clear clear
Symantec.com logo Security Response
japan
グローバルサイト
製品とサービス
製品の購入
サポート
セキュリティ・レスポンス
ダウンロード
シマンテックについて
サーチ
フィードバック
grey


© 1995-2006 Symantec Corporation.
All rights reserved.
商標について
プライバシーポリシー

日本サイト更新日: 2004年3月2日 18:00

Category 1 Trojan.Bookmarker.F

発見日: 2004年2月29日 (米国時間)
最終更新日: 2004年3月1日 15:16 (米国時間)

Trojan.Bookmarker.F は、Trojan.Bookmarker.E の亜種です。 このトロイの木馬は、Internet Explorer のホームページと検索ページを改変し、お気に入りフォルダにブックマークを追加します。

亜種: Trojan.Bookmarker.E

種別: トロイの木馬

感染サイズ: 218 バイト, 13,017 バイト, 4,096 バイト

影響を受けるシステム: Windows 2000, Windows 95, Windows 98, Windows Me, Windows NT, Windows Server 2003, Windows XP

影響を受けないシステム: DOS, Linux, Macintosh, OS/2, UNIX, Windows 3.x


  • 対応日(Intelligent Updater)*
  • 2004/02/29(米国時間)
  • 対応日(Live UpdateTM)**
  • 2004/02/29(米国時間)
    * Intelligent Updaterを通じたウイルス定義は随時更新されていますが、そのダウンロードとインストールは手動で行う必要があります。
    ** LiveUpdateを通じたウイルス定義は毎週水曜日(米国時間)に更新されています。
    LiveUpdateの使い方については、こちらをクリックしてください。

    threat assessment

    被害状況

    危険性評価グラフ

    Low Low Low

    被害状況:

    ダメージ:

    感染力:

    ダメージ

    感染力

    technical details

    Trojan.Bookmarker.F は、次の 3 つのファイルで構成されています。

    • Counterd.html  Java を利用して Buka.chm を起動する小さな HTML ファイル。
    • Buka.chm  Hz.exe ファイルを投下し、Internet Explorer の脆弱性を利用してそのファイルを実行するCHM ファイル。
    • Hz.exe  UPX で圧縮されているファイル。Internet Explorer のお気に入りフォルダにブックマークを追加し、ローカルのホストフィルを置き換え、アドウェアをダウンロードします。
    上記 3 つのファイルはすべて、Trojan.Bookmarker.F として検出されます。

    また、Trojan.Bookmarker.F は、Msxmlpp.dll ファイルも使用します。Msxmlpp.dll は、Internet Explorer で "about:blank"(空白ページ) が表示されるはずの状況下で特定の HTML ページを表示する、UPX で圧縮されているブラウザヘルパーオブジェクトです。このファイル自体は無害ですが、シマンテックのウイルス対策製品は、拡大脅威をサポートしているため、このファイルを Adware.FindemNow として検出します。

    Hz.exe が実行されると、次のことを行います。
    1. Internet Explorer のお気に入りフォルダにポルノサイトのブックマークを追加します。

    2. http:/ /213.159.117.236/counterd.css から、あるファイルを %System%\Msxmlpp.dll にダウンロードします。

    3. 次の値を

      "Start Page"="http:/ /aifind.info/"

      次のレジストリキーに追加します。

      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main

    4. Msxmlpp.dll に API 呼び出しを行い、システムのホストファイルを上書きします。

      新規のホストファイルには、次の 2 つのエントリが含まれています。

      127.0.0.1 localhost
      213.159.117.235 auto.search.msn.com

      localhost エントリは正規の内容ですが、2 つ目のエントリは、msn.com を使用してポルノ素材がメインの Web サイトを検索するサイトにリダイレクトします。

    Msxmlpp.dll が実行されると、次のことを行います。
    1. 次のレジストリキーを作成し、常駐させることによって、自分自身をブラウザ・ヘルパー・オブジェクトとして登録します。

      HKEY_LOCAL_MACHINE\TypeLib\{53B95204-7D77-11D2-9F80-00104B107C96}
      HKEY_CLASSES_ROOT\Interface\{53B95210-7D77-11D2-9F80-00104B107C96}
      HKEY_CLASSES_ROOT\Xmlmimefilter.XMLMimeFilterPP.1
      HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{53B95211-7D77-11D2-9F80-00104B107C96}

    2. 次のレジストリキーの

      HKEY_CLASSES_ROOT\PROTOCOLS\Handler\about

      次の値を、以下の内容に変更します。

      "CLSID"="{53B95211-7D77-11D2-9F80-00104B107C96}"

    3. nternet Explorer を起動したとき、設定されているホームページの代わりに、ある HTML ページを表示します。

    4. ホームページを "about:blank" にリセットし、ステップ 4 を再度実行することでホストファイルを上書きします。

    recommendations

    Symantec Security Response では、すべてのユーザと管理者の皆様に対し、基本的なオンライン・セキュリティ対策として日常的に次のことを実行することを奨励しています。

    • 不必要なサービスをすべて無効化するか、あるいは削除する。OS の多くは標準で、FTP クライアント、telnet、Web サーバーなどコンピュータの操作に必ずしも必要ではない付加的なサービスをインストールします。そのような付加的サービスは、攻撃の侵入経路として利用されることが多いため、無効化あるいは削除することによって、攻撃経路をその分少なくすることができ、パッチ適用時にも更新が必要なサービス数を減らすことができます。
    • 1つ、あるいは複数のネットワークサービスが複合型脅威の攻撃を受けた場合には、パッチを適用するまでの一時的な回避策として、攻撃を受けているサービスをオフにするか、そのサービスへのアクセスを遮断する。
    • 常に最新のパッチを適用しておく。特に、公開サービスをホストしていたり、HTTP、FTP、メール、DNS サービスなど、ファイアウォールを介してアクセス可能にしているコンピュータに対しては必ず最新パッチを適用しておくよう心がけてください。
    • パスワード・ポリシーの徹底。複雑なパスワードを設定しておけば、セキュリティが低下したコンピュータ上に保存しているパスワードファイルの解読を困難にすることができます。また、攻撃を受けた場合でも被害を防止あるいは最小限に抑えることができます。
    • メールサーバーを、ウイルスが感染拡大を試みる際によく使用するファイル拡張子(.vbs、.bat、.exe、.scr など)が付いた添付ファイルを含むメールをブロックあるいは削除するように設定しておく。
    • ネットワーク接続しているコンピュータが感染した場合は、他のコンピュータへの感染拡大を防止するために、そのコンピュータをすみやかにネットワークから切り離し、その後、被害を受けたコンピュータに対し被害状況の分析を行ない、信頼できるメディアを使って復旧を図る。
    • 従業員に対し、次のことを徹底させる。
      • 予期せぬメールが届いた場合には添付ファイルを絶対に開かない。
      • インターネットからダウンロードしたソフトウェアについては、必ずウイルススキャンを実行し、問題がないことが確認できるまでは絶対に起動しない。
      • 既知のセキュリティホールに対応するパッチが適用されていない Web ブラウザーを使用している場合は、安全でない Web サイトにアクセスするだけで感染する可能性があることを留意する。

    removal instructions

    以下の手順は、Symantec AntiVrus およびNorton AntiVirus 製品シリーズも含め、現在サポート対象となっているすべてのシマンテック・アンチウイルス製品のお客様を対象にして記述されています。

    1. システムの復元機能を無効にします (Windows Me/XP の場合)。
    2. ウイルス定義を最新版に更新します。
    3. トロイの木馬によって追加されたレジストリ値を削除します。
    4. コンピュータをセーフモードまたは VGA モードで再起動します。
    5. システム全体のスキャンを実行し、Trojan.Bookmarker.F または Adware.FindemNow として検出されたファイルをすべて削除し、コンピュータを通常モードで再起動します
    6. Internet Explorer の設定値をリセットします。
    7. お気に入りフォルダに追加されたリンクを削除します。
    8. ホストファイルに追加された行を削除します。

    具体的な手順については、以下のセクションをご覧ください。

    1. システムの復元オプションを無効にする (Windows Me/XP)
    Windows Me/XP をお使いの場合は、駆除作業を行う前にシステムの復元オプションを一時的にオフにしてください。システムの復元機能は、Windows Me/XP の機能の一つで、標準では有効に設定されています。この機能は、Windows がコンピュータ上のファイルが破損した場合にそれらを自動的に復元するために使用されます。コンピュータがウイルス、ワーム、またはトロイの木馬に感染した場合、ウイルス、ワーム、またはトロイの木馬のバックアップファイルが _RESTORE フォルダ内に作成されている可能性があります。

    Windows は、ウイルス対策プログラムのような外部プログラムによるシステムの復元機能の改変を防止するように設定されています。この理由により、ウイルス対策プログラムおよび駆除ツールでは _RESTORE フォルダ内に保存されている感染ファイルを削除することはできません。その結果、他のあらゆる場所から感染ファイルを削除した後でも、感染したファイルが誤って復元される可能性があります。

    また、ウイルス対策プログラムでコンピュータをスキャンしたときに感染ファイルが検出されなかった場合でも、オンラインスキャンの実行時に _RESTORE フォルダ内の脅威が検出されることがあります。

    システムの復元機能を無効にする方法については、Windows のマニュアルか、あるいは下記のドキュメントをご覧ください。

    注意: 駆除作業が完全に終わり、脅威が駆除されたことを確認した時点で、上記のドキュメントに記載の手順を実行することでシステムの復元機能を有効な状態に戻してください。


    システムの復元機能についての詳細および別の無効化方法については、Microsoft Knowledge Base article :_RESTORE フォルダにウィルスが発見された場合の対応方法について ID: Q263455 をご覧ください。


    2. ウイルス定義を更新する
    ウイルス定義ファイルはすべて、Symantec Security Response による完全品質保証テストを通過した後で弊社サーバーにアップロードされています。最新版のウイルス定義は次の 2 通りの方法で入手できます。
    • LiveUpdate を実行する方法。LiveUpdateTM は、ウイルス定義ファイルと製品アップデートを最も手軽に入手いただける方法です。LiveUpdate を通じて配布されているウイルス定義ファイルは、Symantec Security Response の完全品質保証テストを通過後、危険度の高いウイルスが出現した場合を除き、通常は毎週水曜日にLiveUpdateTM サーバーにアップロードされます。この脅威に対応するウイルス定義が LiveUpdate を通じて入手可能かどうかを判断するには、ページ上部に記載の「対応日(LiveUpdate)」欄の日付をご覧ください。
    • Intelligent UpdaterTM を使用してウイルス定義をダウンロードする方法。Intelligent UpdaterTM を通じて配布しているウイルス定義ファイルは、Symantec Security Response(シマンテック・セキュリティ・レスポンス)による完全な品質保証検査を通過後、米国時間の平日(月曜日〜金曜日)に随時、更新、アップロードされています。Intelligent UpdaterTM によるウイルス定義ファイルは、Symantec Security Response の Web サイトからダウンロードし、手動でインストールする方法でのみご利用いただけます。この脅威に対応するウイルス定義が Intelligent Updater を通じて入手可能かどうかを判断するには、ページ上部に記載の「対応日(Intelligent Updater)」欄の日付をご覧ください。

      Intelligent Updater のウイルス定義は、こちらからダウンロードいただけます。Intelligent UpdaterTM を使用してウイルス定義ファイルをダウンロード、インストールする方法については、こちらをクリックしてください。

    3. レジストリ値を削除する


    注意:システムレジストリに変更を行なう際には、事前にバックアップを作成することを強くお勧めします。レジストリに不適切な変更を行なうと、データの喪失やファイルの破損など修復不可能な問題が生じる可能性があります。指定されたキーのみを修正するよう注意してください。レジストリの編集作業を始める前に必ず「レジストリのバックアップ方法」をお読みください。

    1. [スタート] ボタンを押し、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。([ファイル名を指定して実行] ダイアログボックスが表示されます。)

    2. regedit と入力します。

      その後、[OK] をクリックします。(レジストリ エディタが開きます。)

    3. 次のレジストリキーを選択します。

      HKEY_LOCAL_MACHINE\TypeLib\

    4. 画面左側で、次のサブキーを削除します。

      {53B95204-7D77-11D2-9F80-00104B107C96}

    5. 次のレジストリキーを選択します。

      HKEY_CLASSES_ROOT\Interface\

    6. 画面左側で、次のサブキーを削除します。

      {53B95210-7D77-11D2-9F80-00104B107C96}

    7. 次のレジストリキーを選択します。

      HKEY_CLASSES_ROOT\

    8. 画面左側で、次のサブキーを削除します。

      Xmlmimefilter.XMLMimeFilterPP.1

    9. 次のレジストリキーを選択します。

      HKEY_CLASSES_ROOT\

    10. 画面左側で、次のサブキーを削除します。

      {53B95211-7D77-11D2-9F80-00104B107C96}

    11. 次のレジストリキーを選択します。

      HKEY_CLASSES_ROOT\PROTOCOLS\Handler\about

    12. 画面右側で、"CLSID" の値を元の値に戻します。

      想定される元の値:

      "CLSID" = "{53B95211-7D77-11D2-9F80-00104B107C96}"

    4. コンピュータをセーフモードまたは VGA モードで再起動する
    コンピュータをシャットダウンし、電源を切った後、30 秒間待ちます。その後、コンピュータをセーフモードまたは VGA モードで再起動します。

    5. 感染ファイルを探して削除する
    1. Norton AntiVirus (NAV) を開き、すべてのファイルがスキャン対象として設定されているか確認します。
    2. システム全体のスキャンを実行します。
    3. Trojan.Bookmarker.F または Adware.FindemNow に感染しているファイルが検出されたら、[削除] をクリックします。
    4. コンピュータを通常モードで再起動します。

    6. Internet Explorer の設定値をリセットする
    1. Microsoft Internet Explorer を起動します。
    2. [ツール] - [インターネット オプション] をクリックします。
    3. [プログラム] タブをクリックし、[Web の設定のリセット…] をクリックします。
    4. [Webの設定のリセット] ボックスで、[ホームページもリセットする] オプションが選択されていることを確認し、[はい] をクリックします。

    7. お気に入りフォルダに追加されたリンクを削除する
    1. Microsoft Internet Explorer を起動します。
    2. [お気に入り] をクリックし、[お気に入りの整理] をクリックします。
    3. トロイの木馬によって挿入されたポルノサイトのリンクを削除します。

    8. Windows Hosts ファイルに追加された行を削除する


    注意: Hosts ファイルはすべてのコンピュータ上に存在するわけではありません。また、存在する場合でも、格納先はシステムによって異なります。例えば、Windows 98 の場合、このファイルは C:\Windows フォルダに、Windows 2000 の場合は C:\WINNT\system32\drivers\etc フォルダに格納されています。また、このファイルの多数のコピーが様々な場所に保存されていることもあります。


    次のうち、お使いのOSに応じた手順を実行してください。
    • Windows 98/Me/2000
      1. [スタート] ボタンをクリックし、[検索] をポイントし、[ファイルやフォルダ] をクリックします。
      2. [探す場所] が (C:) に指定され、[サブフォルダも探す] にチェックが付いていることを確認します。
      3. 名前] または[含まれる文字列] ボックスに、次のファイル名を入力します。

        hosts

      4. [検索開始] をクリックします。
      5. 発見したファイルごとに、ファイルを右クリックし、[アプリケーションから開く] をクリックします。
      6. [これらのファイルを開くときは、いつもこのアプリケーションを使う] チェックボックスの選択を解除します。
      7. プログラムリストをスクロールし、[Notepad] (メモ帳) をダブルクリックします。
      8. 次の文字列で始まる行をすべて削除します。

        213.159.117.235
      9. メモ帳を閉じ、保存の確認メッセージが表示されたら変更内容を保存します。

    • Windows XP
      1. [スタート] ボタンを押し、[検索] をクリックします。
      2. [ファイルとフォルダすべて] をクリックします。
      3. [ファイル名のすべてまたは一部] ボックスに、次のファイル名を入力します。

        hosts

      4. [探す場所]が "ローカル ハードドライブ" または (C:) に指定されていることを確認します。
      5. [詳細設定オプション] をクリックします。
      6. [システム フォルダの検索] にチェックを付けます。
      7. [サブフォルダの検索] にチェックを付けます。
      8. [検索] をクリックします。
      9. [検索開始] をクリックします。
      10. 発見したファイルごとに、ファイルを右クリックし、[プログラムから開く] をクリックします。
      11. [この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う] チェックボックスの選択を解除します。
      12. プログラムリストをスクロールし、[Notepad] (メモ帳) をダブルクリックします。
      13. 次の文字列で始まる行をすべて削除します。

        213.159.117.235.
      14. メモ帳を閉じ、保存の確認メッセージが表示されたら変更内容を保存します。