インターネット・セキュリティ・ソリューションのリーダー、株式会社シマンテック(東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー、代表取締役社長:成田明彦)は、Symantec Security Response(シマンテック・セキュリティ・レスポンス)に寄せられた2001年11月における月間ウイルス被害ランキングを発表します。
月間ウイルス被害ランキング(2001年11月:国内)
| 順位 |
ウイルス名 |
今月
件数 |
前月
順位 |
前月
順位比 |
種類 |
| 1 |
W32.Badtrans.B@mm(バッドトランス) |
1,004 |
- |
↑ |
ワーム |
| 2 |
W32.Aliz.Worm (アリズ) |
865 |
- |
↑ |
ワーム |
| 3 |
W95.Hybris.worm(ハイブリス) |
183 |
1位 |
↓ |
ワーム |
| 4 |
JS.Exception.Exploit(エクセプション・エクスプロイト) |
119 |
2位 |
↓ |
トロイの木馬 |
| 5 |
W32.Sircam.Worm@mm(サーカム) |
59 |
3位 |
↓ |
ワーム |
| 6 |
W32.Nimda.E@mm(ニムダ) |
57 |
7位 |
↑ |
ワーム |
| 7 |
W32.Nimda.enc(dr)(ニムダ) |
50 |
- |
↑ |
ワーム |
| 8 |
W32.Badtrans@mm.enc(バッドトランス) |
41 |
- |
↑ |
ワーム |
| 9 |
W32.Nimda.enc(ニムダ) |
29 |
4位 |
↓ |
ワーム |
| 10 |
W32.Klez.gen@mm(クレズ) |
28 |
- |
↑ |
ワーム |
月間ウイルス被害ランキング(2001年11月:World Wide)
| 順位 |
ウイルス名 |
今月
件数 |
前月
順位 |
前月
順位比 |
種類 |
| 1 |
W32.Badtrans.B@mm(バッドトランス) |
14,056 |
− |
↑ |
ワーム |
| 2 |
JS.Exception.Exploit(エクセプション・エクスプロイト) |
11,353 |
1位 |
↓ |
トロイの木馬 |
| 3 |
W95.Hybris.worm(ハイブリス) |
7,999 |
2位 |
↓ |
ワーム |
| 4 |
W32.Magistr.39921@mm(マジスター) |
6,838 |
4位 |
→ |
ワーム/ウイルス
|
| 5 |
W32.Sircam.Worm@mm(サーカム) |
4,168 |
3位 |
↓ |
ワーム |
| 6 |
W32.Nimda.enc(dr)(ニムダ) |
3,875 |
− |
↑ |
ワーム |
| 7 |
W32.Aliz.Worm(アリズ) |
3,265 |
− |
↑ |
ワーム |
| 8 |
VBS.Haptime.A@mm(ハップタイム) |
2,264 |
5位 |
↓ |
ワーム |
| 9 |
W32.Nimda.enc (ニムダ) |
2,065 |
7位 |
↓ |
ワーム |
| 10 |
Trojan Horse(トロージャン・ホース) |
1,614 |
9位 |
↓ |
トロイの木馬 |
※ 2001年11月1日から11月30日の間、Symantec Security Responseに届けられたウイルスの上位10位までのランキング
◇ 11月のウイルス考察
Badtrans、Alizで問われる危機管理意識
Badtrans、Alizの被害が日本を含むワールドワイドで拡大しました。これら2つは10月に猛威を振るったNimdaと同様のセキュリティホールを利用したもので、メールをプレビューしただけで感染してしまう性質上、従来の添付ファイルを開かなければ感染しなかったものと比較すると感染しやすかったといえます。とはいえ、これだけ広がってしまった理由にはユーザの危機管理意識にも問題があったといえるでしょう。Alizについては5月末に対応済みで、セキュリティホールの修正プログラムもマイクロソフト社から提供されていたにもかかわらず、感染を広げてしまいました。つまり、Nimda事件発生時、きちんと対策していなかったことが、このような被害を引き起こした原因のひとつと言えるでしょう。またAlizは国内中心に蔓延した数少ないワームです。これまでは米国、欧州から伝播してくることが多かったため、海外の状況を見ながら対策することができたので比較的対策しやすかった面もありましたが、今回の被害状況を鑑みますと、従来の危機管理体制の見直しの必要性が出てきました。日本独自のセキュリティ情報の充実を図ることは緊急に対処すべき課題の一つといえます。(Symantec Security Response 星澤裕二:談)
|
11月中に、シマンテックでは1,188種の新種ウイルスを発見し、対応しました。
現在、シマンテックは通算58,293種のウイルス定義ファイルを提供しています。
|
◇ ウイルス最新情報
下記URLにて最新のウイルス情報、駆除ツールを紹介しております。
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/index.html
Symantec Security Response
シマンテックの世界最大のコンピュータウイルス研究所の機能に加え、不正侵入対策、およびテクニカル・サポートの機能を統合した新名称。シマンテックの誇る世界最大のコンピュータウイルス研究所で、日本をはじめ米国、欧州、豪州のワールドワイドをカバーする4拠点の研究者が、コンピュータウイルスに関する研究を行っている。ウイルスの解析やウイルス定義ファイルの提供のほか、ファイルシステムの治療・修復に関する研究を行っており、毎月約300個発生する新種ウイルスに対応し最新のウイルスの脅威からユーザを保護している。
|