W97M.Lunedo.B

危険度 1: ほとんど影響なし

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発見日: 2006 年 5 月 25 日
更新日: 2007 年 2 月 13 日 1:08:30 PM
種別: ウイルス
影響を受けるシステム: Windows 2000, Windows 95, Windows 98, Windows Me, Windows NT, Windows Server 2003, Windows XP



感染した Word 文書が開かれると、W97M.Lunedo.B は次のことを行います。

  1. 次のプロパティを持つメッセージボックスを表示します。

    タイトル:
    CD Music
    本文:
    Listen your musics.

  2. CD-ROM ドライブトレーを繰り返し開いたり閉じたりします。

  3. デスクトップ上のすべてのアイコンを隠します。

  4. 次のレジストリサブキー内で

    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\9.0\Word\Security
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\10.0\Word\Security


    次の値を変更します。


    "Level" = "1"

    これにより、Word 内のいくつかのセキュリティ設定を無効にします。

  5. 次のレジストリサブキー内の

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess

    次の値を変更します。


    "Start" = "3"

    これにより、Windows ファイアウォールを変更します。

  6. 次のレジストリサブキー内の

    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\3

    次の値を変更します。


    "CurrentLevel" = "1"
    "1001" = "0"]
    "1004" = "0"
    "1200" = "0"
    "1201" = "0"
    "1206" = "0"
    "1400" = "0"
    "1402" = "0"
    "1405" = "0"
    "1406" = "0"
    "1407" = "0"
    "1601" = "0"
    "1604" = "0"
    "1605" = "0"
    "1606" = "0"
    "1607" = "0"
    "1608" = "0"
    "1609" = "0"
    "1800" = "0"
    "1802" = "0"
    "1803" = "0"
    "1804" = "0"
    "1005" = "0"
    "1A00" = "0"
    "1A02" = "0"
    "1A03" = "0"
    "1A04" = "0"
    "1A05" = "0"
    "1A06" = "0"
    "1A10" = "0"


    これにより、Internet Explorer 内のセキュリティ設定を低下させます。

  7. 次のレジストリサブキー内の

    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Security Center

    次の値を変更します。

    "UpdatesDisableNotify" = "1"
    "AntiVirusOverride" = "1"
    "FirewallOverride" = "1"
    "FirewallDisableNotify" = "1"
    "AntiVirusDisableNotify" = "1"


    これにより、Windows Security Center を無効にします。

  8. 次のレジストリサブキー内の

    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System

    次の値を変更します。


    "DisableTaskMgr" = "1"
    "DisableRegistryTools" = "1"


    タスクマネージャおよびレジストリエディタを無効にします。

  9. 次のレジストリサブキー内で

    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\windows NT\CurrentVersion\systemrestore
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\systemrestore


    次の値を変更します。


    "DisableSR" = "1"


    システムの復元機能を無効にします。

  10. 次のレジストリストリサブキーへ

    HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Ludero\Ledon

    次の値を追加します。


    "Action" = "Saved"

  11. 次のファイルを削除します。

    • C:\Program Files\Microsoft Office\Office\Excel.exe
    • C:\Program Files\Microsoft Office\Office\Powerpnt.exe
    • C:\Program Files\Outlook Express\msimn.exe
    • C:\Windows\Calc.exe
    • C:\Windows\Notepad.exe
    • C:\Program Files\MSN Messenger\*.*
    • C:\Program Files\MSN Toolbar\*.*

  12. 月の 3 日、6 日、9 日、12 日、15 日、および 18 日に、次のプロパティを持つメッセージボックスを表示します。

    タイトル:
    Information
    本文:
    Files deleted.

  13. 感染した文書が閉じられると、アクティブな文書を次のファイルとしてコピーします。

    • C:\WINDOWS\system32\Dimun.vbs
    • C:\WINDOWS\system\Dimu.vbs
    • C:\Winnt\System32\Dime.vbs
    • C:\WINDOWS\Application Data\Musical.vbs
    • C:\WINDOWS\HELP\Music.vbs
    • C:\WINDOWS\FONTS\Readme.vbs
    • C:\My Shared Folder\Dinuor.vbs
    • C:\Program Files\Dinumon.vbs
    • C:\Windows\Dolun.vbs
    • C:\Windows\Girls.vbs
    • C:\Windows\Game.vbs
    • C:\Windows\Women.vbs
    • C:\Windows\Tecnu.vbs
    • C:\Dilen.vbs

  14. 自身のコードを Normal.dot ファイルへコピーします。

  15. ユーザーから自身のコードを隠そうとして、ToolsMacro() 自動マクロをフックします。



推奨する感染予防策

シマンテックセキュリティレスポンスでは、すべてのユーザーと管理者の皆様に対し、基本的なオンラインセキュリティ対策として日常的に次のことを実行することを勧めています。

  • 不必要なサービスをすべて無効化するか、あるいは削除する。 OSの多くは標準で、FTPクライアント、telnet、Webサーバーなどコンピュータの操作に必ずしも必要ではない付加的なサービスをインストールします。そのような付加的サービスは、攻撃の侵入経路として利用されます。そのような付加的なサービスを削除することによって、複合型リスクの攻撃経路をその分少なくすることができ、パッチ適用時にも更新が必要なサービス数を減らすことができます。
  • 1 つ以上のネットワークサービスが複合型脅威によって悪用された場合、パッチを適用するまでの間、攻撃対象となったサービスを無効にするか、またはそのサービスへのアクセスを遮断する。
  • 常に最新のパッチを適用しておく。特に、公開サービスをホストしていたり、HTTP、FTP、メール、DNS サービスなど、ファイアウォールを介してアクセス可能にしているコンピュータに対しては必ず最新パッチを適用しておくよう心がけてください。 . また、この記事、信頼できるセキュリティ情報、ベンダーの Web サイトのいずれかで言及されているセキュリティアップデートがある場合、そのセキュリティアップデートも適用してください。
  • パスワードポリシーの徹底。 複雑なパスワードを設定しておけば、セキュリティが低下したコンピュータ上に保存しているパスワードファイルの解読を困難にすることができます。これにより、攻撃を受けた場合でも被害を防止あるいは最小限に抑えることができます。
  • メールサーバーを、ウイルスが感染拡大を試みる際によく使用するファイル拡張子(.vbs、.bat、.exe、.scrなど)が付いた添付ファイルを含むメールをブロックあるいは削除するように設定しておく。
  • ネットワーク接続しているコンピュータが感染した場合は、他のコンピュータへの感染拡大を防止するために、そのコンピュータをすみやかにネットワークから切り離す。被害を受けたコンピュータに対し被害状況の分析を行ない、信頼できるメディアを使って復旧を図る。
  • 予期せぬメールが届いた場合には、添付ファイルを開かないように従業員を指導する。 また、インターネットからダウンロードしたソフトウェアについては、必ずウイルススキャンを実行し、問題がないことが確認できるまでは絶対に起動しない。 既知のセキュリティホールに対応するパッチが適用されていないWebブラウザーを使用している場合は、安全でないWebサイトにアクセスするだけで感染する可能性があることに留意する。

記述: Kazumasa Itabashi
ノートン 2010 シリーズ登場
Symantec Endpoint Protection