発見日: 2006 年 2 月 16 日
更新日: 2007 年 2 月 13 日 1:07:18 PM
別名: CME-4, OSX/Leap.A [Computer Associate, Leap.A [F-Secure], IM-Worm.OSX.Leap.a [Kaspersky , OSX/Leap [McAfee], OSX/Leap-A [Sophos], OSX_LEAP.A [Trend Micro]
種別: ワーム
影響を受けるシステム: Macintosh, Macintosh OS X
OSX.Leap.A は、次の iChat インスタントメッセージの添付ファイルとしてコンピューターに届きます。
受取人が [保存] をクリックすると、アーカイブファイルが latestpics.tgz として保存されます。

ユーザーがこのアーカイブを開くと、ファイル latestpics が作成されます。

OSX.Leap.A が実行されると、次のことを行います。
- 次のメッセージを表示します。

- 次のファイルを作成します。
- /tmp/latestpics
- /tmp/latestpics.tgz
- /tmp/latestpics.tar.gz
- /tmp/hook
- /tmp/apphook
- /tmp/pic.gz
- /tmp/apphook.tar
- /tmp/pic
- 次のフォルダから、すべてのファイルを削除します。
~/Library/InputManagers
- /tmp/apphook を次のフォルダへコピーします。
~/Library/InputManagers/apphook/apphook.bundle/Contents/MacOS
これにより、アプリケーションが起動されるたびにこれが実行されるようにします。
- Spotlight を使用して、root 権限を必要としない、今月中に最も最近使用された4 つのアプリケーションを探します。
- これらのファイルで拡張された属性 oompa を探します。この属性が見付からなかった場合は、選択されたファイルに感染します。
- データフォークのコンポーネントを選択されたファイルのリソースフォークへコピーし、その後選択されたファイルのデータフォークへ自分自身をコピーすることによって、選択されたファイルに感染します。
注意: このコード内のバグのため、感染したファイルは破損する可能性があり、また正常に実行されない可能性があります。
- 拡張された属性 oompa を作成し、それを loompa へ設定します。
- 起動されたすべてのアプリケーションを監視します。iChat アプリケーションが起動されるたびに、このワームはファイル latestpics.tgz をすべての iChat の連絡先へ送信します。
注意: このコード内のバグのため、このワームはファイルを破損させて実際よりも大きく見えるようにする可能性があり、また送信に成功しない場合もあります。
推奨する感染予防策
シマンテックセキュリティレスポンスでは、すべてのユーザーと管理者の皆様に対し、基本的なオンラインセキュリティ対策として日常的に次のことを実行することを勧めています。
- 不必要なサービスをすべて無効化するか、あるいは削除する。 OSの多くは標準で、FTPクライアント、telnet、Webサーバーなどコンピュータの操作に必ずしも必要ではない付加的なサービスをインストールします。そのような付加的サービスは、攻撃の侵入経路として利用されます。そのような付加的なサービスを削除することによって、複合型リスクの攻撃経路をその分少なくすることができ、パッチ適用時にも更新が必要なサービス数を減らすことができます。
- 1 つ以上のネットワークサービスが複合型脅威によって悪用された場合、パッチを適用するまでの間、攻撃対象となったサービスを無効にするか、またはそのサービスへのアクセスを遮断する。
- 常に最新のパッチを適用しておく。特に、公開サービスをホストしていたり、HTTP、FTP、メール、DNS サービスなど、ファイアウォールを介してアクセス可能にしているコンピュータに対しては必ず最新パッチを適用しておくよう心がけてください。 . また、この記事、信頼できるセキュリティ情報、ベンダーの Web サイトのいずれかで言及されているセキュリティアップデートがある場合、そのセキュリティアップデートも適用してください。
- パスワードポリシーの徹底。 複雑なパスワードを設定しておけば、セキュリティが低下したコンピュータ上に保存しているパスワードファイルの解読を困難にすることができます。これにより、攻撃を受けた場合でも被害を防止あるいは最小限に抑えることができます。
- メールサーバーを、ウイルスが感染拡大を試みる際によく使用するファイル拡張子(.vbs、.bat、.exe、.scrなど)が付いた添付ファイルを含むメールをブロックあるいは削除するように設定しておく。
- ネットワーク接続しているコンピュータが感染した場合は、他のコンピュータへの感染拡大を防止するために、そのコンピュータをすみやかにネットワークから切り離す。被害を受けたコンピュータに対し被害状況の分析を行ない、信頼できるメディアを使って復旧を図る。
- 予期せぬメールが届いた場合には、添付ファイルを開かないように従業員を指導する。 また、インターネットからダウンロードしたソフトウェアについては、必ずウイルススキャンを実行し、問題がないことが確認できるまでは絶対に起動しない。 既知のセキュリティホールに対応するパッチが適用されていないWebブラウザーを使用している場合は、安全でないWebサイトにアクセスするだけで感染する可能性があることに留意する。
記述: Costin Ionescu