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Flash のゼロデイ脆弱性、標的型攻撃での悪用を確認 

Oct 27, 2016 09:24 PM

Adobe Flash Player で新たに見つかったゼロデイ脆弱性が、攻撃者によって広く悪用されています。Adobe 社は昨日、この脆弱性(CVE-2016-7855)に対するパッチのセキュリティ情報(APSB16-36)を公開しました。

これは緊急の脆弱性です。次のオペレーティングシステムで使われているバージョン 23.0.0.185 およびそれ以前の Adobe Flash Player が影響を受けます。

  • Windows
  • Mac
  • Linux
  • Chrome OS

Adobe 社によると、この脆弱性はすでに悪用が確認されており、Windows 7、8.1、10 を利用しているユーザーに対する限定的な標的型攻撃に使われているということです。

推奨の対処方法

Flash Player をお使いの場合は、公開されしだい、ただちに最新バージョンに更新することをお勧めします。この脆弱性はすでに広く悪用されているので、何をおいてもこの更新を優先してください。

まだパッチを適用していない場合には、Adobe Flash を一時的に無効にしてください。ブラウザごとの設定方法は、以下のとおりです。

Internet Explorer バージョン 10、11

  1. Internet Explorer を起動します。
  2. [ツール]メニューをクリックして、[アドオンの管理]を選択します。
  3. [表示]の下で[すべてのアドオン]を選択します。
  4. [Shockwave Flash Object]を選択し、[無効にする]ボタンをクリックします。

同じ操作を繰り返し、[Shockwave Flash Object]を選択したところで[有効にする]ボタンをクリックすれば、Adobe Flash Player を再度有効にすることができます。

これ以前のバージョンの Internet Explorer をお使いの場合は、Microsoft の Web サイトをご覧いただき、右上にあるドロップダウンから Internet Explorer のバージョンを選択してください。

Firefox

  1. Firefox を起動します。
  2. ブラウザのメニューを開いて、[アドオン]をクリックします。
  3. [プラグイン]タブを選択します。
  4. [Shockwave Flash]を選択し、[無効化する]をクリックします。

同じ操作を繰り返し、[Shockwave Flash Object]を選択したところで[有効にする]ボタンをクリックすれば、Flash を再度有効にすることができます。

Chrome

  1. Chrome を起動します。
  2. アドレスバーに「chrome://plugins/」と入力し、Enter キーを押します。
  3. [Adobe Flash Player]の下にある[無効にする]リンクをクリックします。

同じ操作を繰り返し、[有効にする]リンクをクリックすれば、Flash を再度有効にすることができます。

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【参考訳】

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