W32.Antinny.BF

危険度 2: 低

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発見日: 2006 年 4 月 19 日
更新日: 2007 年 2 月 13 日 1:08:50 PM
別名: WORM_ANTINNY.BJ [Trend Micro]
種別: ワーム
影響を受けるシステム: Windows 2000, Windows 95, Windows 98, Windows Me, Windows NT, Windows Server 2003, Windows XP


このワームが実行されると、次のことを行います。

  1. 偽のエラーメッセージを表示します。

    英語 (翻訳): Invalid pointer operation



  2. 感染マーカーとして、日本語のテキストを %Windir%\win.ini へ追加します。



  3. 次のファイルを作成し、実行後に自分自身を削除します。

    C:\[日本語の単語].scr

  4. Winny ファイル共有ネットワークプログラムフォルダを検索し、構成ファイル UpFolder.txt を改変します。これには、次の設定が含まれます。

    [BBS]
    Path=%Windir%\Up\
    Trip=[日付]-[時刻]

  5. Share プログラム用の構成ファイル folder.ini を変更し、次の設定を追加します。

    [UpFolder1]
    Path=%Windir%\Up\

  6. 次のファイル名を使用して、ファイルを %Windir%\Up フォルダ内に作成します。

    [日本語の単語][ユーザー名]([日付]-[時刻][日本語の単語].zip

    zip ファイルを検索し、Winny または Share ファイル共有ネットワークのいずれかから抽出します。

  7. .scr 拡張子を持つ日本語のファイル名を使用して、自分自身のコピーをその .zip ファイルへ追加します。

  8. 次の拡張子を持つファイルを検索し、見付かったファイルをこの .zip ファイルへ追加する可能性があります。

    • .doc
    • .xls
    • .mdb
    • .ppt
    • .dbx
    • .eml

  9. Outlook Express によって使用される folder.dbx および inbox.dbx (日本語) をその .zip ファイルへ追加します。これにより、すべての E メールが Winny または Share ファイル共有ネットワークで入手可能となります。


推奨する感染予防策

シマンテックセキュリティレスポンスでは、すべてのユーザーと管理者の皆様に対し、基本的なオンラインセキュリティ対策として日常的に次のことを実行することを勧めています。

  • 不必要なサービスをすべて無効化するか、あるいは削除する。 OSの多くは標準で、FTPクライアント、telnet、Webサーバーなどコンピュータの操作に必ずしも必要ではない付加的なサービスをインストールします。そのような付加的サービスは、攻撃の侵入経路として利用されます。そのような付加的なサービスを削除することによって、複合型リスクの攻撃経路をその分少なくすることができ、パッチ適用時にも更新が必要なサービス数を減らすことができます。
  • 1 つ以上のネットワークサービスが複合型脅威によって悪用された場合、パッチを適用するまでの間、攻撃対象となったサービスを無効にするか、またはそのサービスへのアクセスを遮断する。
  • 常に最新のパッチを適用しておく。特に、公開サービスをホストしていたり、HTTP、FTP、メール、DNS サービスなど、ファイアウォールを介してアクセス可能にしているコンピュータに対しては必ず最新パッチを適用しておくよう心がけてください。 . また、この記事、信頼できるセキュリティ情報、ベンダーの Web サイトのいずれかで言及されているセキュリティアップデートがある場合、そのセキュリティアップデートも適用してください。
  • パスワードポリシーの徹底。 複雑なパスワードを設定しておけば、セキュリティが低下したコンピュータ上に保存しているパスワードファイルの解読を困難にすることができます。これにより、攻撃を受けた場合でも被害を防止あるいは最小限に抑えることができます。
  • メールサーバーを、ウイルスが感染拡大を試みる際によく使用するファイル拡張子(.vbs、.bat、.exe、.scrなど)が付いた添付ファイルを含むメールをブロックあるいは削除するように設定しておく。
  • ネットワーク接続しているコンピュータが感染した場合は、他のコンピュータへの感染拡大を防止するために、そのコンピュータをすみやかにネットワークから切り離す。被害を受けたコンピュータに対し被害状況の分析を行ない、信頼できるメディアを使って復旧を図る。
  • 予期せぬメールが届いた場合には、添付ファイルを開かないように従業員を指導する。 また、インターネットからダウンロードしたソフトウェアについては、必ずウイルススキャンを実行し、問題がないことが確認できるまでは絶対に起動しない。 既知のセキュリティホールに対応するパッチが適用されていないWebブラウザーを使用している場合は、安全でないWebサイトにアクセスするだけで感染する可能性があることに留意する。

記述: Masaki Suenaga
ノートン 2010 シリーズ登場
Symantec Endpoint Protection