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日本サイト更新日: 2001年10月3日 00:00

Category 1 Trojan.JS.Cover

発見日: 2001年8月22日 (米国時間)
最終更新日: 2001年8月27日 17:49 (米国時間)

Trojan.JS.Coverは.htmlファイルとして届くトロイの木馬で、そのファイルを開くと、Webブラウザのウィンドウに無意味な文字列が表示されます。

このトロイの木馬は、ActiveXの機能を悪用してブラウザのホームページを改変します。Trojan.JS.Coverの亜種の中には、ブラウザのインターネット設定にアクセス不可能にすることによってユーザがホームページを変更できないようにするものもあります。

別名: Trojan.Magnatta

種別: トロイの木馬

感染サイズ: 1つの .htmlファイル


  • 対応日(Intelligent Updater)*
  • 01/08/22(米国時間)
    * Intelligent Updaterを通じたウイルス定義は随時更新されていますが、そのダウンロードとインストールは手動で行う必要があります。
    ** LiveUpdateを通じたウイルス定義は毎週水曜日(米国時間)に更新されています。
    LiveUpdateの使い方については、こちらをクリックしてください。

    threat assessment

    被害状況

    危険性評価グラフ

    Low Low Low

    被害状況:

    ダメージ:

    感染力:

    technical details

    現象

    • ホームページがアダルトWebサイトに変更される。
    • ブラウザのインターネット設定にアクセスできなくなる(亜種1種のみ)。

    活動内容
    Trojan.JS.Coverがアクティブになると、レジストリを次のように改変します。

    • 次のレジストリキーに、

      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
      Internet Explorer\Main

      下記のサブキーを追加します。

      Start Page
      Search Bar
      Search Page

    • 亜種によっては、さらに次のレジストリキーに

      HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft

      下記のサブキーとその値を追加するものもあります。

      キー
      Internet Explorer\Restrictions


      NoBrowserOptions

    感染したWebページをそのままにしておいた場合、Trojan.JS.Coverは、幾つかのブラウザウィンドウを開き、各ウィンドウにそれぞれ異なるアダルトサイトを表示します。

    recommendations

    Symantec Security Response では、すべてのユーザと管理者の皆様に対し、基本的なオンライン・セキュリティ対策として日常的に次のことを実行することを奨励しています。

    • 不必要なサービスをすべて無効化するか、あるいは削除する。OS の多くは標準で、FTP クライアント、telnet、Web サーバーなどコンピュータの操作に必ずしも必要ではない付加的なサービスをインストールします。そのような付加的サービスは、攻撃の侵入経路として利用されることが多いため、無効化あるいは削除することによって、攻撃経路をその分少なくすることができ、パッチ適用時にも更新が必要なサービス数を減らすことができます。
    • 1つ、あるいは複数のネットワークサービスが複合型脅威の攻撃を受けた場合には、パッチを適用するまでの一時的な回避策として、攻撃を受けているサービスをオフにするか、そのサービスへのアクセスを遮断する。
    • 常に最新のパッチを適用しておく。特に、公開サービスをホストしていたり、HTTP、FTP、メール、DNS サービスなど、ファイアウォールを介してアクセス可能にしているコンピュータに対しては必ず最新パッチを適用しておくよう心がけてください。
    • パスワード・ポリシーの徹底。複雑なパスワードを設定しておけば、セキュリティが低下したコンピュータ上に保存しているパスワードファイルの解読を困難にすることができます。また、攻撃を受けた場合でも被害を防止あるいは最小限に抑えることができます。
    • メールサーバーを、ウイルスが感染拡大を試みる際によく使用するファイル拡張子(.vbs、.bat、.exe、.scr など)が付いた添付ファイルを含むメールをブロックあるいは削除するように設定しておく。
    • ネットワーク接続しているコンピュータが感染した場合は、他のコンピュータへの感染拡大を防止するために、そのコンピュータをすみやかにネットワークから切り離し、その後、被害を受けたコンピュータに対し被害状況の分析を行ない、信頼できるメディアを使って復旧を図る。
    • 従業員に対し、次のことを徹底させる。
      • 予期せぬメールが届いた場合には添付ファイルを絶対に開かない。
      • インターネットからダウンロードしたソフトウェアについては、必ずウイルススキャンを実行し、問題がないことが確認できるまでは絶対に起動しない。
      • 既知のセキュリティホールに対応するパッチが適用されていない Web ブラウザーを使用している場合は、安全でない Web サイトにアクセスするだけで感染する可能性があることを留意する。

    removal instructions

    このトロイの木馬を駆除するには、Trojan.JS.Coverとして検出されたファイルをすべて削除し、レジストリに追加されたキーを削除する必要があります。具体的な手順は以下の通りです。

    Trojan.JS.Coverを駆除するには:

    1. LiveUpdateを実行し、ウイルス定義を最新版に更新します。
    2. Norton AntiVirus (NAV)を開き、すべてのファイルがスキャン対象として設定されているか確認し、システム全体のスキャンを実行します。
    3. Trojan.JS.Coverとして検出されたファイルをすべて削除します。

    レジストリを編集するには:

    注意:システムレジストリに変更を行なう際には、事前にバックアップを作成することを強くお勧めします。レジストリに不適切な変更を行なうと、データの喪失やファイルの破損など修復不可能な問題が生じる可能性があります。指定されたキーのみを修正するよう注意してください。レジストリの編集作業を始める前に必ず、"レジストリのバックアップ方法"をお読みください。

    1. [スタート]ボタンを押し、[ファイル名を指定して実行]をクリックします。[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスが表示されます。
    2. regeditと入力し、[OK]をクリックします。レジストリ エディタが開きます。
    3. 次のレジストリキーを選択します。

      HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
      Internet Explorer\Main

    4. 次のサブキーを削除します。

      Start Page
      Search Bar
      Search Page

    5. 次のキーを選択し、開きます。

      HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft

    6. 次のキーを探し、存在する場合は削除します。

      Internet Explorer\Restrictions

    7. レジストリエディタを終了します。