OSX.Inqtana.A

危険度 1: ほとんど影響なし

ドキュメントを印刷する

発見日: 2006 年 2 月 17 日
更新日: 2007 年 2 月 13 日 1:07:19 PM
別名: Inqtana.A [Panda], OSX/Inqtana-A [Sophos], OSX/Inqtana.a [McAfee], Inqtana.A [F-Secure], OSX_INQTANA.A [Trend], Worm.OSX.Inqtana.a [Kaspersky]
種別: ワーム
影響を受けるシステム: Macintosh, Macintosh OS X


このワームは、3 つの OBEX Push 要求を使用してコンピューターへ拡散します。ユーザーがこれらの要求を受け付けると、OSX.Inqtana.A は次のことを行います。
  1. 次のファイルを作成します。

    • w0rm-support.tgz
    • com.openbundle.plist
    • com.pwned.plist

  2. Apple Mac OS X BlueTooth ディレクトリのトラバーサルにおける脆弱性 (Bugtraq ID 13491 <英語> 参照) を悪用して、次のファイルを作成します。

    • /Users/w0rm-support.tgz
    • /Users/InqTest.class
    • /Users/com.openbundle.plist
    • /Users/com.pwned.plist
    • /Users/libavetanaBT.jnilib

  3. 次のフォルダを作成し、ワームの実行に使用される有害ではないファイルを追加します。

    • /Users/javax
    • /Users/de

  4. 次の 2 つのファイルを作成して、Mac OS X が起動した時にこれが開始されるようにします。

    • /Users/[ユーザー名]/Library/LaunchAgents/com.pwned.plist
    • /Users/[ユーザー名]/Library/LaunchAgents/com.openbundle.plist

  5. コンピューターが再起動された時に OBEX Push 要求を受け付けるために、他の Bluetooth 対応のデバイスを探します。見付かると、このワームは自分自身をリモートコンピューターへ送信しようとします。


    注意: このワームは、bluetooth アドレスを経由する Avetana ライブラリの時間限定のデモバージョンを使用して、拡散を試みます。この結果として、このワームは拡散に成功できない場合もあります。

推奨する感染予防策

シマンテックセキュリティレスポンスでは、すべてのユーザーと管理者の皆様に対し、基本的なオンラインセキュリティ対策として日常的に次のことを実行することを勧めています。

  • 不必要なサービスをすべて無効化するか、あるいは削除する。 OSの多くは標準で、FTPクライアント、telnet、Webサーバーなどコンピュータの操作に必ずしも必要ではない付加的なサービスをインストールします。そのような付加的サービスは、攻撃の侵入経路として利用されます。そのような付加的なサービスを削除することによって、複合型リスクの攻撃経路をその分少なくすることができ、パッチ適用時にも更新が必要なサービス数を減らすことができます。
  • 1 つ以上のネットワークサービスが複合型脅威によって悪用された場合、パッチを適用するまでの間、攻撃対象となったサービスを無効にするか、またはそのサービスへのアクセスを遮断する。
  • 常に最新のパッチを適用しておく。特に、公開サービスをホストしていたり、HTTP、FTP、メール、DNS サービスなど、ファイアウォールを介してアクセス可能にしているコンピュータに対しては必ず最新パッチを適用しておくよう心がけてください。 . また、この記事、信頼できるセキュリティ情報、ベンダーの Web サイトのいずれかで言及されているセキュリティアップデートがある場合、そのセキュリティアップデートも適用してください。
  • パスワードポリシーの徹底。 複雑なパスワードを設定しておけば、セキュリティが低下したコンピュータ上に保存しているパスワードファイルの解読を困難にすることができます。これにより、攻撃を受けた場合でも被害を防止あるいは最小限に抑えることができます。
  • メールサーバーを、ウイルスが感染拡大を試みる際によく使用するファイル拡張子(.vbs、.bat、.exe、.scrなど)が付いた添付ファイルを含むメールをブロックあるいは削除するように設定しておく。
  • ネットワーク接続しているコンピュータが感染した場合は、他のコンピュータへの感染拡大を防止するために、そのコンピュータをすみやかにネットワークから切り離す。被害を受けたコンピュータに対し被害状況の分析を行ない、信頼できるメディアを使って復旧を図る。
  • 予期せぬメールが届いた場合には、添付ファイルを開かないように従業員を指導する。 また、インターネットからダウンロードしたソフトウェアについては、必ずウイルススキャンを実行し、問題がないことが確認できるまでは絶対に起動しない。 既知のセキュリティホールに対応するパッチが適用されていないWebブラウザーを使用している場合は、安全でないWebサイトにアクセスするだけで感染する可能性があることに留意する。

記述: Candid Wueest
ノートン 2010 シリーズ登場
Symantec Endpoint Protection