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W32.Opaserv.Worm
発見日: 2002年9月30日 (米国時間) 最終更新日: 2003年6月13日 17:35 (米国時間)
注意:報告件数が減少したため、Symantec Security Responseは2003年6月13日にW32.Opaserv.Wormの危険度を3から2に変更しました。 W32.Opaserv.Wormはオープンなネットワーク共有を介して感染を拡大するネットワーク認識型ワームです。このワームは自分自身をリモートマシン上にScrsvr.exeファイルとしてコピーします。また、このワームはwww.opasoft.comからアップデートをダウンロードしようとします。ただし、このサイトが既に閉鎖されている可能性があります。このワームに感染すると、次のような徴候が見られます。
別名: W32/Opaserv.worm [McAfee], W32/Opaserv-A [Sophos], Win32.Opaserv [CA], WORM_OPASOFT.A [Trend], Worm.Win32.Opasoft [AVP]
種別: ワーム
感染サイズ: 28,672バイト
影響を受けるシステム: Windows 95, Windows 98, Windows NT, Windows 2000, Windows XP, Windows Me
影響を受けないシステム: Windows 3.x, Microsoft IIS, Macintosh, Unix, Linux
CVE識別番号: CVE-2000-0979
被害状況
危険性評価グラフ
被害状況:高
ダメージ:低
感染力:中
感染力
W32.Opaserv.Wormが実行されると、次のことを行います。 次の値が ScrSvrOld 次のレジストリキーに存在するか確認します。 HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run ScrSvrOld という値が存在する場合、ワームは上記のレジストリキーの値によって参照されているファイルを削除します。 ScrSvrOld という値が存在しない場合、ワームは次の値が ScrSvr 次のレジストリキーに存在するかどうかを確認します。 HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run その値が存在しない場合、ワームは次の値をそのレジストリキーに追加します。 ScrSvr %Windows%\ScrSvr.exe 次に、ワームは自分自身が%Windows%\ScrSvr.exeとして実行されているかどうかを確認します。実行されていない場合、ワームは自分自身を上記のファイル名でコピーし、次の値を ScrSvrOld <ワームの元のファイル名> 次のレジストリキーに追加します。 HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run 注意: %windir% は可変です。このワームはWindowsがインストールされているフォルダ(標準では C:\Windows または C:\Winnt)を探し出し、そのフォルダをコピー先として使用します。 レジストリの値とワームが実行されている場所を確認した後、メモリ上でワームが1度に1つだけ実行するようにするために、ScrSvr31415というミューテックスを作成します。 まだ実行されていない場合、ワームはWindows 95/98/Me上では自分自身をWin9xのプロセスとして登録します。Windows NT/2000/XP上では、ワームは自分のプロセスの優先度を上げます。 このワームはネットワークを列挙し、Cドライブの共有を探します。ワームは発見したすべての共有ごとに、自分自身をC\Windows\Scrsvr.exeとしてコピーします。 このワームは、 Microsoft Windows 95/98/Meのセキュリティ上の脆弱性を利用します。ワームは1文字のパスワードをネットワーク共有に送信することで、Windows 95/98/Meのファイル共有に割り当てられているパスワード全部を知らなくても、そのファイル共有にアクセスできるようにします。この脆弱性の影響を受けるシステムは以下の通りです。
上記のOSを稼動しているコンピュータ用の修正プログラムは、下記ページからダウンロードいただけます。 http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS00-072.asp Windows 95/98/Me コンピュータ上でWindowsが起動されるたびに毎回ワームが実行されるようにするために、ワームはC:\Windows\Win.iniファイルの[windows]セクションに次の行を追加します。 run= c:\ScrSvr.exe 注意:
また、このワームはc\tmp.iniファイルを作成します。そのファイルには次のテキストが含まれています。 run= c:\windows\scrsvr.exe このワームは、ワーム内部でURLがハードコードされているWebサイトからファイルを読み込むことで自分自身をアップデートする能力を持っています。また、このワームはScrupd.exeという更新ファイルをダウンロードしようとします。
Symantec Security Response では、すべてのユーザと管理者の皆様に対し、基本的なオンライン・セキュリティ対策として日常的に次のことを実行することを奨励しています。
重要−最初にお読みください−
W32.Opaserv.Worm 駆除ツールを使用する方法 この脅威を駆除する最も簡単な方法です。Symantec Security ResponseはW32.Opaserv.Worm駆除ツールを開発しました。 このツールを入手するには、こちらをクリックしてください。 手動駆除方法 駆除ツールを使用する代わりに、手動で駆除することも可能です。主な手順は以下の通りです。
具体的な手順については、以下のセクションをご覧ください。
ネットワークとの接続を切るには: ネットワークに接続して作業している場合、あるいは、DSLやケーブルモデム等を使ってインターネットに常時接続している場合、コンピュータをネットワークまたはインターネットとの接続をいったん切り、再接続する前に有効になっていたファイル共有を無効にしてください。このワームはネットワーク接続しているコンピュータ上で共有されているフォルダを使って感染します。したがって、ワームの再感染を防ぐためには、ワームの駆除が終わった後で、ネットワークへ再接続する、または共有を有効に戻す前に、共有を削除し、ネットワーク上のコンピュータをクリーンな状態にし、すべてのコンピュータにパッチおよび最新版のウイルス定義をインストールしてください。 重要:
感染ファイルを探して削除するには:
ワームが追加した値をレジストリから削除するには: 注意:システムレジストリに変更を行なう際には、事前にバックアップを作成することを強くお勧めします。レジストリに不適切な変更を行なうと、データの喪失やファイルの破損など修復不可能な問題が生じる可能性があります。指定されたキーのみを修正するよう注意してください。レジストリの編集作業を始める前に必ず「レジストリのバックアップ方法」をお読みください。
ワームがWin.iniファイルに追加した値を削除する方法: 以下の手順は、Windows 95/98/Meをお使いの場合のみ実行してください。 注意:(Windows Meをご使用のお客様のみ)Windows Meをご使用の場合、そのファイル保護機能によって、このセクションで編集するファイルのバックアップコピーがC:Windows\Recentフォルダ内に自動的に作成されます。このセクションで説明している作業を行う際には、最初にそのファイルを削除しておくことをお勧めします。Windowsエクスプローラを使って削除を行う場合は、C:\Windows\Recentフォルダを表示し、画面右側からWin.iniファイルを選択し、それを削除してください。そのファイルに行った変更を保存するときに編集したファイルのコピーが再度作成されます。
追加情報
ネットワークに接続して作業している場合、DSLやケーブルモデム等を使ってインターネットに常時接続している場合、もしくは長時間ダイアルアップ接続したままの状態である場合、セキュリティを強化するために、ファイアウォールをインストールすることをお勧めします。シマンテックのファイアウォール製品については、下記のページをご覧ください。 Http://www.symantec.com/product/ 個人のお客様向けNAV製品をお使いの場合はHow to prevent reinfections of W32.Opaserv.Worm(英語)をご覧ください。