1998年8月25日
株式会社マクニカのファイアウォールに
株式会社シマンテックのウィルス対策ソフトウェア
「Norton AntiVirus for Firewalls」が採用される
〜企業ネットワークをウィルスとハッカーの2大脅威から保護〜

ビジネス・パソコンソフトウェア大手のシマンテック コーポレーション〔Symantec Corporation〕(社長兼CEO:ゴードン・E・ユーバンクス・Jr.,本社:米国カリフォルニア州クパチーノ)の日本法人である株式会社シマンテック(東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー,代表取締役社長:成田明彦)と,半導体やネットワーク機器の輸入,開発,販売を手がける株式会社マクニカ(横浜市緑区白山1-22-2白山ハイテクパーク,代表取締役社長:神山 治貴)は本日,マクニカが同社の販売するカナダのミルキーウェイ・ネットワークス社製ファイアウォール「」にシマンテックのコンピュータ・ウィルス対策ソフトウェア「(以下NAV for Firewalls)」を採用し,8月末よりシステム販売を開始していく事で合意したと発表しました。
この度の合意は,本年5月,カナダのネットワーク・セキュリティ・ソリューション大手のミルキーウェイ・ネットワークス社が,同社製品用のウィルス対策ソリューションとしてシマンテック社のNorton AntiVirus(NAV)を選び,同社製品をCVP(Content Vectoring Protocol注1)対応化し,今後NAVと連携したソリューションを提供していくという発表に基づくものです。
SecurIT FIREWALL for SolarisとNAV for Firewallsが連携することにより,インターネットなどを通じて企業のファイアウォールを超えて侵入するウィルスをリアルタイムで検知・駆除する強力な防御壁を築くことが可能になります。今回の連携により,企業にとってセキュリティの2大脅威となる外部からのハッキングとウィルスの侵入に一挙に対応できるようになります。
昨今ファイアウォールはセキュリティ製品の中心的な存在として,ウィルス対策ソフトウェアなど様々なセキュリティ製品と連携し,より高度な安全性を実現することが求められており,国内で1998年度126億円の市場が見込まれています。
SecurIT FIREWALLの特長
SecurIT FIREWALL はカナダ政府などで採用されている信頼性の高いファイアウォール製品です。同製品は「目に見えない企業ネットワークは,破られない」というシンプルな構想にもとづき,アプリケーションレベルのファイアウォールとしてパケット・フィルタ型やステートフル・インスペクション型のファイアウォールよりも高度な安全性を提供します。SecurIT FIREWALLはユーザの目に見えないところで,ファイアウォールを通過するすべてのアプリケーションを各ルール設定毎に透過的な認証をします。さらに,ミルキーウェイ・ネットワークス社のパテントである透過モードによって継承した技術は,ファイアウォールの“内側”と“外側”を区別することなくインターネット,イントラネット,エクストラネットを保護します。今回CVP対応したSolaris版SecurIT FIREWALLに加え,NT版の対応製品も開発中です。
Norton AntiVirus for Firewallsの特長
NAV for Firewallsは,Windows NTやUNIXのファイアウォール製品とCVPを使って連携する新しい手法を用いたウィルス対策ソフトウェアで,インターネットから侵入するウィルスをファイアウォール・レベルで防ぎます。NAV for Firewallsは,インターネット上のさまざまなプロトコル(HTTP,FTP,SMTP等)のトラフィックを常に監視し,ウィルスの進入をチェック,ウィルスを自動的に除去することで被害を未然に防ぎ,感染前のファイルに修復します。ユーザ・インタフェースにはHTML方式を採用しているため,企業ネットワークの管理者はNAV for Firewallsの設定・更新などの管理業務を,ブラウザを使ってリモートで行えます。また,疑わしいトラフィックにのみスキャンを集中させたり,プロトコル別にNAV for Firewallsサーバーを設置し,トラフィックの集中を分散処理させることが可能で,ネットワークのパフォーマンスへの影響を最小限に抑えます。 NAV for Firewallsは,ファイアウォール製品メーカーとの密接なコンサルテーションを通じて開発され,世界の主要なファイアウォール・メーカーから推奨されています。
さらに,シマンテック独自のウィルス研究所SARC(シマンテック・アンチウィルス・リサーチ・センター注2)が NAV for Firewallsのユーザをバックアップします。 SARCは世界中で発見される最新のウィルスに迅速に対応し,新しいワクチン(ウィルス定義ファイル注3)を作成します。ウィルス定義ファイルは毎週更新されるので,ユーザはLiveUpdate注4機能を使用することにより,常に最新のウィルス定義ファイルを手に入れることが可能です。
SecurIT FIREWALL for Solaris Norton AntiVirus for Firewalls
価格(税別) \580,000〜 \256,000(49クライアント・ライセンス)〜
*販売目標数1,000システム50,000ノード(CVP対応版としての販売数量)
【株式会社マクニカについて】
1972年に設立された株式会社マクニカは,産業用電子部品・機器およびネットワーク関連ハードウェア/ソフトウェアの開発,製造,販売を行い,昨年度397億円を売上げています。マクニカは1995年5月にミルキーウェイ・ネットワークス社と国内販売代理店契約を結び,同社のインターネット・セキュリティ製品の一つであるアプリケーションレベル・ファイアウォール製品を販売しています。
マクニカホームページhttp://www.macnica.co.jp
−注釈解説−
注1:CVP(コンテント・ベクトリング・プロトコル)
CVPはファイアウォールを通過するSMTP,HTTP ,FTP等のコンテンツをNAVサーバに転送し,チェックするためのプロトコルです。チェックされたコンテンツにウィルス等が含まれていた場合,その情報がNAVサーバからファイアウォールに送られ,ファイアウォールは送信先ユーザにアラートを出します。CVPの利用はファイアウォールのルール設定毎に行うことが可能で,本機能を利用することにより,企業はインターネットからの不正侵入とウィルスの脅威から社内のネットワークを防御することができるようになります。
注2:SARC(シマンテック・アンチウィルス・リサーチ・センター)
SARCはシマンテックの世界最大のコンピュータ・ウィルス研究所で,日本をはじめ米国,欧州,豪州のワールドワイドをカバーする4拠点の研究者が,コンピュータウィルスに関する研究を行っています。ウィルスの解析やウィルス定義ファイルの提供,ファイル・システムの治療・修復に関する研究を行っており,毎月平均300個の新種ウィルスに対応し,最新のウィルスの脅威からユーザを保護しています。最新のウィルス情報に関しては,潟Vマンテックのホームページ(http://www.symantec.co.jp)のSARC情報で参照できます。
注3:ウィルス定義ファイル
個々のウィルスの検知・駆除用のデータ。ウィルス対策ソフトはこのデータを利用してウィルスなのか,そうでないかを検知し,駆除するのでユーザは常に最新のデータを入手する必要があります。SARCはウィルス定義ファイルを毎週更新し,新種のウィルスへ迅速に対応しています。
注4:LiveUpdate(ライブアップデート)
LiveUpdateボタンをクリックすることにより,最新のウィルスのデータベース,スキャンエンジンを含む「ウィルス定義ファイル」を更新する自動アップデート機能。インターネットやモデムを通じてシマンテックのサーバーに接続し,自分のコンピュータに自動的に新しいウィルス定義ファイルを,システムを再起動すること無くインストールできます。また,スケジュール設定により定期的な自動更新も可能です。

・シマンテックコーポレーションについて
シマンテックコーポレーションは、コンピュータ・ユーザに、高い生産性と、安全で信頼性の高い環境をいつでもどこでも提供いたします。シマンテックは、広範なソリューションを提供しており、顧客満足と製品ブランドの高い認知度におけるリーダーとして知られています。同社は、主に、@ウィルス対策とPCアシスタンス用ソフトウェアのNortonシリーズ、A遠隔地ユーザの生産性を高めるpcANYWHERE、WinFax、ACT!、Bインターネット開発ツールCafeシリーズといった3分野のアプリケーション製品群で顧客ニーズに応えています。
詳細は同社ホームページhttp://www.symantec.comをご参照ください。
・株式会社シマンテックについて
株式会社シマンテックは、米国シマンテック社の日本法人として、1994年9月1日に設立いたしました。成長著しい日本のパソコンソフトウェア市場において、市場のニーズや環境にマッチした日本語製品のタイムリーな開発・販売および充分な情報提供のためのマーケティング活動や製品購入前後に渡るサポートの提供を行なっています。
詳細は同社ホームページhttp://www.symantec.co.jpをご参照ください。
*Symantec社の名称、ロゴおよび各製品名は、シマンテック社の米国内での登録商標です。
* その他の商品名などは、それぞれ各社の登録商標または商標です。
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