Trojan.Vundo はアドウェアプログラムのコンポーネントで、ポップアップ広告をダウンロードして表示します。これは、スパム 電子メール内に含まれている Web サイトリンクにアクセスすることでインストールされることが分かっています。
Trojan.Vundo は、次のコンポーネントから構成されています。
「Microsoft Internet Explorer に、不正な IFRAME リモートバッファオーバーフローの脆弱性(BID 11515http://www.symantec.com/ja/jp/business/security_response/vulnerability.jsp?bid=11515)」を悪用する HTML コードダウンローダーコンポーネントアドウェアアドウェアにインストールされた DLL モジュール
「Microsoft Internet Explorer に、不正な IFRAME リモートバッファオーバーフローの脆弱性(BID 11515http://www.symantec.com/ja/jp/business/security_response/vulnerability.jsp?bid=11515) 」を悪用し次のドメインから C:\bla.exe ファイルをダウンロードし、実行しようと試みる HTML コード
http://83.149.86.132/minst.exe
上記ファイルはこのトロイの木馬のダウンローダーコンポーネントです。
「Microsoft Internet Explorer に、不正な IFRAME リモートバッファオーバーフローの脆弱性(BID 11515http://www.symantec.com/ja/jp/business/security_response/vulnerability.jsp?bid=11515)」 が悪用されたときに、仮想メモリーが機能低下する可能性があります。
一度実行されるとこのトロイの木馬は、次の文字列から構成されるファイル名を持つ 1 個の .exe ファイルを作成します。
abr av anti ac acc ad ap as bin bas bak cab cat cmd com cr c drv db disk dll dns dos doc dvd eula exp fax font ftp hard iis img inet info ip java kb key lib log main ms mc mfc mp3 msvc net nut odbc ole pc ps play ras reg run sys srv svr svc s tapi tcp task un url util vb vga vss xml wave web w win wms
その後上記のファイルを、次のフォルダに保存し実行する可能性があります。
%Windir%\addins%Windir%\AppPatch %Windir%\assembly %Windir%\Config %Windir%\Cursors %Windir%\Driver Cache%Windir%\Drivers%Windir%\Fonts %Windir%\Help %Windir%\inf %Windir%\java %Windir%\Microsoft.NET %Windir%\msagent %Windir%\Registration %Windir%\repair %Windir%\security %Windir%\ServicePackFiles %Windir%\Speech %Windir%\system %Windir%\system32 %Windir%\Tasks %Windir%\Web %Windir%\Windows Update Setup Files%Windir%\Microsoft
その後次のレジストリエントリを削除します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Runonce\"*MS Setup"
次のレジストリエントリを作成します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Runonce\"*WinLogon" = "[トロイの木馬のフルパスのファイル名] ren time:[ランダムな数]"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\ATLEvents.ATLEvents\CLSID\"[デフォルト値]" = "{02F96FB7-8AF6-439B-B7BA-2F952F9E4800}"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\ATLEvents.ATLEvents.1\CLSID\"[デフォルト値]" = "{02F96FB7-8AF6-439B-B7BA-2F952F9E4800}"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnce\"*[トロイの木馬のファイル名]" = "[トロイの木馬のフルパスのファイル名] rerun"
その後、次のレジストリサブキーを作成します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main\Active StateHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{02F96FB7-8AF6-439B-B7BA-2F952F9E4800}HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Browser Helper Objects\{02F96FB7-8AF6-439B-B7BA-2F952F9E4800}HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{22E85F2A-4A67-4835-B2C3-C575FE4EC322}HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\ADOUsefulNet.ADOUsefulNetHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\ADOUsefulNet.ADOUsefulNet.1HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Browser Helper Objects\{22E85F2A-4A67-4835-B2C3-C575FE4EC322}HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{DE8BDE42-16D9-4CCC-9F4F-1C3167B82F60}HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\DPCUpdater.DPCUpdaterHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\DPCUpdater.DPCUpdater.1HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Browser Helper Objects\{DE8BDE42-16D9-4CCC-9F4F-1C3167B82F60}
このトロイの木馬は、"rerun" のパラメータで実行され、通常モードでシステムが起動された場合にのみ、次のレジストリエントリを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run\"*[トロイの木馬のファイル名]" = "[トロイの木馬のフルパスのファイル名]" HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\CLSID\{0612F71E-934B-4D92-B8E8-2E29EA78EB03}HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\IEpl.IEplHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\IEpl.IEPl.1\CLSIDHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Browser Helper Objects\{0612F71E-934B-4D92-B8E8-2E29EA78EB03}HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon\Notify\serviceHKEY_USERS\S-1-5-21-1328679652-1783376204-1452689933-500\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Ext\Stats\{0612F71E-934B-4D92-B8E8-2E29EA78EB03}
システムがセーフモードで開始された場合、このトロイの木馬は自分自身を終了しその後パラメータを使用せずに自分自身を再起動します。
その後次のドメインからファイルをダウンロードして実行しようとします。
http://62.4.84.41/mmdom.exe
上記のファイルは DLL コンポーネントが埋め込まれたアドウェアのモジュールです。
次に埋め込まれた DLL を次のファイルとして投下します。
%Temp%\[逆向きのトロイの木馬のファイル名].dat
埋め込まれた DLL をいくつかの実行中のプロセスのアドレススペース内に挿入します。
また次のテンポラリファイルを作成します。
[逆向きのトロイの木馬のファイル名].bak1[逆向きのトロイの木馬のファイル名].bak2[逆向きのトロイの木馬のファイル名].ini
このトロイの木馬は侵入先のコンピュータ上で広告を表示します。
アドウェアの実行停止を検出した場合には、アドウェアのコンポーネントを再び開始します。
トロイの木馬のファイル名が変更された場合には、「システム」と「隠しファイル」属性が設定されたオリジナルのファイルを再度作成します。
次の URL リストを保存するようです。また HTTP リクエストを次のいずれかの IP アドレスへ送信しようと試みる可能性があります
62.4.84.5362.4.84.56
また次のファイルを投下する可能性があります。
%ProgramFiles%\system32\vundo.dll