インターネット・セキュリティ・ソリューションのリーダー、株式会社シマンテック(東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー、代表取締役社長:成田明彦)は、被害報告が急増している新種のワーム「VBS.VBSWG2.Z@mm」の危険度を3から4に上げて警告するとともに、駆除方法についてお知らせします。
◇VBS.VBSWG2.Z@mmの概要
VBS.VBSWG2.Z@mmは暗号化されたVBスクリプトワームです。5月10日に警告を出した「VBS.VBSWG2.X (Homepage)」と同様に、感染したユーザのOutlookアドレス帳に登録されているすべてのメールアドレスに勝手に送信します。その際に、「Mawanella.vbs」という名前の添付ファイルを付け、件名も「Mawanella」で届きます。Microsoft Outlookがインストールされていない場合は、「Please Forward this to everyone」というメッセージを表示するだけですが、Windowsシステムフォルダ内にMawanella.vbsとして自分自身のコピーを作成します。
◇VBS.VBSWG2.Z@mmの駆除
シマンテックが誇る世界最大のウィルス対策研究所「シマンテック・アンチウィルス・リサーチ・センター(略称SARC) 注2」 では2001年5月18日付けの定義ファイル(ワクチン)で対応済みです。シマンテックのウィルス対策ソフト「Norton AntiVirus(ノートン・アンチウィルス)」ユーザは、オンライン更新機能LiveUpdate注3により最新の定義ファイル(ワクチン)を入手し、同ウィルス対応に更新することが可能です。
ウィルス対策を施していないユーザは、シマンテックのホームページから体験版をダウンロードして利用することができます。
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/index.html(SARC:ウィルス情報)
http://www.symantec.com/region/jp/trial/trial.html(体験版ダウンロード)
このウィルスの駆除方法は以下の通りです。
1. Norton AntiVirusのLiveUpdate を実行して最新のウィルス定義であることを確認します。
2. Norton AntiVirus (NAV) を実行してシステムの完全ウィルススキャンを実行してください。その際、すべてのファイルをスキャンする設定になっていることを確認してください。
3. VBS.VBSWG2.X@mmとして検知されたすべてのファイルを削除してください。
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<注釈解説>
注1: スクリプトワーム
スクリプト言語で書かれた、ファイルに寄生しない自己増殖型の不正プログラム。人の手を介さずにメールやネットワークを通じて広がるため、感染速度が速く被害も拡大してしまいます。電子メールやインターネットが不可欠になった今日ではもっとも注意の必要なタイプです。
注2: SARC(シマンテック・アンチウィルス・リサーチ・センター)
SARCはシマンテックの世界最大のコンピュータウィルス研究所で、日本をはじめ米国、欧州、豪州のワールドワイドをカバーする4拠点の研究者が、コンピュータウィルスに関する研究を行っています。ウィルスの解析やウィルス定義ファイルの提供、ファイル・システムの治療・修復に関する研究を行っており、毎月平均300個発生する新種ウィルスにいち早く対応しています。
注3: LiveUpdate(ライブアップデート)
Norton AntiVirusのLiveUpdateボタンをクリックすることにより、最新のウィルスのデータベース、スキャンエンジンを含む「ウィルス定義ファイル」を更新できる自動アップデート機能。インターネットやモデムを通じてシマンテックのサーバに接続し、個々のコンピュータに自動的に新しいウィルス定義ファイルを、システムを再起動することなくインストールできます。また、スケジュール設定により定期的な自動更新も可能です。
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