含まれています。

また、このトロイの木馬は自分自身に付加されている何らかのデータを自身から分離させ、一時的なフォルダに配置する可能性があります。そのデータはプログラム (悪質あるいはそうでない) の形態をとることもあります。その場合、トロイの木馬は分離させたプログラムを実行します。これはトロイの木馬以外のプログラムが動作しているように見せるためと思われます。

感染先コンピュータの OS が Windows 95/98/Me の場合、PWSteal.Antigen はローカルのコンピュータ上に保存されているパスワードキャッシュにアクセスしようとします。キャッシュされているパスワードにはモデムおよびダイアルアップ接続パスワード、URL パスワード、共有パスワードなどがあります。

収集した情報はその後、独自の SMTP クライアントエンジンを使ってトロイの木馬の作成者に電子メールで送信されます。 そのメールには次の特徴があります。

差出人:
lamer@lamers.org

宛先:

トロイの木馬に組み込まれている幾つかのアドレスに送信します。

本文:
(各フィールドにはトロイの木馬が収集した情報が挿入されます。)

Provider:
Area code #:
Phone #:
Primary DNS:
Secondary DNS:
Primary WINS:
Secondary WINS:
Script file:
Login:
Password:

添付ファイル:
Getpass.txt (収集したキャッシュに保存されているパスワード情報が含まれます。)

推奨する感染予防策

シマンテックセキュリティレスポンスでは、すべてのユーザーと管理者の皆様に対し、基本的なオンラインセキュリティ対策として日常的に次のことを実行することを勧めています。

  • 不必要なサービスをすべて無効化するか、あるいは削除する。 OSの多くは標準で、FTPクライアント、telnet、Webサーバーなどコンピュータの操作に必ずしも必要ではない付加的なサービスをインストールします。そのような付加的サービスは、攻撃の侵入経路として利用されます。そのような付加的なサービスを削除することによって、複合型リスクの攻撃経路をその分少なくすることができ、パッチ適用時にも更新が必要なサービス数を減らすことができます。
  • 1 つ以上のネットワークサービスが複合型脅威によって悪用された場合、パッチを適用するまでの間、攻撃対象となったサービスを無効にするか、またはそのサービスへのアクセスを遮断する。
  • 常に最新のパッチを適用しておく。特に、公開サービスをホストしていたり、HTTP、FTP、メール、DNS サービスなど、ファイアウォールを介してアクセス可能にしているコンピュータに対しては必ず最新パッチを適用しておくよう心がけてください。 . また、この記事、信頼できるセキュリティ情報、ベンダーの Web サイトのいずれかで言及されているセキュリティアップデートがある場合、そのセキュリティアップデートも適用してください。
  • パスワードポリシーの徹底。 複雑なパスワードを設定しておけば、セキュリティが低下したコンピュータ上に保存しているパスワードファイルの解読を困難にすることができます。これにより、攻撃を受けた場合でも被害を防止あるいは最小限に抑えることができます。
  • メールサーバーを、ウイルスが感染拡大を試みる際によく使用するファイル拡張子(.vbs、.bat、.exe、.scrなど)が付いた添付ファイルを含むメールをブロックあるいは削除するように設定しておく。
  • ネットワーク接続しているコンピュータが感染した場合は、他のコンピュータへの感染拡大を防止するために、そのコンピュータをすみやかにネットワークから切り離す。被害を受けたコンピュータに対し被害状況の分析を行ない、信頼できるメディアを使って復旧を図る。
  • 予期せぬメールが届いた場合には、添付ファイルを開かないように従業員を指導する。 また、インターネットからダウンロードしたソフトウェアについては、必ずウイルススキャンを実行し、問題がないことが確認できるまでは絶対に起動しない。 既知のセキュリティホールに対応するパッチが適用されていないWebブラウザーを使用している場合は、安全でないWebサイトにアクセスするだけで感染する可能性があることに留意する。

記述: Serghei Sevcenco
ノートン 2010 シリーズ登場
Symantec Endpoint Protection