発見日: February 27, 2007
更新日: September 24, 2014 8:01:00 AM
種別: Worm
影響を受けるシステム: Windows

W32.SillyFDC は、リムーバブルドライブに自分自身をコピーすることにより拡散するワームの汎用検出名です。特定の亜種はマップされたドライブにも自分自身をコピーし、それ以外はファイルをダウンロードしたり、その他の悪質なアクティビティを実行する可能性があります。

AutoRun (自動実行) は、あるドライブがアクセスされるか、別のコンピュータに接続されるたびに特定の実行可能ファイルが実行されるように設定できる、Windows の機能の 1 つです。W32.SillyDC として検出されるワームは、通常、自動実行機能を使用して拡散します。

AutoPlay (自動再生) は、自動実行機能を備えた Windows XP 以降のバージョンに搭載された機能を指すときに使用される用語です。コンピュータにメディアを挿入すると、AutoPlay 機能は、ユーザーに実行したい操作を選択するように促します。システムの設定によっては、それらの操作に自動実行タスクが含まれる可能性があります。

最新バージョンの Windows や特定の更新プログラムを適用したシステムでは、デフォルトで非光学式リムーバブルドライブの自動実行機能が無効になっていることに注意してください。

自動実行機能の使用を制御し、autorun.inf ファイルで参照されるプログラムの実行を阻止するための対策を講じることを強く推奨します。追加情報については、次の文書を参照してください。

自動再生機能を使用して CD-ROM や USB メモリなどからウイルスが拡散することを防ぐ方法

シマンテック製ウイルス対策製品でこの脅威の検出警告が表示される場合、コンピュータは保護されていて、シマンテック製品によってこの脅威が駆除されることを意味します。

ウイルス対策日

  • Rapid Release 初回バージョン January 08, 2004
  • Rapid Release 最新バージョン April 19, 2018 リビジョン 017
  • Daily Certified 初回バージョン January 08, 2004
  • Daily Certified 最新バージョン April 19, 2018 リビジョン 009
  • Weekly Certified 初回リリース日 July 12, 2006

Click here for a more detailed description of Rapid Release and Daily Certified virus definitions.

記述: Henry Bell

発見日: February 27, 2007
更新日: September 24, 2014 8:01:00 AM
種別: Worm
影響を受けるシステム: Windows

W32.SillyFDC は、リムーバブルドライブに自分自身をコピーすることにより拡散するワームの汎用検出名です。特定の亜種はマップされたドライブにも自分自身をコピーし、それ以外はファイルをダウンロードしたり、その他の悪質なアクティビティを実行する可能性があります。


基本情報

Autorun (自動実行) は Windows の機能の 1 つで、ドライブがアクセスされたときに自動的に実行可能ファイルが実行されるようにします。自動実行機能は、ソフトウェアベンダーが、USB キー、CD、または DVD の挿入時に特定のプログラムを実行するように設定したメディアを配布できるように導入されました。 これによって、エンドユーザーはプログラムインストーラのファイルシステムの詳細や当時人気のあった「マルチメディア」パッケージから解放されました。

しかし、悪意に満ちた個人はすぐにこの経路を利用することを思い付きました。現在、多くのワームが、自分自身と付属の autorun.inf ファイルをリムーバブルドライブにコピーすることができます。 これは、疑いを持たないユーザーがドライブにアクセスすることで、このワームが拡散することを意味します。


Autorun のしくみ
自動実行機能を使ってプログラムを実行するには、autorun.inf と呼ばれる設定ファイルをドライブのルートフォルダに置く必要があります。 これはシンプルなテキストファイルで、ファイルの表示方法と実行のオプションを指定する情報が含まれています。

たとえば、自動実行機能が有効になっているコンピュータにディスクが挿入されたときにファイル %DriveLetter%\setup.exe が実行されるように autorun.inf を作成することができます。また、ディスク用のアイコンやラベルを指定するオプションが含まれる可能性もあります。


自動実行機能は、リムーバブルドライブ、固定ドライブ、およびマップされたドライブでも同様に機能するため、W32.SillyFDC として検出されるワームもその他のドライブを介して同じ方法で拡散する可能性があります。これには、ネットワーク経由でアクセスされるものも含まれます。

最新バージョンの Windows や特定の更新プログラムを適用したシステムでは、デフォルトで非光学式リムーバブルドライブの自動実行機能が無効になっていることに注意してください。追加情報については、次の文書を参照してください。

自動再生機能を使用して CD-ROM や USB メモリなどからウイルスが拡散することを防ぐ方法


感染経路
W32.SillyFDC として検出されるワームは、通常、感染済みのリムーバブルドライブがコンピュータに接続されたときや、感染済みのマップされたドライブがアクセスされたときに届きます。ファイル共有ネットワークから感染ファイルがダウンロードされることもあります。


標準の動作
W32.SillyFDC の亜種が実行されると、通常、侵入先のコンピュータのシステムディスクに自分自身をコピーします。次に、レジストリを作成または改ざんして、Windows が起動されるたびに自分自身が実行されるようにします。続いて、このワームはリムーバブルドライブと場合によってはマップされたドライブに自分自身をコピーし、同時に autorun.inf ファイルを作成して、ドライブがアクセスされたときにコピー済みの実行可能ファイルが実行されるようにします。


拡張動作
W32.SillyFDC として検出されるワームは、次の操作を実行する可能性がありますが、それに限定されることはありません。

  • 事前に設定された URL からファイルをダウンロードする
  • ネットワーク共有に自分自身をコピーする
  • セキュリティ設定を低下させる
  • セーフモードの設定を改ざんする
  • hosts ファイルを改ざんする
  • Windows Update とシステムの復元機能を無効にする
  • Windows ファイアウォールをバイパスする
  • エクスプローラの設定を変更する
  • タスクマネージャ、レジストリエディタ、その他のシステムソフトウェアを無効にする

痕跡
通常、この種のワームは密やかに実行されるように設計されていますが、W32.SillyFDC ワームの場合は、不審な動作がユーザーに気付かれる可能性があります。リムーバブルドライブの挿入時に不審な、または予期しないアクティビティが見られた場合、感染を示している可能性があります。


危険性の最小化対策
自動実行機能を無効にする か、デフォルトで非光学式リムーバブルメディアの自動実行機能が無効になっている最新バージョンの Windows にアップグレードすることをお勧めします。

基本対策として、ノートン アンチウイルス、ノートン インターネット セキュリティ、ノートン 360 または Symantec Endpoint Protection などのリアルタイム保護機能を備えた最新のウイルス対策ソフトウェアを常時実行するようにします。また、ファイアウォールや侵入防止システム (IPS) は、これらの種類の有害なプログラムによって開始されるダウンロードをブロックするのに役立ちます。Symantec Endpoint Protection などに搭載されているプログラム制御機能を利用すると、このようなプログラムの実行を阻止することができます。


追加情報

上級ユーザーは、Threat Expert にサンプルを提出して、この脅威によるシステムやファイルシステムへの変更に関する詳細なレポートを入手することができます。

推奨する感染予防策

Symantec Security Response encourages all users and administrators to adhere to the following basic security "best practices":

  • Use a firewall to block all incoming connections from the Internet to services that should not be publicly available. By default, you should deny all incoming connections and only allow services you explicitly want to offer to the outside world.
  • Enforce a password policy. Complex passwords make it difficult to crack password files on compromised computers. This helps to prevent or limit damage when a computer is compromised.
  • Ensure that programs and users of the computer use the lowest level of privileges necessary to complete a task. When prompted for a root or UAC password, ensure that the program asking for administration-level access is a legitimate application.
  • Disable AutoPlay to prevent the automatic launching of executable files on network and removable drives, and disconnect the drives when not required. If write access is not required, enable read-only mode if the option is available.
  • Turn off file sharing if not needed. If file sharing is required, use ACLs and password protection to limit access. Disable anonymous access to shared folders. Grant access only to user accounts with strong passwords to folders that must be shared.
  • Turn off and remove unnecessary services. By default, many operating systems install auxiliary services that are not critical. These services are avenues of attack. If they are removed, threats have less avenues of attack.
  • If a threat exploits one or more network services, disable, or block access to, those services until a patch is applied.
  • Always keep your patch levels up-to-date, especially on computers that host public services and are accessible through the firewall, such as HTTP, FTP, mail, and DNS services.
  • Configure your email server to block or remove email that contains file attachments that are commonly used to spread threats, such as .vbs, .bat, .exe, .pif and .scr files.
  • Isolate compromised computers quickly to prevent threats from spreading further. Perform a forensic analysis and restore the computers using trusted media.
  • Train employees not to open attachments unless they are expecting them. Also, do not execute software that is downloaded from the Internet unless it has been scanned for viruses. Simply visiting a compromised Web site can cause infection if certain browser vulnerabilities are not patched.
  • If Bluetooth is not required for mobile devices, it should be turned off. If you require its use, ensure that the device's visibility is set to "Hidden" so that it cannot be scanned by other Bluetooth devices. If device pairing must be used, ensure that all devices are set to "Unauthorized", requiring authorization for each connection request. Do not accept applications that are unsigned or sent from unknown sources.
  • For further information on the terms used in this document, please refer to the Security Response glossary.

記述: Henry Bell

発見日: February 27, 2007
更新日: September 24, 2014 8:01:00 AM
種別: Worm
影響を受けるシステム: Windows

お使いのシマンテック製品がこのリスクについて警告した場合、またはこのリスクへの感染について懸念がある場合は、このページをご確認ください。

次に進む前に、Symantec Full System Scan User Guide (英語) を参照して、システムの完全スキャンを実行することをお勧めします。それでも問題が解決されない場合は、次のいずれかのオプションをお試しください。



Norton (個人向け) 製品のお客様
お客様が Norton 製品のユーザーである場合、このリスクの駆除に関する以下の情報を参照することをお勧めします。

駆除ツール


感染した Windows システムファイルがある場合は、Windows のインストール CD を使ったファイルの置き換え が必要な場合があります。


感染のリスクを軽減する方法
感染のリスクの軽減に役立つ詳細情報とベストプラクティスを、次のサイトで確認できます。


ビジネス (企業、法人向け) 製品のお客様
お客様がシマンテックのビジネス製品のユーザーである場合、このリスクの駆除に関する以下の情報を参照することをお勧めします。

疑わしいファイルの特定と提出
提出された疑わしいファイルにより、シマンテックでは、保護機能が絶えず変化し続ける脅威の動向に対応していることを確認できます。提出されたファイルはシマンテックセキュリティレスポンスによって解析され、必要な場合は、更新された定義が LiveUpdate™ を介して直ちに配布されます。これにより、周辺のその他のコンピュータを攻撃から確実に保護することができます。シマンテックに提出する疑わしいファイルを特定する方法は、次のサイトで確認できます。


駆除ツール

感染した Windows システムファイルがある場合は、「How to use the Symantec Endpoint Recovery Tool to replace an infected file 」(英語) に記載の手順によるファイルの置き換えが必要な場合があります。


感染のリスクを軽減する方法
感染のリスクの軽減に役立つ詳細情報とベストプラクティスを、次のサイトで確認できます。
セキュリティのベストプラクティス - インターネットのあらゆる脅威を阻止する



手動による駆除
以下の手順は、現在サポート対象のシマンテック製ウイルス対策製品のすべてを対象に記述されています。

1. システムの完全スキャンの実行
Symantec Full System Scan User Guide (英語)


2. レジストリの設定の復元
レジストリを改ざんするリスクは多く、侵入先のコンピュータの機能または処理速度に影響を与える可能性があります。改ざんの多くは、さまざまな Windows コンポーネントによって復元することができますが、レジストリの編集が必要な可能性があります。作成または改ざんされたレジストリキーに関する情報については、この文書の「テクニカルノート」を参照してください。このリスクによって作成されたレジストリサブキーとレジストリエントリを削除して、すべての改ざんされたレジストリエントリを以前の値に戻します。

記述: Henry Bell