W32.Zotob.F

危険度 2: 低

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発見日: 2005 年 8 月 16 日
更新日: 2007 年 2 月 13 日 12:59:41 PM
別名: CME-15, Bozori.B [F-Secure], Net-Worm.Win32.Bozori.b [Kaspe, W32/Bozori.worm.b [McAfee], W32/Zotob-F [Sophos], WORM_ZOTOB.F [Trend Micro]
種別: ワーム
感染サイズ: 10,878 バイト
影響を受けるシステム: Windows 2000


W32.Zotob.F が実行されると、次のことを行います。
  1. 自分自身を %System%\wintbpx.exe としてコピーします。

  2. 次のレジストリストリサブキーへ

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run

    次の値を追加します。


    "Wintbpx.exe" = "wintbpx.exe"

    これにより、Windows が起動するたびにこれが実行されるようにします。

  3. ネットワーク接続やルート可能な IP アドレスを検出しようとする。このワームは、ネットワークに接続されていないことが判明した場合、またはコンピュータの IP アドレスがルート可能でない場合、正確に動作できなくなる可能性があります。

  4. 次のプロセスを停止しようとします。一部のプロセスは他のリスクに関連しています。

    • wintbp.exe (W32.Zotob.E のプロセス名)
    • svnlitup32.exe (W32.Spybot.Worm のプロセス名)
    • service32.exe
    • mousebm.exe (W32.Esbot.A のプロセス名)
    • llsrv.exe
    • pnpsrv.exe (W32.Spybot.UBH のプロセス名)
    • winpnp.exe (W32.Spybot.Worm のプロセス名)
    • csm.exe (W32.Zotob.B のプロセス名)
    • system32.exe
    • botzor.exe (W32.Zotob.A のプロセス名)
    • upnp.exe

  5. 次の IP アドレスへ接続することによって、バックドアを開こうとします。

    72.20.41.139

  6. 複数の TCP ポートを開きます。

  7. 感染したマシンの IP アドレスに基づいてランダムに生成された IP アドレスへ、パケットを送信します。この IP アドレスは、標的のコンピュータの最初の 2 つのオクテットを使い、3 番目と 4 番目のオクテットにはランダムに生成された値を使用します。

  8. 次のリモートの脆弱性を悪用することによって拡散を試みます。

    TCP ポート 445 を使用する、Microsoft Windows プラグアンドプレイのバッファオーバーフローの脆弱性 (
    Microsoft セキュリティ情報 MS05-039 参照)

  9. 成功した場合は、標的のマシン上に %Temp%\[数].bat という名前のファイルを作成します。このファイルには侵入先のコンピュータからワームのコピーをダウンロードする TFTP スクリプトが含まれています。このファイルは %Windir%\a[数].exe として保存され、その後実行されます。このワームは、悪用に成功した IP を、参加した IRC チャネルにログ記録します。


    注意:
    • [数字] は 0 から 9 のいくつかのランダムな番号を意味します。
    • %Windir% は可変で Windows のインストールフォルダを参照します。デフォルトでは、このフォルダは C:\Windows (Windows 95/98/Me/XP) または C:\Winnt (Windows NT/2000) です。
    • %Temp% は可変で Windows テンポラリフォルダを参照します。デフォルトでは、このフォルダは C:\Windows\TEMP (Windows 95/98/Me/XP) または C:\WINNT\Temp (Windows NT/2000) です。

推奨する感染予防策

シマンテックセキュリティレスポンスでは、すべてのユーザーと管理者の皆様に対し、基本的なオンラインセキュリティ対策として日常的に次のことを実行することを勧めています。

  • 不必要なサービスをすべて無効化するか、あるいは削除する。 OSの多くは標準で、FTPクライアント、telnet、Webサーバーなどコンピュータの操作に必ずしも必要ではない付加的なサービスをインストールします。そのような付加的サービスは、攻撃の侵入経路として利用されます。そのような付加的なサービスを削除することによって、複合型リスクの攻撃経路をその分少なくすることができ、パッチ適用時にも更新が必要なサービス数を減らすことができます。
  • 1 つ以上のネットワークサービスが複合型脅威によって悪用された場合、パッチを適用するまでの間、攻撃対象となったサービスを無効にするか、またはそのサービスへのアクセスを遮断する。
  • 常に最新のパッチを適用しておく。特に、公開サービスをホストしていたり、HTTP、FTP、メール、DNS サービスなど、ファイアウォールを介してアクセス可能にしているコンピュータに対しては必ず最新パッチを適用しておくよう心がけてください。 . また、この記事、信頼できるセキュリティ情報、ベンダーの Web サイトのいずれかで言及されているセキュリティアップデートがある場合、そのセキュリティアップデートも適用してください。
  • パスワードポリシーの徹底。 複雑なパスワードを設定しておけば、セキュリティが低下したコンピュータ上に保存しているパスワードファイルの解読を困難にすることができます。これにより、攻撃を受けた場合でも被害を防止あるいは最小限に抑えることができます。
  • メールサーバーを、ウイルスが感染拡大を試みる際によく使用するファイル拡張子(.vbs、.bat、.exe、.scrなど)が付いた添付ファイルを含むメールをブロックあるいは削除するように設定しておく。
  • ネットワーク接続しているコンピュータが感染した場合は、他のコンピュータへの感染拡大を防止するために、そのコンピュータをすみやかにネットワークから切り離す。被害を受けたコンピュータに対し被害状況の分析を行ない、信頼できるメディアを使って復旧を図る。
  • 予期せぬメールが届いた場合には、添付ファイルを開かないように従業員を指導する。 また、インターネットからダウンロードしたソフトウェアについては、必ずウイルススキャンを実行し、問題がないことが確認できるまでは絶対に起動しない。 既知のセキュリティホールに対応するパッチが適用されていないWebブラウザーを使用している場合は、安全でないWebサイトにアクセスするだけで感染する可能性があることに留意する。

記述: John Park
ノートン 2010 シリーズ登場
Symantec Endpoint Protection