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日本サイト更新日: 2003年8月15日 15:02

Category 1 W32.HLLW.Habrack

発見日: 2003年8月12日 (米国時間)
最終更新日: 2003年8月14日 14:31 (米国時間)

W32.HLLW.Habrack はファイル共有ネットワークを介して繁殖しようとするワームです。また、このワームはその作成者が感染先のシステムを制御できるようにするバックドア機能も備えています。

W32.HLLW.Habrackが実行されると、偽のエラーメッセージを表示します。具体的な内容については、後述の「テクニカルノート」をご覧ください。

W32.HLLW.Habrack はMicrosoft Visual Basic プログラミング言語で書かれています。

感染サイズ: 110,592

影響を受けるシステム: Windows 2000, Windows 95, Windows 98, Windows Me, Windows NT, Windows XP

影響を受けないシステム: Linux, Macintosh, OS/2, UNIX


  • 対応日(Intelligent Updater)*
  • 2003/08/13(米国時間)
  • 対応日(Live UpdateTM)**
  • 2003/08/13(米国時間)
    * Intelligent Updaterを通じたウイルス定義は随時更新されていますが、そのダウンロードとインストールは手動で行う必要があります。
    ** LiveUpdateを通じたウイルス定義は毎週水曜日(米国時間)に更新されています。
    LiveUpdateの使い方については、こちらをクリックしてください。

    threat assessment

    被害状況

    危険性評価グラフ

    Low Low Low

    被害状況:

    ダメージ:

    感染力:

    technical details

    W32.HLLW.Habrackが実行されると、次のことを行います。


    注意:本セクションでは、W32.HLLW.Habrackの具体的な活動内容を技術的な側面から説明しています。従って、W32.HLLW.Habrackの表示する偽のメッセージには絶対に従わないでください。本ワームの対処方法につきましては、"駆除方法"のセクションをご覧ください。


    1. 次の偽のエラーメッセージを表示します。









    2. ユーザが名前とパスワードを入力すると、ワームはC:\Password.Txtというファイルを作成し、入力された名前とパスワードをそのファイルに保存します。

    3. 自分自身を次のファイルとしてコピーします。
      • C:\Windows\WinSys.Dll
      • C:\Windows\Rundlls.exe
      • C:\Windows\Wscript.exe
      • C:\My Shared Folder\Linux Mandrake.Zip
      • C:\My Shared Folder\Microsoft®Visual Basic 7.exe
      • C:\My Shared Folder\Microsoft® Windows Xp + Gen.exe
      • C:\My Shared Folder\Norton AntiVirus 2003 + Crack.exe
      • C:\My Shared Folder\Norton Ghost KeyGen.exe
      • C:\My Shared Folder\Msn 8 Cracked.exe
      • C:\My Shared Folder\Msn6Plus.exe
      • C:\Program Files\Panda AntiVirus Trial\Core files\Panda.exe

    4. C:\Windows\System32\Norton\Defenitions\File\Breakというフォルダを作成し、そのフォルダに自分自身を次のファイルとしてコピーします。
      • WinSys.Dll
      • WinSys.exe

    5. 次のファイルを作成します。
      • C:\Home.Vbs (142 バイト)
      • C:\Me.Html (52 バイト)
      • C:\hello.bat (51 バイト)
      • C:\Windows\Wscript.bat (80 バイト)

        注意: これらのテキストファイルは無害のため、シマンテックのウイルス対策製品では検出されません。お使いのシステムがこのワームに感染している場合は、上記のファイルを手動で削除してください。

    6. ワームの実行時に毎回、C:\Program Files\Norton AntiVirus\Ccimscan.exeファイルの終端に8,640 バイトを付加します。

    7. ワームの実行時に毎回、C:\Program Files\Norton AntiVirus\Qconsole.exeファイルの終端に4,320 バイトを付加します。

    8. 次のファイルを削除します。
      • C:\Program Files\Yahoo!\Messenger\res_msgr.dll
      • C:\Program Files\MSN Messenger\msgslang.dll

    9. ブラウザーウィンドウを開き、Windows Updateサイトに接続しようとします。

    10. システムの現在の日付が2003年10月7日になると、"Happy Birthday ...:::Hackers:::... " というメッセージを表示します。

    11. 次のファイルを削除しようとします。
      • C:\Windows\*.dll
      • C:\Winnt\*.dll
      • C:\Windows\Desktop\*.ink

    12. ワームの作成者との交信用ポートとして、TCPポートをランダムに選んで開きます。

    recommendations

    Symantec Security Response では、すべてのユーザと管理者の皆様に対し、基本的なオンライン・セキュリティ対策として日常的に次のことを実行することを奨励しています。

    • 不必要なサービスをすべて無効化するか、あるいは削除する。OS の多くは標準で、FTP クライアント、telnet、Web サーバーなどコンピュータの操作に必ずしも必要ではない付加的なサービスをインストールします。そのような付加的サービスは、攻撃の侵入経路として利用されることが多いため、無効化あるいは削除することによって、攻撃経路をその分少なくすることができ、パッチ適用時にも更新が必要なサービス数を減らすことができます。
    • 1つ、あるいは複数のネットワークサービスが複合型脅威の攻撃を受けた場合には、パッチを適用するまでの一時的な回避策として、攻撃を受けているサービスをオフにするか、そのサービスへのアクセスを遮断する。
    • 常に最新のパッチを適用しておく。特に、公開サービスをホストしていたり、HTTP、FTP、メール、DNS サービスなど、ファイアウォールを介してアクセス可能にしているコンピュータに対しては必ず最新パッチを適用しておくよう心がけてください。
    • パスワード・ポリシーの徹底。複雑なパスワードを設定しておけば、セキュリティが低下したコンピュータ上に保存しているパスワードファイルの解読を困難にすることができます。また、攻撃を受けた場合でも被害を防止あるいは最小限に抑えることができます。
    • メールサーバーを、ウイルスが感染拡大を試みる際によく使用するファイル拡張子(.vbs、.bat、.exe、.scr など)が付いた添付ファイルを含むメールをブロックあるいは削除するように設定しておく。
    • ネットワーク接続しているコンピュータが感染した場合は、他のコンピュータへの感染拡大を防止するために、そのコンピュータをすみやかにネットワークから切り離し、その後、被害を受けたコンピュータに対し被害状況の分析を行ない、信頼できるメディアを使って復旧を図る。
    • 従業員に対し、次のことを徹底させる。
      • 予期せぬメールが届いた場合には添付ファイルを絶対に開かない。
      • インターネットからダウンロードしたソフトウェアについては、必ずウイルススキャンを実行し、問題がないことが確認できるまでは絶対に起動しない。
      • 既知のセキュリティホールに対応するパッチが適用されていない Web ブラウザーを使用している場合は、安全でない Web サイトにアクセスするだけで感染する可能性があることを留意する。

    removal instructions

    以下の手順は、Symantec AntiVrusおよびNorton AntiVirus製品シリーズも含め、現在サポート対象となっているすべてのシマンテック・アンチウイルス製品のお客様を対象にして記述されています。

    1. システムの復元機能を無効にします(Windows XPの場合)。
    2. ウイルス定義を最新版に更新します。
    3. システム全体のスキャンを実行し、W32.HLLW.Habrackとして検出されたファイルをすべて削除します。
    4. ワームによって削除されたシステムファイルを復元します。
    具体的な手順については、以下のセクションをご覧ください。

    1. システムの復元オプションを無効にする (Windows Me/XP)

    Windows Me/XPをお使いの場合は、駆除作業を行う前にシステムの復元オプションを一時的にオフにしてください。システムの復元機能は、Windows Me/XPの機能の一つで、標準では有効に設定されています。この機能は、Windowsがコンピュータ上のファイルが破損した場合にそれらを自動的に復元するために使用されます。コンピュータがウイルス、ワーム、またはトロイの木馬に感染した場合、ウイルス、ワーム、またはトロイの木馬のバックアップファイルが_RESTOREフォルダ内に作成されている可能性があります。

    Windowsは、ウイルス対策プログラムのような外部プログラムによるシステムの復元機能の改変を防止するように設定されています。この理由により、ウイルス対策プログラムおよび駆除ツールでは_RESTOREフォルダ内に保存されている感染ファイルを削除することはできません。その結果、他のあらゆる場所から感染ファイルを削除した後でも、感染したファイルが誤って復元される可能性があります。

    また、ウイルス対策プログラムでコンピュータをスキャンしたときに感染ファイルが検出されなかった場合でも、オンラインスキャンの実行時にRestoreフォルダ内の脅威が検出されることがあります。

    システムの復元機能を無効にする方法については、Windowsのマニュアルか、あるいは下記のドキュメントをご覧ください。
    システムの復元機能についての詳細および別の無効化方法については、Microsoft Knowledge Base article :_RESTORE フォルダにウィルスが発見された場合の対応方法について ID: Q263455をご覧ください。

    2. ウイルス定義を更新する

    ウイルス定義ファイルはすべて、Symantec Security Responseによる完全品質保証テストを通過した後で弊社サーバーにアップロードされています。最新版のウイルス定義は次の2通りの方法で入手できます。
    • LiveUpdateを実行する方法。LiveUpdateTMは、ウイルス定義ファイルと製品アップデートを最も手軽に入手いただける方法です。LiveUpdateを通じて配布されているウイルス定義ファイルは、Symantec Security Responseの完全品質保証テストを通過後、危険度の高いウイルスが出現した場合を除き、通常は毎週水曜日にLiveUpdateTMサーバーにアップロードされます。この脅威に対応するウイルス定義がLiveUpdateを通じて入手可能かどうかを判断するには、ページ上部に記載の「対応日(LiveUpdate)」欄の日付をご覧ください。
    • Intelligent UpdaterTMを使用してウイルス定義をダウンロードする方法。Intelligent UpdaterTMを通じて配布しているウイルス定義ファイルは、Symantec Security Response(シマンテック・セキュリティ・レスポンス)による完全な品質保証検査を通過後、米国時間の平日(月曜日〜金曜日)に随時、更新、アップロードされています。Intelligent UpdaterTMによるウイルス定義ファイルは、Symantec Security ResponseのWebサイトからダウンロードし、手動でインストールする方法でのみご利用いただけます。この脅威に対応するウイルス定義がIntelligent Updaterを通じて入手可能かどうかを判断するには、ページ上部に記載の「対応日(Intelligent Updater)」欄の日付をご覧ください。

      Intelligent Updaterのウイルス定義は、こちらからダウンロードいただけます。Intelligent UpdaterTM を使用してウイルス定義ファイルをダウンロード、インストールする方法については、こちらをクリックしてください。
    3. 感染ファイルを探して削除する
    1. Norton AntiVirus (NAV)を開き、すべてのファイルがスキャン対象として設定されているか確認します。
    2. システム全体のスキャンを実行します。
    3. W32.HLLW.Habrackに感染しているファイルが検出されたら、[削除]をクリックします。

    4. ワームによって削除されたシステムファイルを復元する
    ファイルの抽出方法に関する一般的な手順については、以下のドキュメントをご覧ください。この情報はお客様の便宜を図る目的で提供しているものであり、シマンテックでは、マイクロソフト製品に対する保証もサポートも提供しておりません。具体的な手順はお使いのOSの設定やファイルの保存先などによって異なります。詳しくは、ヘルプファイルを参照するか、マイクロソフトに直接お問い合わせになるか、または以下のWindowsのドキュメントをご覧ください。