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1999年9月13日
シマンテックとIBMの共同開発による,
自動マクロウィルス解析・修復技術が稼動開始
−ワクチンの作成・配信が,ウィルス蔓延より速いスピードで実現−

* この資料は米国時間1999年9月2日発表のニュースリリースの抄訳です。
ビジネス・パソコンソフトウェア大手のシマンテック コーポレーション〔Symantec Corporation〕(会長兼社長兼CEO:ジョン・W・トンプソン,本社:米国カリフォルニア州クパチーノ)は,同社のウィルス対策ソフト「Norton AntiVirus(ノートン・アンチウィルス)」 の機能の一つである"スキャンと配信"機能に,シマンテックとIBMの共同開発による自動マクロウィルス解析・修復技術が統合されたと発表しました。
この新技術は,既存のシマンテックの自動ウィルス解析システム(通称:SARA,Symantec AntiVirus Research Automation) を拡張し,多くの場合において,ウィルスや悪質なプログラムが広まるよりも速く,ワクチンの作成,ユーザへの配信が可能になります。
シマンテックのセキュリティ&アシスタンス担当副社長 エンリケ・セーラムは次のように述べています。「この新技術により,Norton AntiVirusは最も包括的なウィルス対策ソリューションであるだけでなく,最も速くワクチンを配布できるソリューションともなりました。このオートメーション技術は,ますます複雑化するインターネット社会のニーズに応える方法の一つとなります。」
Norton AntiVirus の"バージョン5.0"で初めて取り入れられた"スキャンと配信"機能は,ユーザが,ウィルス感染が疑われるファイルを発見した場合に,インターネットを通じてシマンテックのウィルス研究所(SARC,サーク)へファイルを送り,解析・修復を依頼できる機能です。"スキャンと配信"は,発売以来,増え続けるウィルス感染ファイルに対し,的確で素早い対応をおこなってきましたが,今回,新しい次世代オートメーション技術を導入することによって,修復に要する時間を大幅に短縮します。
旧来の手法を取るウィルス対策メーカーでは,新種ウィルス,もしくはそれらしいファイルが届けられると,研究者が手動で解析しなければなりません。つまり,研究者たちがテスト用コンピュータにウィルス検体を移し,ウィルスの性質を解析し,そしてワクチンを作成してテストする,という方法です。このプロセスを人の手で行うと,レスポンスタイムは極めて遅くなり,その間にウィルスが更に広がり大きな被害を引き起こすことにもなります。一方,今回稼動開始する新しい"スキャンと配信"では,特許を持つコンピュータシステムを利用することにより,一般的なウィルスの大半に完璧に対応しています。これによりレスポンスタイムは短縮され,信頼感を増すとともに,多くの場合でウィルス自身の蔓延よりも速いスピードでワクチンを開発し,ユーザに届けることが出来ます。
ユーザから新しいマクロウィルスを受けると,マクロウィルスの解析と修復を自動化した"スキャンと配信"システムはそのウィルスを複製します。そして,ワクチンを作成し,実際に感染している環境で修復のテストを行います。修復に成功すると,ワクチンをSARCのデータベースに加え,修復したファイルとワクチンをユーザに返送します。この全てのプロセスは全て人の手を介さず自動的に行われます。今後は,SARCに送られてくるウィルスの最大70%はこの全自動システムによって処理されると予測され,ダウンタイムやユーザの生産性のロス,セキュリティの弱体化を生むウィルスの発生に対し,無比の速さでの対応が実現されます。
<参考>
ウィルス蔓延より速いスピードで定義ファイルの作成を実現できている例
8月16日に検体が届けられ,SARAにより瞬時にウィルス定義ファイルが作られたウィルスに「W97M.Thus.A(通称:木曜日)」があげられます。同ウィルスは,いくつかのウィルス対策メーカが高い危険性があると発表したものですが,シマンテックのユーザからは1件も被害届が出ていません。これは, SARAが同ウィルスのウィルス定義ファイルを瞬時に自動生成した結果です。警報を出したメーカがワクチンファイルを提供開始したのは,2週間以上後の9月1日だったため,ウィルスの蔓延を結果的に許すかたちになったと考えられます。Norton AntiVirusユーザはSARAシステムが全自動で作り出すウィルス定義ファイルにより,ウィルスが伝播する速度よりも早く対応ができ,悪質なウィルスの被害に遭うことがありませんでした。

・シマンテックコーポレーションについて
シマンテックコーポレーションは、コンピュータ・ユーザに、高い生産性と、安全で信頼性の高い環境をいつでもどこでも提供いたします。シマンテックは、広範なソリューションを提供しており、顧客満足と製品ブランドの高い認知度におけるリーダーとして知られています。同社は、主に、@ウィルス対策とPCアシスタンス用ソフトウェアのNortonシリーズ、A遠隔地ユーザの生産性を高めるpcANYWHERE、WinFax、ACT!、Bインターネット開発ツールCafeシリーズといった3分野のアプリケーション製品群で顧客ニーズに応えています。
詳細は同社ホームページhttp://www.symantec.comをご参照ください。
・株式会社シマンテックについて
株式会社シマンテックは、米国シマンテック社の日本法人として、1994年9月1日に設立いたしました。成長著しい日本のパソコンソフトウェア市場において、市場のニーズや環境にマッチした日本語製品のタイムリーな開発・販売および充分な情報提供のためのマーケティング活動や製品購入前後に渡るサポートの提供を行なっています。
詳細は同社ホームページhttp://www.symantec.co.jpをご参照ください。
*Symantec社の名称、ロゴおよび各製品名は、シマンテック社の米国内での登録商標です。
*その他の商品名などは、それぞれ各社の登録商標または商標です。
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