発見日: February 02, 2002
更新日: May 17, 2010 9:03:21 AM
種別: Trojan
感染サイズ: 不定
影響を受けるシステム: Windows

Trojan.Dropper は、侵入先のコンピュータにその他のマルウェアファイルを投下する有害なソフトウェアプログラムを識別するためにシマンテックで使用される検出名です。

Trojan.Dropper は、内包したペイロードを標的とするホストコンピュータに届けることを目的としたトロイの木馬の一種です。ドロッパーは、それ自体が目的ではなく、目的を達成するための手段です。言い換えると、通常、ドロッパーはマルウェア攻撃の開始や初期段階で使用されます。

ドロッパーが実行されると、自分自身をメモリをロードし、マルウェアのペイロードを抽出してファイルシステムに書き込みます。インストール処理を実行したり、新しく投下されたマルウェアを実行する可能性があります。通常、この時点でその主要機能を果たしたため、ドロッパーは実行を中止します。

ドロッパーは、自分のマルウェアを偽装するためにマルウェア作成者によって使用されます。正規のアプリケーションや、知名度の高い信頼できるファイルのように見せかけてユーザーを混乱させます。



また、コンピュータ上で不審な行為など行われていないとユーザーに思いこませる操作を実行しながら、実際には他の悪質なソフトウェアを投下して実行している可能性もあります。

シマンテック製ウイルス対策製品でこの脅威の検出警告が表示される場合、コンピュータは保護されていて、シマンテック製品によってこの脅威が駆除されることを意味します。

ウイルス対策日

  • Rapid Release 初回バージョン February 02, 2000
  • Rapid Release 最新バージョン September 21, 2018 リビジョン 025
  • Daily Certified 初回バージョン February 02, 2000
  • Daily Certified 最新バージョン September 22, 2018 リビジョン 001
  • Weekly Certified 初回リリース日 February 02, 2000

Click here for a more detailed description of Rapid Release and Daily Certified virus definitions.

記述: Hon Lau

発見日: February 02, 2002
更新日: May 17, 2010 9:03:21 AM
種別: Trojan
感染サイズ: 不定
影響を受けるシステム: Windows

Trojan.Dropper は、侵入先のコンピュータにその他のマルウェアファイルを投下する有害なソフトウェアプログラムを識別するためにシマンテックで使用される検出名です。


基本情報

Trojan.Dropper は、内包したペイロードを標的とするホストコンピュータに届けることを目的としたトロイの木馬です。ドロッパーは、それ自体が目的ではなく、目的を達成するための手段です。言い換えると、通常、ドロッパーはマルウェア攻撃の開始や初期段階で使用されます。

有害なソフトウェアの歴史において、マルウェアの作成者は常に、セキュリティソフトウェアを回避して、気付かれることなくコンピュータにマルウェアをインストールする手段を探してきました。ドロッパーは、しばしば用いられる手段の 1 つです。ドロッパーは、主に、マルウェアのペイロードを 1 つのコンピュータから別のコンピュータに移動するためのコンテナファイルまたはエンベロープの役割を果たします。ドロッパーが実行されると、自分自身をメモリをロードし、マルウェアのペイロードを抽出してファイルシステムに書き込みます。インストール処理を実行したり、新しく投下されたマルウェアを実行する可能性があります。通常、この時点でその主要機能を果たしたため、ドロッパーは実行を中止します。

マルウェアの作成者は、ユーザーを混乱させる手段としてドロッパーを使用し、実行中の有害な操作の発覚を困難にします。たとえば、ユーザーがスクリーンセーバーであるはずのファイルを実行した後、エラーメッセージが表示されたとします。このメッセージは、そのプログラムを終了させたシステムエラーについて報告します。ユーザーは、このメッセージボックスによって、そのファイルの実行が中断されたと思い込みます。技術的には間違いではありません。しかし、ユーザーがまったく気が付かないうちに、その他のファイルを投下して実行し、その他の悪質なアクティビティを実行している可能性があります。

また、ペイロードの暗号化やパッケージ化など、セキュリティプログラムをバイパスするのに役立つその他の高度なテクニックを利用するドロッパーも存在します。


ドロッパーの作成者
Trojan.Droppers は、自分の作品を配布するために利用する目的で、マルウェア作成者によって作成されます。ソフトウェアを偽装して、マルウェア配布の足跡を隠すための、簡単で、低コスト、低リクスの手段を提供します。たとえば、ユーザーに気付かれないように、異なるアイコンやファイル名を与えることによって簡単に他のファイルやアプリケーションに見せかけることができます。


投下物
投下される内容はさまざまです。投下される有害なファイルには、.exe、.com、.scr、.dll などの実行可能ファイルが含まれる可能性があります。 それらのファイルが実行されると、さまざまな悪質な操作を実行する可能性があります。


痕跡
有害なソフトウェアを内包するドロッパーは、一般に、トロイの木馬の由来どおりに他のソフトウェアを装って本来の目的を隠そうと試みる個別のプログラムです。偽のエラーメッセージを表示している間に自分のペイロードを投下して実行するドロッパーもいれば、まったく何も表示しないものも存在します。

後者の場合は、発見される痕跡は、ドロッパー自体ではなく、投下されたペイロードによって引き起こされたものである可能性があります。ルートキットの投下と実行が行われない場合は、ドロッパーの実行前と後でファイルシステムの比較プログラムを実行すると、ドロッパーによって作成されたファイルが見つかる可能性があります。その他の痕跡には、ドロッパーがペイロードを投下してインストールする際に行った可能性があるレジストリの変更や、その他のシステム設定の変更などがあります。


危険性
ドロッパーによってもたらされる危険に上限はありません。事実上、ドロッパーはあらゆるものを内包することができるため、想定される被害範囲はドロッパーが投下に成功したものに限定されるだけです。ただし、オリジナルのドロッパーファイル自体がセキュリティソフトウェアによって検出されなくても、投下されたペイロードがディスクへの書き込みを試行したときに検出される可能性があります。


危険性の最小化対策
基本対策として、ノートン アンチウイルス、ノートン インターネット セキュリティ、ノートン 360 または Symantec Endpoint Protection などのリアルタイム保護機能を備えた最新のウイルス対策ソフトウェアを常時実行するようにします。また、ファイアウォールや侵入防止システム (IPS) は、これらの種類の有害なプログラムによって開始されるダウンロードをブロックするのに役立ちます。Symantec Endpoint Protection などのプログラム制御機能は、このようなプログラムの実行阻止にも役立ちます。


追加情報
上級ユーザーは、Threat Expert にサンプルを提出して、この脅威によるシステムやファイルシステムへの変更に関する詳細なレポートを入手することができます。

推奨する感染予防策

Symantec Security Response encourages all users and administrators to adhere to the following basic security "best practices":

  • Use a firewall to block all incoming connections from the Internet to services that should not be publicly available. By default, you should deny all incoming connections and only allow services you explicitly want to offer to the outside world.
  • Enforce a password policy. Complex passwords make it difficult to crack password files on compromised computers. This helps to prevent or limit damage when a computer is compromised.
  • Ensure that programs and users of the computer use the lowest level of privileges necessary to complete a task. When prompted for a root or UAC password, ensure that the program asking for administration-level access is a legitimate application.
  • Disable AutoPlay to prevent the automatic launching of executable files on network and removable drives, and disconnect the drives when not required. If write access is not required, enable read-only mode if the option is available.
  • Turn off file sharing if not needed. If file sharing is required, use ACLs and password protection to limit access. Disable anonymous access to shared folders. Grant access only to user accounts with strong passwords to folders that must be shared.
  • Turn off and remove unnecessary services. By default, many operating systems install auxiliary services that are not critical. These services are avenues of attack. If they are removed, threats have less avenues of attack.
  • If a threat exploits one or more network services, disable, or block access to, those services until a patch is applied.
  • Always keep your patch levels up-to-date, especially on computers that host public services and are accessible through the firewall, such as HTTP, FTP, mail, and DNS services.
  • Configure your email server to block or remove email that contains file attachments that are commonly used to spread threats, such as .vbs, .bat, .exe, .pif and .scr files.
  • Isolate compromised computers quickly to prevent threats from spreading further. Perform a forensic analysis and restore the computers using trusted media.
  • Train employees not to open attachments unless they are expecting them. Also, do not execute software that is downloaded from the Internet unless it has been scanned for viruses. Simply visiting a compromised Web site can cause infection if certain browser vulnerabilities are not patched.
  • If Bluetooth is not required for mobile devices, it should be turned off. If you require its use, ensure that the device's visibility is set to "Hidden" so that it cannot be scanned by other Bluetooth devices. If device pairing must be used, ensure that all devices are set to "Unauthorized", requiring authorization for each connection request. Do not accept applications that are unsigned or sent from unknown sources.
  • For further information on the terms used in this document, please refer to the Security Response glossary.

記述: Hon Lau

発見日: February 02, 2002
更新日: May 17, 2010 9:03:21 AM
種別: Trojan
感染サイズ: 不定
影響を受けるシステム: Windows

以下の手順は、Symantec AntiVirus および Norton AntiVirus 製品シリーズを含む、現在サポート対象のシマンテック製ウイルス対策製品をご利用のすべてのお客様を対象に記述されています。

  1. システムの復元機能を無効にする (Windows Me、XP)
  2. ウイルス定義を最新版に更新する
  3. システムの完全スキャンを実行する

各手順の詳細については、次を参照してください。

1. システムの復元機能を無効にする (Windows Me/XP)
Windows Me、XP をご利用の場合は、駆除作業前にシステムの復元機能を一時的に無効にします。システムの復元機能は、破損時のコンピュータファイルを復元する Windows Me、XP の機能の 1 つで、標準設定では有効です。コンピュータが、ウイルス、ワーム、トロイの木馬に感染した場合、システムの復元機能がそのバックアップファイルを (_RESTORE) フォルダに作成する可能性があります。

Windows は、ウイルス対策プログラムを含む外部プログラムによるシステムの復元機能の改変を防止するように設定されています。この理由から、ウイルス対策プログラムおよび駆除ツールによるシステムの復元フォルダの感染ファイルの削除は不可能です。他のあらゆる場所で感染ファイルを削除した場合でも、このシステムの復元機能が感染ファイルを復元する可能性があります。

また、脅威が駆除された後でも、ウイルススキャンによってシステムの復元フォルダに脅威が検出されることがあります。

システムの復元機能を無効にする方法については、お手持ちの Windows のマニュアルまたは次の文書を参照してください。

注意: 駆除作業が終了し、脅威の駆除を確認したうえで、上記ドキュメントに記載の手順を実行してシステムの復元機能を有効に戻します。

追加の情報および Windows Me システムの復元機能の無効化以外の解決方法については、「マイクロソフトサポート技術情報 - 263455 - _RESTORE フォルダにウイルスが発見された場合の対応方法について 」を参照してください。

2. ウイルス定義を最新版に更新する
シマンテックセキュリティレスポンスから提供されるウイルス定義は、すべて品質テストを実施済みです。最新版のウイルス定義ファイルは、次の 2 つの方法で入手できます。
  • LiveUpdate を実行すると、簡単にウイルス定義ファイルを入手できます。
    Norton AntiVirus 2006、Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.0 以上の製品をご利用の場合は、LiveUpdate の定義は毎日更新されます。これらの製品は、より新しいテクノロジーを搭載しています。

    Norton AntiVirus 2005、Symantec AntiVirus Corporate Edition 9.0 またはそれ以前の製品をご利用の場合は、LiveUpdate の定義は毎週更新されます。重大なアウトブレークの発生時には、例外として定義がより頻繁に更新されます。
  • Intelligent Updater を使ってウイルス定義ファイルをダウンロードします。Intelligent Updater は、シマンテックの Web サイトや FTP サイトで提供されています。ダウンロードしたプログラムを実行することにより、ご使用のコンピュータのウイルス定義ファイルを最新版に更新することができます。Intelligent Updater 形式のウイルス定義ファイルは、米国時間の平日(日本時間の火曜日~土曜日)に毎日更新され、LiveUpdate よりも早いタイミングで更新されます。

注意: Intelligent Updater は、ウイルス定義ファイルとスキャンエンジンの完全版をインストールするプログラムです。ファイルサイズは、前回からの差分のみをダウンロードする LiveUpdate と比較して大型です。このため、LiveUpdate で定期的にウイルス定義ファイルを更新し、疑わしいファイルからウイルスを検知しないなどの場合には、Intelligent Updater を利用することを推奨します。Intelligent Updater のウイルス定義ファイルは、こちら からダウンロード可能です。手順の詳細は、「IntelligentUpdater を使ってウイルス定義ファイルを更新する方法 」を参照してください。

3. システムの完全スキャンを実行する
  1. シマンテック製ウイルス対策プログラムを起動して、すべてのファイルをスキャン対象に設定しているかどうかを確認します。
    個人のお客様向けの Norton AntiVirus 製品をご利用の場合(パッケージ製品): 次の文書を参照してください。「すべてのファイルをウイルススキャンするように設定する方法

    企業、法人のお客様向けの Symantec AntiVirus 製品をご利用の場合(ライセンス製品): 次の文書を参照してください。「NAVCE、SAVCE ですべてのファイルがウイルススキャンされるように設定する方法
  2. システムの完全スキャンを実行します。
  3. 何らかのファイルが検出された場合は、ご利用のウイルス対策プログラムが表示する手順に従ってください。
重要: ご利用のシマンテック製ウイルス対策製品が起動しない、または検出ファイルの削除が不可能であると報告するメッセージが表示される場合には、実行中のリスクを停止してから削除する必要がある場合があります。この場合は、コンピュータをセーフモードで再起動してスキャンを実行します。コンピュータをセーフモードで再起動する方法については、「コンピュータをセーフモードで起動する方法 」を参照してください。コンピュータをセーフモードで再起動した後、スキャンを再度実行します。
ファイルが削除された後、標準モードでコンピュータを再起動します。

記述: Hon Lau