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1999年10月18日
シマンテック,米国で大規模感染のメリッサの最新変種
「メリッサU ジェネレーション1」を発見し緊急対応
〜‐Norton AntiVirusの高い拡張性により迅速な対応が実現〜

ビジネス・パソコンソフトウェア大手のシマンテック コーポレーション〔Symantec Corporation〕(会長兼社長兼CEO:ジョン・W・トンプソン,本社:米国カリフォルニア州クパチーノ)の日本法人である株式会社シマンテック(東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー,代表取締役社長:成田明彦)は,本年3月に世界中に被害を出した"メリッサ"の新しい変種「W97M.Melissa.U(Gen1) (メリッサU ジェネレーション1)」を発見しました。同社のウィルス研究所「SARC(サーク)注1」は,ウィルス対策ソフト「Norton AntiVirus(ノートン・アンチウィルス)」ユーザに対し,このウィルスを検知・駆除するウィルス定義ファイル注2(ワクチン)を提供開始しました。
W97M.Melissa.U(Gen1)(メリッサU ジェネレーション1)
メリッサU ジェネレーション1(以下:Gen1)は,今月初めに発見された"メリッサU"の変種です。"メリッサU"と"メリッサU Gen1"は,ともに"メリッサ"の変種ですが異なるウィルスです。"メリッサU Gen1"は,感染時には"メリッサU"の形をとりますが,電子メールに自分自身を添付して感染を広げる際には"メリッサU Gen1"の形をとります。従って,同ウィルスを完璧に検知駆除するためには両方に対応したウィルス対策ソフトが必要です。"メリッサU Gen1"は10月16日に発見された後,米国では30,000台のPCに感染した企業など既に大規模な感染が報告されています。現在,国内からの被害報告はありませんが感染力が強いため注意が必要です。"メリッサU Gen1"の概要は以下の通りです。
電子メールの件名:
picturesユーザ名
(ユーザ名はWordのユーザ情報から取得される)
電子メールの本文:
what's up?
主な発病:
@Microsoft Outlookアドレス帳の最初の4アドレスに自分自身を添付したメールを勝手に送信。
(※上記のようなメールを受け取った場合,添付ファイル絶対に開かないで下さい。)
AWord文書内に次の文字列を加えます。
"Loading…No",
">>>>>Please Check Outlook Inbox Mail<<<<<"
(※文書中に上記のテキストを見つけた場合,最新のワクチンを用いて全てのファイルをスキャンしてください。)
→メリッサU Gen1に関する詳細はこちらへどうぞ
SARCの対応
SARCは,「メリッサU Gen1」に対応したウィルス定義ファイルをLiveUpdate注3自動更新システムを通じて提供しました(メリッサUには既に対応済み)。Norton AntiVirusの全てのユーザは,LiveUpdateや,SARCのホームページからウィルス定義ファイルをダウンロードし,インストールすることにより全てのメリッサを検知・駆除することができます。
ウィルス対策を施していないユーザは,「Norton AntiVirus 30日間限定体験版」を,シマンテックのホームページからダウンロードして利用できます。特にMicrosoft Exchangeを社内ネットワークに利用している企業は,今回のウィルスの性質上注意が必要であり,「Norton AntiVirus for Microsoft Exchange体験版」のご利用をお奨めします。
ウィルスに関する詳細はSARCのウイルス・データベースで参照できます。
SARCでは,ウィルス解析の結果,"メリッサU Gen1"は他社のウィルス対策ソフトなどが"メリッサU"の修復に失敗して偶然作り出した可能性が高いと見ています。また,同ウィルスを検知駆除するには,各メーカーはソフトの核となるスキャン・エンジン自体の更新が必要になるだろうと見ています。Norton AntiVirusはNAVEXと呼ばれる拡張性の高いエンジン設計を採用しているため,ウィルス・データベースの更新だけでは対応できない新しいウィルスが発見されても,スキャンエンジンなどのプログラム自体のアップデートをLiveUpdateで簡単に実行可能です。LiveUpdateはNorton AntiVirusのみが提供する仕組みで,今回のようなスキャン・エンジンを更新する必要がある場合にもオンライン更新を利用した素早い対応が可能となります。
【注釈解説】
注1:SARC(シマンテック・アンチウィルス・リサーチ・センター,通称:サーク)
SARCはシマンテックの世界最大のコンピュータ・ウィルス研究所で,日本をはじめ米国,欧州,豪州のワールドワイドをカバーする4拠点の研究者が,コンピュータウィルスに関する研究を行っています。ウィルスの解析やウィルス定義ファイルの提供,ファイル・システムの治療・修復に関する研究を行っており,毎月平均300個の新種ウィルスに対応し,最新のウィルスの脅威からユーザを保護しています。
注2:ウィルス定義ファイル
個々のウィルスの検知・駆除用のデータ。ウィルス対策ソフトはこのデータを利用してウィルスなのか,そうでないかを検知し,駆除するのでユーザは常に最新のデータを入手する必要があります。SARCは業界で初のウィルス定義ファイルの毎週更新を実施し,新種のウィルスへ迅速に対応しています。
注3:LiveUpdate(ライブアップデート)
Norton AntiVirusのLiveUpdateボタンをクリックすることにより,最新のウィルスのデータベース,スキャンエンジンを含む「ウィルス定義ファイル」を更新できる自動アップデート機能。インターネットやモデムを通じてシマンテックのサーバに接続し,自分のコンピュータに自動的に新しいウィルス定義ファイルを,システムを再起動すること無くインストールできます。また,スケジュール設定により定期的な自動更新も可能です。

・シマンテックコーポレーションについて
シマンテックコーポレーションは、コンピュータ・ユーザに、高い生産性と、安全で信頼性の高い環境をいつでもどこでも提供いたします。シマンテックは、広範なソリューションを提供しており、顧客満足と製品ブランドの高い認知度におけるリーダーとして知られています。同社は、主に、@ウィルス対策とPCアシスタンス用ソフトウェアのNortonシリーズ、A遠隔地ユーザの生産性を高めるpcANYWHERE、WinFax、ACT!、Bインターネット開発ツールCafeシリーズといった3分野のアプリケーション製品群で顧客ニーズに応えています。
詳細は同社ホームページhttp://www.symantec.comをご参照ください。
・株式会社シマンテックについて
株式会社シマンテックは、米国シマンテック社の日本法人として、1994年9月1日に設立いたしました。成長著しい日本のパソコンソフトウェア市場において、市場のニーズや環境にマッチした日本語製品のタイムリーな開発・販売および充分な情報提供のためのマーケティング活動や製品購入前後に渡るサポートの提供を行なっています。
詳細は同社ホームページhttp://www.symantec.co.jpをご参照ください。
*Symantec社の名称、ロゴおよび各製品名は、シマンテック社の米国内での登録商標です。
*その他の商品名などは、それぞれ各社の登録商標または商標です。
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