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1999年4月2日

株式会社シマンテック,あらたなメリッサの変種に対応



〜新種ウィルス対応ワクチンの更新を呼びかけ〜

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ビジネス・パソコンソフトウェア大手のシマンテック コーポレーション〔Symantec Corporation〕(社長兼CEO:ゴードン・E・ユーバンクス・Jr.,本社:米国カリフォルニア州クパチーノ)の日本法人である株式会社シマンテック(東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー,代表取締役社長:成田明彦)は,現在猛威を奮っている新種ウィルス「W97M.Melissa(通称メリッサ)」の変種として新たに発見された5種類のウィルスを検知・駆除するウィルス定義ファイル注1(ワクチン)を,シマンテックの世界最大のコンピュータ・ウィルス研究所「SARC注2」を通じて4月3日より提供開始します。

メリッサの変種として新たに発見されたのは,「W97M.Melissa.B」,「W97M.Melissa.C」,「W97M.Class.CN」,「W97M.Syndicate.A」と,「X97M.Papa(通称パパ)」の変種「X97M.Papa.B」です。それぞれは,感染ファイルを添付した電子メールの配信数や,メッセージなどが異なりますが,メリッサ同様,電子メールを媒介として感染を広げる非常に強い感染力を持ったウィルスです。

メリッサが米国で大きな被害を及ぼした影響で,メリッサのプログラムを改造した変種が従来以上の急激な速さで次々と発見されています。コンピュータ・ウィルスは,一般的に若年層や悪意あるプログラマーが作っていると言われており,世の中を騒がせるウィルスには,すぐに追随した変種が現れる傾向があります。日本国内でのメリッサの感染状況は,ウィルス対策ソフトによって事前に検知されたため,大規模な被害は今のところ免れている状況ですが,日々新種のウィルス,変種のウィルスが登場しているため,万全の対策が必要です。

SARCの対応
SARCでは,これらのウィルスを検知・駆除するワクチンデータを含むウィルス定義ファイルの提供を開始します。シマンテックのウィルス対策ソフトNorton AntiVirus(ノートン・アンチウィルス)ユーザは,更新ボタンをクリックするだけで対応ワクチンデータを入手し,最新のウィルス対応に更新することが可能です。また,ウィルス対策を施していないユーザは,Norton AntiVirus(30日間限定体験版)を,シマンテックのホームページからダウンロードして無料で利用できます。


「W97M.Melissa.A」関連の新種ウィルス情報とシマンテックの対応
(新種「W97M.Ping.A」含む)
ウィルス名
ウィルスの特徴
ワクチン
対応
「W97M.Melissa.A」 電子メールを介し,50名にウィルスを自動送信。Word97,Word2000に感染するマクロウィルス
済み
「W97M.Melissa.B.intd」
(別名:W97M.Melissa. Sister)
メリッサAの変種。
マクロ・モジュール名が異なる。
(MELISSA.SLITTLESISTER)
済み
[W97M.Melissa.C.intd] メリッサAの変種。
B同様マクロ・モジュール名が異なる。
済み
[W97M.Class.CN]
(別名: W97M.Melissa.D又は Mad Caw)
メリッサAの変種。
送信されるメールの数は20通。
済み
[X97M.Papa.A.Intended] メリッサAの変種でエクセルに感染。
Ping(注3)を2箇所のサーバーに対し実行しようとする。
ウィルスとして動作しない。
済み
[X97M.Papa.B] パパAを動作するようにした。
メールを60人に送信。
済み
[W97.Syndicate.A]
(別名:WM97/Melissa-C)
メリッサAの変種。
69名にウィルスを送信。
済み
[W97M.Ping.A] 新種ウィルス。
4箇所のサーバーに対しPingを実行する。
済み
※ 1999年4月2日現在

ウィルスに関する詳細は詳しい情報は,SARC Japanのホームページ
(http://www.symantec.co.jp/sarcj)で参照できます。


【注釈解説】
注1:ウィルス定義ファイル
個々のウィルスの検知・駆除用のデータ。ウィルス対策ソフトはこのデータを利用してウィルスなのか,そうでないかを検知し,駆除するのでユーザは常に最新のデータを入手する必要があります。SARCは業界で初のウィルス定義ファイルの毎週更新を実施し,新種のウィルスへ迅速に対応しています。

注2:SARC(シマンテック・アンチウィルス・リサーチ・センター)
SARCはシマンテックの世界最大のコンピュータ・ウィルス研究所で,日本をはじめ米国,欧州,豪州のワールドワイドをカバーする4拠点の研究者が,コンピュータウィルスに関する研究を行っています。ウィルスの解析やウィルス定義ファイルの提供,ファイル・システムの治療・修復に関する研究を行っており,毎月平均300個の新種ウィルスに対応し,最新のウィルスの脅威からユーザを保護しています。

注3:ping(Packet Internet Groper)
インターネットなどのTCP/IPネットワークでつながった相手のコンピュータにパケットデータを送出し,その返答状況から,相手側のコンピュータや通信回線の状態を調べるために利用するコマンド。


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・シマンテックコーポレーションについて
シマンテックコーポレーションは、コンピュータ・ユーザに、高い生産性と、安全で信頼性の高い環境をいつでもどこでも提供いたします。シマンテックは、広範なソリューションを提供しており、顧客満足と製品ブランドの高い認知度におけるリーダーとして知られています。同社は、主に、‡@ウィルス対策とPCアシスタンス用ソフトウェアのNortonシリーズ、‡A遠隔地ユーザの生産性を高めるpcANYWHERE、WinFax、ACT!、‡Bインターネット開発ツールCafeシリーズといった3分野のアプリケーション製品群で顧客ニーズに応えています。
詳細は同社ホームページhttp://www.symantec.comをご参照ください。

・株式会社シマンテックについて
株式会社シマンテックは、米国シマンテック社の日本法人として、1994年9月1日に設立いたしました。成長著しい日本のパソコンソフトウェア市場において、市場のニーズや環境にマッチした日本語製品のタイムリーな開発・販売および充分な情報提供のためのマーケティング活動や製品購入前後に渡るサポートの提供を行なっています。
詳細は同社ホームページhttp://www.symantec.co.jpをご参照ください。

*Symantec社の名称、ロゴおよび各製品名は、シマンテック社の米国内での登録商標です。
*その他の商品名などは、それぞれ各社の登録商標または商標です。

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