発見日: May 18, 2009
更新日: October 22, 2009 11:32:29 AM
種別: Trojan
感染サイズ: 不定
影響を受けるシステム: Windows

Infostealer.Daonol は、ネットワークトラフィックをリダイレクトして侵入先のコンピュータから FTP アカウント情報を盗み取ろうと試みるトロイの木馬です。

悪用に成功すると、gumblar.cn または martuz.cn から Infostealer.Daonol がダウンロードされます。詳細については、次のブログを参照してください。
Viral Web Infections using Malware? Gumblar is, Unfortunately, Just Another Day on the Web 」(英語)
Malware Whac-a-Mole: Gumblar is down, Martuz is up. Next?! 」(英語)

gumblar.cn と martuz.cn をポイントする挿入スクリプトの検出名は、Trojan.Malscript!html として追加されました。

ウイルス対策日

  • Rapid Release 初回バージョン May 18, 2009 リビジョン 040
  • Rapid Release 最新バージョン November 22, 2018 リビジョン 032
  • Daily Certified 初回バージョン May 19, 2009 リビジョン 002
  • Daily Certified 最新バージョン November 23, 2018 リビジョン 002
  • Weekly Certified 初回リリース日 May 20, 2009

Click here for a more detailed description of Rapid Release and Daily Certified virus definitions.

記述: Mircea Ciubotariu

発見日: May 18, 2009
更新日: October 22, 2009 11:32:29 AM
種別: Trojan
感染サイズ: 不定
影響を受けるシステム: Windows

このトロイの木馬は、他の脅威または悪質な Web サイトによりダウンロードされる可能性があります。

このトロイの木馬が実行されると、次のファイルとして自分自身をコピーします。
%CurrentFolder%\[親フォルダ]\[8 個のランダムな文字列].[3 個の文字列]

注意: [親フォルダ] は、ファイルシステムのツリーの 1 つ上の階層のフォルダを示します。たとえば、オリジナルの脅威実行可能ファイルが %SystemDrive%\Documents and Settings\Administrator\[オリジナルのファイル名].exe である場合、次のファイルに自分自身をコピーします。%SystemDrive%\Documents and Settings\[8 個のランダムな文字列].[3 個のランダムな文字列].[3 個の文字列]

注意: [3 個の文字列] は、次のいずれかの文字列です。

  • bak
  • dat
  • old
  • tmp

その後、次のレジストリエントリを改ざんして、Windows が起動されるたびに実行されるようにします。
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Drivers32\"aux" = "%CurrentFolder%\[親フォルダ]\[8 個のランダムな文字列].[3 個の文字列]"
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Drivers32\"midi9" = "%CurrentFolder%\[親フォルダ]\[8 個のランダムな文字列].[3 個の文字列] [ランダムな文字列]"

その後、次の Windows API をフックして、新規に作成されたすべてのプロセスに自分自身を挿入します。
kernel32!CreateProcessW

また、次の文字列を含むプロセスが実行されるのを阻止します。
  • .com
  • .bat
  • .reg
  • cmd
  • reged

このトロイの木馬は、次の文字列を含むプロセスが実行されると自分自身を削除します。
  • gmer
  • le38

次に、このトロイの木馬は、次の %System%\ws2_32.dll Windows API をフックしてネットワークトラフィックを監視できるようにします。
  • recv
  • send
  • connect
  • WSARecv
  • WSASend

このトロイの木馬は、アドウェアを含む可能性がある Web サイトに検索エンジンのネットワークトラフィックをリダイレクトします。

次の文字列を含む Web サイトへのアクセスをブロックします。
  • clamav
  • mbam
  • mcafee
  • miekiemoes
  • prevx


また、次の文字列で始まるドメインのサイトへのアクセスをブロックします。
  • Adob
  • AVG
  • AVPU
  • CAUp
  • COMO
  • Enig
  • ESS
  • LIVE
  • Live
  • McHT
  • NOD3
  • Nort
  • Pand
  • SpyS
  • SUPE
  • Sy
  • TMUF

このトロイの木馬は、次の文字列を含む URL がアクセスされると自分自身を削除します。
DaonolFix

このトロイの木馬は、ネットワークトラフィックを監視して FTP アカウント情報を盗み取り、次のファイルに保存します。
%System%\sqlsodbc.chm

注意: オリジナルの %System%\sqlsodbc.chm ファイルは上書きされます。

また、このトロイの木馬は侵入先のコンピュータにファイルをダウンロードする可能性があります。

推奨する感染予防策

Symantec Security Response encourages all users and administrators to adhere to the following basic security "best practices":

  • Use a firewall to block all incoming connections from the Internet to services that should not be publicly available. By default, you should deny all incoming connections and only allow services you explicitly want to offer to the outside world.
  • Enforce a password policy. Complex passwords make it difficult to crack password files on compromised computers. This helps to prevent or limit damage when a computer is compromised.
  • Ensure that programs and users of the computer use the lowest level of privileges necessary to complete a task. When prompted for a root or UAC password, ensure that the program asking for administration-level access is a legitimate application.
  • Disable AutoPlay to prevent the automatic launching of executable files on network and removable drives, and disconnect the drives when not required. If write access is not required, enable read-only mode if the option is available.
  • Turn off file sharing if not needed. If file sharing is required, use ACLs and password protection to limit access. Disable anonymous access to shared folders. Grant access only to user accounts with strong passwords to folders that must be shared.
  • Turn off and remove unnecessary services. By default, many operating systems install auxiliary services that are not critical. These services are avenues of attack. If they are removed, threats have less avenues of attack.
  • If a threat exploits one or more network services, disable, or block access to, those services until a patch is applied.
  • Always keep your patch levels up-to-date, especially on computers that host public services and are accessible through the firewall, such as HTTP, FTP, mail, and DNS services.
  • Configure your email server to block or remove email that contains file attachments that are commonly used to spread threats, such as .vbs, .bat, .exe, .pif and .scr files.
  • Isolate compromised computers quickly to prevent threats from spreading further. Perform a forensic analysis and restore the computers using trusted media.
  • Train employees not to open attachments unless they are expecting them. Also, do not execute software that is downloaded from the Internet unless it has been scanned for viruses. Simply visiting a compromised Web site can cause infection if certain browser vulnerabilities are not patched.
  • If Bluetooth is not required for mobile devices, it should be turned off. If you require its use, ensure that the device's visibility is set to "Hidden" so that it cannot be scanned by other Bluetooth devices. If device pairing must be used, ensure that all devices are set to "Unauthorized", requiring authorization for each connection request. Do not accept applications that are unsigned or sent from unknown sources.
  • For further information on the terms used in this document, please refer to the Security Response glossary.

記述: Mircea Ciubotariu

発見日: May 18, 2009
更新日: October 22, 2009 11:32:29 AM
種別: Trojan
感染サイズ: 不定
影響を受けるシステム: Windows

以下の手順は、Symantec AntiVirus および Norton AntiVirus 製品シリーズを含む、現在サポート対象のシマンテックウイルス対策製品をご利用のすべてのお客様を対象に記述されています。

  1. システムの復元機能を無効にする (Windows Me、XP)
  2. ウイルス定義を最新版に更新する
  3. システムの完全スキャンを実行する
  4. レジストリに追加した値を削除する
  5. Windows ファイルを抽出して復元する

各手順の詳細については、次を参照してください。

1. システムの復元機能を無効にする (Windows Me、XP)
Windows Me、XP をご利用の場合は、駆除作業前にシステムの復元機能を一時的に無効にします。システムの復元機能は、破損時のコンピュータファイルを復元する Windows Me、XP の機能の 1 つで、標準設定では有効です。コンピュータが、ウイルス、ワーム、トロイの木馬に感染した場合、システムの復元機能がそのバックアップファイルを (_RESTORE) フォルダに作成する可能性があります。

Windows は、ウイルス対策プログラムを含む外部プログラムによるシステムの復元機能の改変を防止するように設定されています。この理由から、ウイルス対策プログラムおよび駆除ツールによるシステムの復元フォルダの感染ファイルの削除は不可能です。他のあらゆる場所で感染ファイルを削除した場合でも、このシステムの復元機能が感染ファイルを復元する可能性があります。

また、脅威が駆除された後でも、ウイルススキャンによってシステムの復元フォルダに脅威が検出されることがあります。

システムの復元機能を無効にする方法については、お手持ちの Windows のマニュアルまたは下記の文書を参照してください。

注意: 駆除作業が終了し、脅威の駆除を確認したうえで、上記ドキュメントに記載の手順を実行してシステムの復元機能を有効に戻します。

追加の情報および Windows Me システムの復元機能の無効化以外の解決方法については、「マイクロソフトサポート技術情報 - 263455 - _RESTORE フォルダにウイルスが発見された場合の対応方法について 」を参照してください。

2. ウイルス定義ファイルを更新する
シマンテックセキュリティレスポンスから提供されるウイルス定義は、すべて品質テストを実施済みです。最新版のウイルス定義ファイルは、次の 2 つの方法で入手できます。
  • LiveUpdate を実行すると、簡単にウイルス定義ファイルを入手できます。

    Norton AntiVirus 2006、Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.0 以上の製品をご利用の場合は、LiveUpdate の定義は毎日更新されます。これらの製品は、より新しいテクノロジーを搭載しています。

    Norton AntiVirus 2005、Symantec AntiVirus Corporate Edition 9.0 またはそれ以前の製品をご利用の場合は、LiveUpdate の定義は毎週更新されます。重大なアウトブレークの発生時には、例外として定義がより頻繁に更新されます。


  • Intelligent Updater を使ってウイルス定義ファイルをダウンロードします。Intelligent Updater は、シマンテックの Web サイトや FTP サイトで提供されています。ダウンロードしたプログラムの実行で、ご利用のコンピュータのウイルス定義ファイルを最新版に更新可能です。Intelligent Updater 形式のウイルス定義ファイルは、米国時間の平日(日本時間の火曜日~土曜日)に毎日更新します。Intelligent Updater 形式のウイルス定義ファイルは LiveUpdate よりも早いタイミングで更新します。

注意: Intelligent Updater は、ウイルス定義ファイルとスキャンエンジンの完全版をインストールするプログラムです。ファイルサイズは、前回からの差分のみをダウンロードする LiveUpdate と比較して大型です。このために、LiveUpdate で定期的にウイルス定義ファイルを更新し、疑わしいファイルからウイルスを検知しないなどの場合には、Intelligent Updater でのウイルス定義ファイルの更新を推奨します。Intelligent Updater のウイルス定義ファイルは、こちら からダウンロード可能です。手順の詳細は、「Intelligent Updater を使ってウイルス定義ファイルを更新する方法 」を参照してください。

3. システムの完全スキャンを実行する
  1. シマンテック製ウイルス対策プログラムを起動して、すべてのファイルをスキャン対象に設定しているかどうかを確認します。

    個人のお客様向けの Norton AntiVirus 製品をご利用の場合(パッケージ製品): 次の文書を参照してください。「すべてのファイルをウイルススキャンするように設定する方法

    企業、法人のお客様向けの Symantec AntiVirus 製品をご利用の場合(ライセンス製品): 次の文書を参照してください。「NAVCE、SAVCE ですべてのファイルがウイルススキャンされるように設定する方法


  2. システムの完全スキャンを実行します。
  3. 何らかのファイルが検出された場合は、ご利用のウイルス対策プログラムが表示する手順に従ってください。
重要: ご利用のシマンテックウイルス対策製品が起動しない、または検出ファイルの削除が不可能であると報告するメッセージを表示する場合には、実行中のリスクを停止してから削除する必要がある場合があります。この場合は、コンピュータをセーフモードで再起動してスキャンを実行します。コンピュータをセーフモードで再起動する方法については、「コンピュータをセーフモードで起動する方法 」を参照してください。コンピュータがセーフモードで再起動したら、スキャンを再度実行します。
ファイルの削除後、コンピュータを通常モードで再起動してから次のセクションに進みます。

この時点では、この脅威の除去が完了していない可能性があるため、再起動時に警告メッセージが表示される可能性があります。このような場合、これらのメッセージを無視して、[OK] をクリックします。駆除手順の終了後にコンピュータを再起動すると警告メッセージが表示されなくなります。表示される場合は、以下のような警告メッセージです。

タイトル: [ファイルパス]
メッセージ本文: [ファイル名] が見つかりません。名前を正しく入力したかどうかを確認してから、やり直してください。ファイルを検索するには、[スタート] ボタンをクリックしてから、[検索] をクリックしてください。

4. レジストリに追加した値を削除する
警告: システムレジストリ変更の際には、事前にバックアップを作成しておくことを強く推奨します。レジストリへの不適切な変更は、データ消失やファイル破損など修復不可能な問題を引き起こす可能性があります。指定されたサブキーだけを修正してください。レジストリ編集作業の開始前に、必ず「レジストリのバックアップ方法 」を参照してください。
  1. [スタート]、[ファイル名を指定して実行]の順にクリックします。
  2. regedit と入力します。
  3. [OK]をクリックします。

    注意: レジストリエディタが開かない場合、この脅威がレジストリを改ざんしてレジストリエディタへのアクセスを阻止している可能性があります。セキュリティレスポンスは、この問題を解決するツールを開発しました。このツールをダウンロードして実行してから、駆除手順を続行します。

  4. 必要な場合は、次のレジストリエントリを以前の値に復元します。

    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Drivers32\"aux" = "%CurrentFolder%\[親フォルダ]\[8 個のランダムな文字列].[3 個の文字列]"
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Drivers32\"midi9" = "%CurrentFolder%\[親フォルダ]\[8 個のランダムな文字列].[3 個の文字列] [ランダムな文字列]"

  5. レジストリエディタを終了します。

    注意: HKEY_CURRENT_USER のレジストリサブキーまたはエントリが作成または改ざんされた場合、侵入先のコンピュータの各ユーザーについても同様に作成や改ざんが行われる可能性があります。すべてのレジストリサブキーやエントリの削除または復元を確認するには、各ユーザーアカウントを使用してログオンし、上記にリストしたすべての HKEY_CURRENT_USER 項目をチェックしてください。

5. Windows ファイルを抽出して復元する
以下の文書は、一般的なファイルの抽出についての手引きを提供します。この情報は、お客様の利便性のために提供されています。この正確な手順については、オペレーティングシステムの設定やファイルのロケーションなどに応じて、多少異なる可能性があります。詳しい情報については、ヘルプファイルをお読みになるか、Microsoft にお問い合わせをする、または次の Windows マニュアルを参照してください。

記述: Mircea Ciubotariu