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インターネット・セキュリティ・ソリューションのリーダー、株式会社シマンテック(東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー、代表取締役社長:成田明彦)は、情報処理振興事業協会(略称IPA:村岡茂生理事長)が定期的に発表するコンピュータウィルスのレポートとシマンテックに寄せられた報告を基に、シマンテックが誇る世界最大のウィルス対策研究所「シマンテック・アンチウィルス・リサーチ・センター(略称SARC)」 の見解を加えたウィルスレポートの発信をしております。
SARCによるコメント IPAの報告によると2001年5月のコンピュータウィルスの届出件数は1,515件となり、1〜5月の届出件数は前年同月期の3倍もの件数となりました。また、コンピュータ不正アクセスの5月の届出状況においては107件で、4月の5倍以上という驚くべき件数となっており、セキュリティ対策全般の見直しが急がれています。
5月は、ゴールデンウィーク明けすぐにVBS.VBSWG2.X@mm(別名:ホームページ・ワーム注1)、VBS.VBSWG2.Z@mm(別名:マワネラ・ワーム)という危険度の高いウィルスが相次いで発見されました。いずれもすぐに沈静化しそれほど大きな被害は報告されていませんが、これらはVBSウィルス作成ツールで作られており、そのツールを入手することさえできれば誰でも同様の不正プログラムを簡単に作り出すことができるため、引き続き注意が必要です。
さらに5月は、既知のセキュリティホールを悪用したBackdoor.Sadmindが発見され、サン・マイクロシステムズや各セキュリティ団体も警告を発しましたが、国内の被害も非常に大きいものになりました。 セキュリティホールを悪用したこのような不正プログラムは今までにいくつも発見されていますが、どれもなかなか沈静化されません。このようなタイプの不正プログラムの対策にはセキュリティ対策ソフトが有効ですが、同時に普段からポリシーの遵守など、システムにセキュリティホールを作らない努力も必要です。
SARCに世界中から
寄せられた被害状況 |
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SARCに日本から
寄せられた被害状況 |
| 1 |
W95.Hybris.worm |
| 2 |
W95.MTX.dr |
| 3 |
WScript.KakWorm.dr |
| 4 |
W32.Magistr.24876@mm |
| 5 |
VBS.VBSWG2.X@mm |
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| 1 |
W95.Hybris.worm |
| 2 |
W95.MTX.dr |
| 3 |
W32.HLLW.Bymer |
| 4 |
Trojan Horse |
| 5 |
VBS.VBSWG2.X@mm |
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【IPA】情報処理振興事業協会の略称。コンピュータウィルスに関する届け出制度は、経済産業省のコンピュータウィルス対策基準に基づき、1990年4月にスタートした制度であって、コンピュータウィルスを発見したものは被害の拡大と再発を防ぐために必要な情報をIPAに届け出ることとされている。IPAでは個別に届出者への対応を行っているが、同時に受理した届出等を基に、コンピュータウィルス対策を検討している。また受理した届出は、届出者のプライバシーを侵害することがないよう配慮した上で、被害等の状況を分析し、検討結果を定期的に公表している。
【SARC】シマンテック・アンチウィルス・リサーチ・センターの略称。SARCはシマンテックの世界最大のコンピュータウィルス研究所で、日本をはじめ米国、欧州、豪州のワールドワイドをカバーする4拠点の研究者が、コンピュータウィルスに関する研究を行っています。ウィルスの解析や定義ファイルの提供、ファイルシステムの治療・修復に関する研究を行っており、毎月平均300個の新種ウィルスに対応し、最新のウィルスの脅威からユーザを保護しています。
<注釈解説>
注1: ワーム
ファイルに寄生しない自己増殖型の不正プログラム。人の手を介さずにメールやネットワークを通じて広がるため、感染速度が速く被害も拡大してしまいます。電子メールやインターネットが不可欠になった今日ではもっとも注意の必要なタイプです。
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