「Backup Exec System Recovery」が苦悩の管理者ハルを救う!?
前回、ハルは「Backup Exec」と「Backup Exec System Recovery」を実際に使用しているサムから、両製品についてのレクチャーを受けることとなりました。しかし「Backup Exec」について聞き終えたところで、残念ながらハルの事情から時間切れに。ハルは、それをすまなく思ったのか、後日すぐさま手のすいているときを見計らってサムの会社に出向き、「Backup Exec System Recovery」についての話を聞くことにしました。今回のストーリーは、ハルがサムの元を訪れたところから始まります。
だれでも使える簡単さと高速バックアップ/リカバリがポイント
サム:やぁ、ハルよく来たね。
ハル:こちらこそわざわざ時間を空けてもらってありがとう。 とにかく早く「Backup Exec System Recovery」について知りたくてさ。もうシステムダウンのトラブルはほんとにこりごりだよ。
サム:また何かあったのかい?
ハル:今現在はないんだけど、こないだ君が来てくれてアドバイスを受けたときから、僕なりにいろいろと調べたんだ。
そしたら、うちの会社のシステムは結構老朽化が進んでいて、いつシステムトラブルがおきてもおかしくないことに気がついたんだ。だから、早く手を打ってシステム保護を実施しておかないと大変なことになりそうで。
サム:そうか。それは大きな問題を抱えているね。じゃぁ、早速本題に入るけど、「Backup Exec System Recovery」はシステム保護を効率的に行うための優れた「イメージバックアップツール」なんだよ。
「Backup Exec」はファイル単位やレコード単位でバックアップするけど、「Backup Exec System Recovery」はドライブやHDDを丸ごとイメージ化してバックアップするんだ。ドライブを丸ごとイメージ化してバックアップすることによって、システムのスピーディなバックアップとリカバリが実現できる点が大きなポイントだよ。
また、専門知識が不要で簡単に使える点も大きな特長になるね。
ハル:僕にも簡単に扱えるのかい?
サム:ああ。もちろん。実際、専門知識を一切持っていない普通のユーザーでも使えるくらい敷居が低いんだ。シンプルで使いやすいユーザーインターフェースで、基本操作はウイザードに従っていくだけ。トレーニングは一切いらないよ。
また、システムリカバリは、Symantec Recovery Diskという起動用ディスクで起動して、わずか3-4クリックでリカバリが完了するんだ。簡単だろ。
ハル:うん、確かに簡単そうだね。バックアップのスピードはどうなんだい? 僕はバックアップと聞くといつも待たされる印象を持っているんだけど。
サム:さっきもちょっと触れたけど、「Backup Exec System Recovery」はバックアップ、リカバリともに非常に高速なんだ。これはクライアントPCでの計測データだけど、Windows XP ProfessionalがインストールされたPCのシステム領域(4.3GB)をUSBの外付けハードディスクにバックアップするのに要した時間はわずか1分30秒、リカバリも2分42秒で終了したというデータがあるんだ。
サーバーだともう少しデータは大きくなるけど、システムを丸ごとイメージとしてバックアップするイメージバックアップなら、さほど時間は変わらないよ。
ハル:そんな短時間でリカバリができるの!? いままで代替機にOSをインストールして、度重なるアップデートファイルの適用で長いこと待たされて、そのあといろいろなソフトをインストールしてリブートを繰り返し、テスト運用の実施…と1日以上かかる仕事だったのに…。どれだけ無駄な労力を使ってたんだろう。トホホ。
サム:ハル、明るい兆しが見えてきたんだから、そんなに落ち込むなよ。これからはすぐにリカバリできるんだからさ。
増分バックアップの活用でバージョン管理も容易に
ハル:ところでさっきも話したように、うちのシステムは老朽化が進んでいるから、バックアップの対象と代替機では必然的にスペックが異なるものになるんだけど、そこは問題ないのかい?
サム:ああ。大丈夫さ。「Backup Exec System Recovery」はスペックの異なる別のサーバー環境へのリカバリのほか、今はやりの仮想環境へのリカバリも可能なんだ。バックアップデータの保存先は、光ディスクや内蔵/外付けストレージのほか、ブレードサーバーやNASまでサポートしている。
もちろん、先ほど話をした起動用ディスクを使ったリカバリもできるのでまったく新品の代替機を用意しても、すぐに環境を復元して稼働させられるんだよ。ほかにもマイクロソフトのVSS(Volume Shadow Copy Service)にも対応しているから、システムを稼働させながらオンラインバックアップできるなど、ダウンタイムを極小化するための機能が盛りだくさんに含まれているよ。
ハル:そうか。でも、イメージバックアップと聞くと、ストレージの消費量が不安だなぁ。前にサーバーの中にワームが混入しているのが発見されて、システムを入れ替えたことがあったんだ。その場合だと直前のバックアップデータからシステムを戻しても、すでに感染してしまっている可能性は高いよね。いくらバックアップが高速だからといっても、フルバックアップを多数とってバージョン管理をするとストレージを多大に消費するという結末になりかねないよね。
サム:その心配は無用だよ、ハル。
「Backup Exec System Recovery」はフルバックアップに加えて、増分バックアップをサポートしているんだ。増分バックアップでは、前回からの変更点のみをバックアップするからストレージの消費を抑えられる。
また、増分バックアップはリカバリが面倒という印象があるけど、「Backup Exec System Recovery」なら復元するバックアップイメージファイルを選択するだけだから、リカバリも簡単だよ。さらにフルバックアップを実施するタイミングと、増分バックアップを実施するタイミングをそれぞれ別々に設定できるし、ある程度の期間が経過したものや世代が蓄積された場合には自動的に古いデータを削除する機能もついているんだ。
イベント連動型スケジュール機能で万全の体制を構築
ハル:「Backup Exec System Recovery」はほかにどんな機能を備えているだい?
サム:実に多彩な機能を備えているのだけど、僕が便利に活用しているのはイベント連動型スケジュール機能だね。これを使うと、新しいアプリケーションをインストールした場合や、誰かがログイン/ログオフした場合に、自動的にバックアップを実施できるんだ。
つまりシステムに何かしら変更が加えられた場合や、変更が加えられる可能性がある場合に、自動的にバックアップしてくれるから、まさかの場合に備えられるんだよ。
ハル:なんか監視ロボットがいて自動的にバックアップしてくれるみたいだね。
サム:ほかにはストレージの消費を削減するためのバックアップイメージの圧縮機能や、コンプライアンスに有効なバックアップデータの暗号化機能のほか、通常のバックアップソフト同様にファイル/フォルダ単位のバックアップ機能も備えているので、非常に幅広い使い方ができる。
「Backup Exec System Recovery」の大きな魅力は、今、話をしたすべての機能が基本のライセンスにすべて含まれていて、オールインワンになっている点なんだ。複数のバックアップサーバーの一元管理がしたい時だけオプション製品を追加すればいいんだよ。
ハル:これなら多機能でありながら、初めての人でも簡単に導入、管理できそうだね。「Backup Exec」と「Backup Exec System Recovery」の両方について導入をすぐさま検討することにするよ。そう決まったらすぐに会社にもどらなきゃ。
サム、今日はありがとう。今度はゆっくり遊びにきてくれよ。
サム:相変わらずなぁ。でも、うまく導入できればハルも楽になるだろう。それじゃ、僕も自分の仕事に戻るとするか。
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