W32.Blatic.A

危険度 2: 低

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発見日: 2005 年 1 月 21 日
更新日: 2007 年 2 月 13 日 12:41:37 PM
別名: P2P-Worm.Win32.SpyBot.fa [Kasp, W32/Spybot.worm.gen.a [McAfee], W32/WarPigs-C [Sophos]
種別: ワーム
影響を受けるシステム: Windows 2000, Windows 95, Windows 98, Windows Me, Windows NT, Windows Server 2003, Windows XP


W32.Blatic.A が実行されると、次のことを行います。
  1. "blaaat" というミューテックスを作成することによって、侵入先のコンピュータでワームのインスタンスが 1 つのみ実行されるように設定します。

  2. %System%\iexplor.exe として自分自身をコピーします。


    注意: %System% は可変でシステムフォルダを参照します。標準では、このフォルダは C:\Windows\System (Windows 95/98/Me)、C:\Winnt\System32 (Windows NT/2000)、または C:\Windows\System32 (Windows XP) です。

  3. 次のレジストリエントリが存在するかどうかチェックします。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MS. Update\"bla" = "[ランダムな数字]"

    上記のレジストリエントリが存在する場合、ワームは HTTP を介してファイルをダウンロードし、実行します。またワームは自分自身の更新版をダウンロードする可能性があります。

  4. 次の値を

    "shell" = "explorer.exe iexplor.exe"

    次のレジストリキーに追加することによって、

    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon

    Windows の起動時に必ずワームが実行されるように設定します。

  5. 次の値を

    "winsockdriver" = "iexplor.exe"
     
    次のレジストリキーに追加することによって、

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
    HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnce


    Windows の起動時に必ずワームが実行されるように設定します。

  6. 感染マーカーとして次の値を

    "bla" = "[ランダムな数字]"

    次のレジストリキーに追加します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\MS. Update

  7. 次の行を

    shell = explorer.exe iexplor.exe

    %Windir%\system.ini ファイルの boot セクションに追加することによって、Windows の起動時に必ずワームが実行されるように設定します。


    注意: %Windir% は可変で Windows のインストールフォルダを参照します。標準では、このフォルダは C:\Windows またはC:\Winnt です。

  8. 一般的なパスワードの事前に定義したリストを使用し、$ADMIN ネットワーク共有を介して拡散します。

  9. TCP ポート 6667 を使用して、次の IRC サーバのいずれかの "OlaGh" チャネルに接続することにより、バックドアを開きます。

    • irc.iranserv.com
    • arya.persiairc.com


推奨する感染予防策

シマンテックセキュリティレスポンスでは、すべてのユーザーと管理者の皆様に対し、基本的なオンラインセキュリティ対策として日常的に次のことを実行することを勧めています。

  • 不必要なサービスをすべて無効化するか、あるいは削除する。 OSの多くは標準で、FTPクライアント、telnet、Webサーバーなどコンピュータの操作に必ずしも必要ではない付加的なサービスをインストールします。そのような付加的サービスは、攻撃の侵入経路として利用されます。そのような付加的なサービスを削除することによって、複合型リスクの攻撃経路をその分少なくすることができ、パッチ適用時にも更新が必要なサービス数を減らすことができます。
  • 1 つ以上のネットワークサービスが複合型脅威によって悪用された場合、パッチを適用するまでの間、攻撃対象となったサービスを無効にするか、またはそのサービスへのアクセスを遮断する。
  • 常に最新のパッチを適用しておく。特に、公開サービスをホストしていたり、HTTP、FTP、メール、DNS サービスなど、ファイアウォールを介してアクセス可能にしているコンピュータに対しては必ず最新パッチを適用しておくよう心がけてください。 . また、この記事、信頼できるセキュリティ情報、ベンダーの Web サイトのいずれかで言及されているセキュリティアップデートがある場合、そのセキュリティアップデートも適用してください。
  • パスワードポリシーの徹底。 複雑なパスワードを設定しておけば、セキュリティが低下したコンピュータ上に保存しているパスワードファイルの解読を困難にすることができます。これにより、攻撃を受けた場合でも被害を防止あるいは最小限に抑えることができます。
  • メールサーバーを、ウイルスが感染拡大を試みる際によく使用するファイル拡張子(.vbs、.bat、.exe、.scrなど)が付いた添付ファイルを含むメールをブロックあるいは削除するように設定しておく。
  • ネットワーク接続しているコンピュータが感染した場合は、他のコンピュータへの感染拡大を防止するために、そのコンピュータをすみやかにネットワークから切り離す。被害を受けたコンピュータに対し被害状況の分析を行ない、信頼できるメディアを使って復旧を図る。
  • 予期せぬメールが届いた場合には、添付ファイルを開かないように従業員を指導する。 また、インターネットからダウンロードしたソフトウェアについては、必ずウイルススキャンを実行し、問題がないことが確認できるまでは絶対に起動しない。 既知のセキュリティホールに対応するパッチが適用されていないWebブラウザーを使用している場合は、安全でないWebサイトにアクセスするだけで感染する可能性があることに留意する。

記述: Kevin Ha
ノートン 2010 シリーズ登場
Symantec Endpoint Protection