発見日: 2006 年 5 月 24 日
更新日: 2007 年 2 月 13 日 1:12:02 PM
種別: トロイの木馬
感染サイズ: 21991 バイト17127 バイト5360 バイト
影響を受けるシステム: Windows 2000, Windows 95, Windows 98, Windows Me, Windows NT, Windows Server 2003, Windows XP
Backdoor.Haxdoor.K が実行されると、次のことを行います。
- 次のファイルを作成します。
- %System%\nkgfs.sys
- %System%\nkunpack.dll
注意: %System% は可変でシステムフォルダを参照します。デフォルトでは、このフォルダは C:\Windows\System (Windows 95/98/Me)、C:\Winnt\System32 (Windows NT/2000)、または C:\Windows\System32 (Windows XP) です。
- ルートキットであるファイル nkgfs.sys を使用して、標的のコンピュータ上でこのトロイの木馬の存在を隠します。このファイルは、次のプロパティを持つ新規のサービスとして登録されます。
名前: nkgfs
表示名: NK45 file system driver
- このサービスを登録する時に、次のレジストリサブキーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CURRENTCONTROLSET\ENUM\ROOT\LEGACY_NKGFS
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\nkgfs
- Windows が起動するたびにこれが必ず実行されるように、次のレジストリサブキーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon\Notify\nkunpack
- 次のレジストリキーを作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\MPRServices\TestService
- 次のすべてのサイトへのアクセスを拒否します。
- avp.ch
- customer.symantec.com
- dispatch.mcafee.com
- download.mcafee.com
- downloads1.kaspersky-labs.com
- downloads1.kaspersky-labs.com
- downloads1.kaspersky-labs.com
- downloads2.kaspersky-labs.com
- avp.com
- avp.ru
- awaps.net
- downloads3.kaspersky-labs.com
- downloads4.kaspersky-labs.com
- updates1.kaspersky-labs.com
- updates1.kaspersky-labs.com
- updates2.kaspersky-labs.com
- updates3.kaspersky-labs.com
- d-ru-2f.kaspersky-labs.com
- updates3.kaspersky-labs.com
- updates4.kaspersky-labs.com
- updates5.kaspersky-labs.com
- downloads-us1.kaspersky-labs.com
- downloads-us2.kaspersky-labs.com
- downloads-us3.kaspersky-labs.com
- engine.awaps.net
- f-secure.com
- ftp.avp.ch
- ftp.downloads2.kaspersky-labs.com
- ftp.f-secure.com
- ftp.kasperskylab.ru
- ftp.kaspersky.ru
- d-ru-1f.kaspersky-labs.com
- d-eu-1f.kaspersky-labs.com
- rads.mcafee.com
- d-eu-2f.kaspersky-labs.com
- d-us-1f.kaspersky-labs.com
- ftp.sophos.com
- ids.kaspersky-labs.com
- kaspersky.com
- kaspersky-labs.com
- liveupdate.symantec.com
- liveupdate.symantec.com
- liveupdate.symantec.com
- liveupdate.symantecliveupdate.com
- liveupdate.symantecliveupdate.com
- mast.mcafee.com
- mcafee.com
- my-etrust.com
- networkassociates.com
- phx.corporate-ir.net
- securityresponse.symantec.com
- service1.symantec.com
- sophos.com
- spd.atdmt.com
- symantec.com
- trendmicro.com
- update.symantec.com
- updates.symantec.com
- us.mcafee.com
- virustotal.com
- 次のサブキーの下にレジストリエントリを追加することによって、Windows ファイアウォールをバイパスします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\SharedAccess\Parameters\FirewallPolicy
\StandardProfile\AuthorizedApplications\List
- 自分自身を次のプロセスへ挿入します。
- explorer.exe
- winlogon.exe
- 次の URL へアクセスすることによって、リモートの攻撃者へ感染について通知します。
shuangsushuangfei.3322.org/index.asp?[ID]
- ポート 20840 でリモートサーバーにコンタクトすることによって標的のコンピュータ上にバックドアを開き、リモートの攻撃者が不正なアクセスを行えるようにします。このバックドアコンポーネントは、次のことをするように指示される可能性があります。
- ファイルをダウンロードする
- プログラムを実行する
- ルートキットのデバイスドライバの制御
- 保護されたストレージに格納されているパスワードを盗み取る
- WNetEnumCachedPasswords API を呼び出すことによって、キャッシュに保存されているパスワードを盗み取る
- Miranda IM パスワードを盗み取る
- ダイヤルアップ接続情報を収集する
- 侵入先のコンピュータに webmoney アプリケーションがインストールされているかどうかチェックする
- ICQ パスワードを盗み取る
- キーストロークをログに記録する
推奨する感染予防策
シマンテックセキュリティレスポンスでは、すべてのユーザーと管理者の皆様に対し、基本的なオンラインセキュリティ対策として日常的に次のことを実行することを勧めています。
- 不必要なサービスをすべて無効化するか、あるいは削除する。 OSの多くは標準で、FTPクライアント、telnet、Webサーバーなどコンピュータの操作に必ずしも必要ではない付加的なサービスをインストールします。そのような付加的サービスは、攻撃の侵入経路として利用されます。そのような付加的なサービスを削除することによって、複合型リスクの攻撃経路をその分少なくすることができ、パッチ適用時にも更新が必要なサービス数を減らすことができます。
- 1 つ以上のネットワークサービスが複合型脅威によって悪用された場合、パッチを適用するまでの間、攻撃対象となったサービスを無効にするか、またはそのサービスへのアクセスを遮断する。
- 常に最新のパッチを適用しておく。特に、公開サービスをホストしていたり、HTTP、FTP、メール、DNS サービスなど、ファイアウォールを介してアクセス可能にしているコンピュータに対しては必ず最新パッチを適用しておくよう心がけてください。 . また、この記事、信頼できるセキュリティ情報、ベンダーの Web サイトのいずれかで言及されているセキュリティアップデートがある場合、そのセキュリティアップデートも適用してください。
- パスワードポリシーの徹底。 複雑なパスワードを設定しておけば、セキュリティが低下したコンピュータ上に保存しているパスワードファイルの解読を困難にすることができます。これにより、攻撃を受けた場合でも被害を防止あるいは最小限に抑えることができます。
- メールサーバーを、ウイルスが感染拡大を試みる際によく使用するファイル拡張子(.vbs、.bat、.exe、.scrなど)が付いた添付ファイルを含むメールをブロックあるいは削除するように設定しておく。
- ネットワーク接続しているコンピュータが感染した場合は、他のコンピュータへの感染拡大を防止するために、そのコンピュータをすみやかにネットワークから切り離す。被害を受けたコンピュータに対し被害状況の分析を行ない、信頼できるメディアを使って復旧を図る。
- 予期せぬメールが届いた場合には、添付ファイルを開かないように従業員を指導する。 また、インターネットからダウンロードしたソフトウェアについては、必ずウイルススキャンを実行し、問題がないことが確認できるまでは絶対に起動しない。 既知のセキュリティホールに対応するパッチが適用されていないWebブラウザーを使用している場合は、安全でないWebサイトにアクセスするだけで感染する可能性があることに留意する。
記述: Mircea Ciubotariu