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Category 1 HTML.Prepend

最終更新日: 1998年11月9日 00:00 (米国時間)

HTML.Prependは、VBスクリプトを他のHTMLファイルに付加して増殖するWindowsスクリプトウイルスで、HTMLに感染するウイルスとしては既に3つ目のものです。これまでのHTMLウイルスは、全て同一人物により作成されています。

別名: HTML.Internal

種別: ウイルス

感染サイズ: 1670バイト

threat assessment

被害状況

危険性評価グラフ

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被害状況:

ダメージ:

感染力:

technical details

このウイルスは、Internet Explorer 4.0以上か、あるいはVisual Basic Scriptが実行可能なブラウザ環境でのみ動作し、カレントディレクトリまたは親ディレクトリ内の拡張子がHTMまたはHTMLの全てのファイルを標的にします。

感染しているWebページをインターネットを通じてブラウズするだけで感染することはありません。感染するのは、そのファイルをローカルで閲覧した場合のみです。つまり、このウイルスが感染するためには、感染したHTMLファイルをユーザの手によりローカルマシンにダウンロードあるいは保存し、セキュリティ設定が適切に設定されていない状態のVBスクリプト対応ブラウザに読み込ませる必要があります。ウイルスは6回に1回の確率で感染し、ローカルマシン上のファイルにしか感染しません。デフォルト設定のInternet Explorer 4.0を使用している場合、ウイルスが感染可能な状態になる前に、セキュリティの警告メッセージを表示してユーザに確認を求めます。感染したファイルがルートディレクトリにある場合、増殖活動は行われません。

VBスクリプト対応のブラウザでローカルマシン上の感染ファイルが開かれると、ウイルスコードを実行し、そのファイルがローカルのHTMLファイル(URLがfile://で始まる)かどうかを調べます。その後、わずか1/6の確率で増殖します。

このウイルスは、同じディレクトリまたは親ディレクトリ内にある、拡張子がHTM、HTML(大文字、小文字の区別なし)の全てのファイルへ増殖しようとします。まず、感染対象となるファイルが既に感染していないかを調べます。まだ感染していない場合、ホストファイル(寄生先ファイル)の一時的なコピーを作成した後、そのファイルをウイルスコードで上書きします。そして最後に、作成しておいたホストファイルのコピーから元のデータをファイルに追加することにより、ウイルスコードがファイル先頭に付加された状態にします。テンポラリファイルはその後削除されます。

最後に、ブラウザのステータスバーの表示を "HTML.Prepend /1nternal"に設定します。

recommendations

Symantec Security Response では、すべてのユーザと管理者の皆様に対し、基本的なオンライン・セキュリティ対策として日常的に次のことを実行することを奨励しています。

  • 不必要なサービスをすべて無効化するか、あるいは削除する。OS の多くは標準で、FTP クライアント、telnet、Web サーバーなどコンピュータの操作に必ずしも必要ではない付加的なサービスをインストールします。そのような付加的サービスは、攻撃の侵入経路として利用されることが多いため、無効化あるいは削除することによって、攻撃経路をその分少なくすることができ、パッチ適用時にも更新が必要なサービス数を減らすことができます。
  • 1つ、あるいは複数のネットワークサービスが複合型脅威の攻撃を受けた場合には、パッチを適用するまでの一時的な回避策として、攻撃を受けているサービスをオフにするか、そのサービスへのアクセスを遮断する。
  • 常に最新のパッチを適用しておく。特に、公開サービスをホストしていたり、HTTP、FTP、メール、DNS サービスなど、ファイアウォールを介してアクセス可能にしているコンピュータに対しては必ず最新パッチを適用しておくよう心がけてください。
  • パスワード・ポリシーの徹底。複雑なパスワードを設定しておけば、セキュリティが低下したコンピュータ上に保存しているパスワードファイルの解読を困難にすることができます。また、攻撃を受けた場合でも被害を防止あるいは最小限に抑えることができます。
  • メールサーバーを、ウイルスが感染拡大を試みる際によく使用するファイル拡張子(.vbs、.bat、.exe、.scr など)が付いた添付ファイルを含むメールをブロックあるいは削除するように設定しておく。
  • ネットワーク接続しているコンピュータが感染した場合は、他のコンピュータへの感染拡大を防止するために、そのコンピュータをすみやかにネットワークから切り離し、その後、被害を受けたコンピュータに対し被害状況の分析を行ない、信頼できるメディアを使って復旧を図る。
  • 従業員に対し、次のことを徹底させる。
    • 予期せぬメールが届いた場合には添付ファイルを絶対に開かない。
    • インターネットからダウンロードしたソフトウェアについては、必ずウイルススキャンを実行し、問題がないことが確認できるまでは絶対に起動しない。
    • 既知のセキュリティホールに対応するパッチが適用されていない Web ブラウザーを使用している場合は、安全でない Web サイトにアクセスするだけで感染する可能性があることを留意する。

removal instructions

Norton AntiVirusのユーザは、LiveUpdateを使用するか、または下記のWebページから最新のウイルス定義ファイルをダウンロードすることにより、HTML.Prependウイルスに対応することができます。

http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/download.html