発見日: 2005 年 8 月 14 日
更新日: 2007 年 2 月 13 日 12:59:30 PM
別名: CME-243, Zotob.A [F-Secure], W32/Zotob.worm [McAfee], W32/Zotob-A [Sophos], WORM_ZOTOB.A [Trend]
種別: ワーム
感染サイズ: 22,528 バイト
影響を受けるシステム: Windows 2000
W32.Zotob.A が実行されると、次のことを行います。
- 次のミューテックスを作成することによって、侵入先のコンピュータ上でワームのコピーが 1 つのみ実行されるようにします。
B-O-T-Z-O-R
- %System%\botzor.exe として自分自身をコピーします。
注意: %System% は可変でシステムフォルダを参照します。標準では、このフォルダは C:\Windows\System (Windows 95/98/Me)、C:\Winnt\System32 (Windows NT/2000)、または C:\Windows\System32 (Windows XP) です。
- 次の値を
"WINDOWS SYSTEM" = "botzor.exe"
次のレジストリサブキーに追加することによって、
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\ Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\
RunServices
Windows の起動時に必ずワームが実行されるように設定します。
- 次のレジストリサブキーの
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess
次の値を改ざんすることによって、
"Start" = "4"
Windows 2000/XP の Shared Access サービスを無効にします。
- TCP ポート 8080 を使用して、diabl0.turkcoders.net ドメインの IRC サーバに接続します。これにより、侵入先のコンピュータへの不正なリモートアクセスを許可します。
- TCP ポート 33333 を使用して FTP サーバを開きます。
- Microsoft Windows プラグアンドプレイサービスの脆弱性 (マイクロソフトセキュリティ情報 MS05-039 参照)によって攻撃可能なシステムに拡散を試みます。 拡散に成功すると、ワームはリモートマシンに 2pac.txt ファイルをコピーします。
- 2pac.txt に含まれる FTP スクリプトを実行します。その結果、リモートマシンはホストマシン上の事前に作成した FTP サーバからワームのコピーをダウンロードします。 このファイルは haha.exe として保存され、その後実行されます。
- Hosts ファイルに次のエントリを追加します。
.... Made By .... Greetz to good friend ..... Based On ....
MSG to avs: the first av who detect this worm will be the first killed in the next 24hours!!!
127.0.0.1 www.symantec.com
127.0.0.1 securityresponse.symantec.com
127.0.0.1 symantec.com
127.0.0.1 www.sophos.com
127.0.0.1 sophos.com
127.0.0.1 www.mcafee.com
127.0.0.1 mcafee.com
127.0.0.1 liveupdate.symantecliveupdate.com
127.0.0.1 www.viruslist.com
127.0.0.1 viruslist.com
127.0.0.1 viruslist.com
127.0.0.1 f-secure.com
127.0.0.1 www.f-secure.com
127.0.0.1 kaspersky.com
127.0.0.1 kaspersky-labs.com
127.0.0.1 www.avp.com
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127.0.0.1 avp.com
127.0.0.1 www.networkassociates.com
127.0.0.1 networkassociates.com
127.0.0.1 www.ca.com
127.0.0.1 ca.com
127.0.0.1 mast.mcafee.com
127.0.0.1 my-etrust.com
127.0.0.1 www.my-etrust.com
127.0.0.1 download.mcafee.com
127.0.0.1 dispatch.mcafee.com
127.0.0.1 secure.nai.com
127.0.0.1 nai.com
127.0.0.1 www.nai.com
127.0.0.1 update.symantec.com
127.0.0.1 updates.symantec.com
127.0.0.1 us.mcafee.com
127.0.0.1 liveupdate.symantec.com
127.0.0.1 customer.symantec.com
127.0.0.1 rads.mcafee.com
127.0.0.1 trendmicro.com
127.0.0.1 pandasoftware.com
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推奨する感染予防策
シマンテックセキュリティレスポンスでは、すべてのユーザーと管理者の皆様に対し、基本的なオンラインセキュリティ対策として日常的に次のことを実行することを勧めています。
- 不必要なサービスをすべて無効化するか、あるいは削除する。 OSの多くは標準で、FTPクライアント、telnet、Webサーバーなどコンピュータの操作に必ずしも必要ではない付加的なサービスをインストールします。そのような付加的サービスは、攻撃の侵入経路として利用されます。そのような付加的なサービスを削除することによって、複合型リスクの攻撃経路をその分少なくすることができ、パッチ適用時にも更新が必要なサービス数を減らすことができます。
- 1 つ以上のネットワークサービスが複合型脅威によって悪用された場合、パッチを適用するまでの間、攻撃対象となったサービスを無効にするか、またはそのサービスへのアクセスを遮断する。
- 常に最新のパッチを適用しておく。特に、公開サービスをホストしていたり、HTTP、FTP、メール、DNS サービスなど、ファイアウォールを介してアクセス可能にしているコンピュータに対しては必ず最新パッチを適用しておくよう心がけてください。 . また、この記事、信頼できるセキュリティ情報、ベンダーの Web サイトのいずれかで言及されているセキュリティアップデートがある場合、そのセキュリティアップデートも適用してください。
- パスワードポリシーの徹底。 複雑なパスワードを設定しておけば、セキュリティが低下したコンピュータ上に保存しているパスワードファイルの解読を困難にすることができます。これにより、攻撃を受けた場合でも被害を防止あるいは最小限に抑えることができます。
- メールサーバーを、ウイルスが感染拡大を試みる際によく使用するファイル拡張子(.vbs、.bat、.exe、.scrなど)が付いた添付ファイルを含むメールをブロックあるいは削除するように設定しておく。
- ネットワーク接続しているコンピュータが感染した場合は、他のコンピュータへの感染拡大を防止するために、そのコンピュータをすみやかにネットワークから切り離す。被害を受けたコンピュータに対し被害状況の分析を行ない、信頼できるメディアを使って復旧を図る。
- 予期せぬメールが届いた場合には、添付ファイルを開かないように従業員を指導する。 また、インターネットからダウンロードしたソフトウェアについては、必ずウイルススキャンを実行し、問題がないことが確認できるまでは絶対に起動しない。 既知のセキュリティホールに対応するパッチが適用されていないWebブラウザーを使用している場合は、安全でないWebサイトにアクセスするだけで感染する可能性があることに留意する。
記述: Robert X Wang