発見日: February 19, 2010
更新日: May 17, 2010 2:39:19 AM
種別: Trojan
影響を受けるシステム: Windows

Trojan.Gen は、特定の定義が作成されていない各種のトロイの木馬を検出するために使用される汎用検出名です。汎用検出名は、共通の特徴を持つ複数のトロイの木馬から保護するために使用されます。

トロイの木馬プログラムは、ユーザーがそれとわかる、または使用したいと思うような正規のプログラムやファイルを装います。ユーザーがうっかりトロイの木馬を実行するように誘導するためこの仕掛けを利用します。トロイの木馬は、知名度の高い正規のファイル名をまねたり、.jpg や .doc ファイルなどの特定のファイル形式を装ってユーザーをだまします。

侵入先のコンピュータへのトロイの木馬の配布は、さまざまな方法で行われます。電子メールの添付ファイルやインスタントメッセージのリンク、ドライブバイダウンロード、他の有害なソフトウェアによる投下などが含まれます。このトロイの木馬が侵入先のコンピュータにインストールされると、事前に設定された目的の操作の実行を開始します。

ウイルス対策日

  • Rapid Release 初回バージョン February 19, 2010 リビジョン 037
  • Rapid Release 最新バージョン April 21, 2018 リビジョン 023
  • Daily Certified 初回バージョン February 19, 2010 リビジョン 040
  • Daily Certified 最新バージョン April 21, 2018 リビジョン 001
  • Weekly Certified 初回リリース日 February 24, 2010

Click here for a more detailed description of Rapid Release and Daily Certified virus definitions.

発見日: February 19, 2010
更新日: May 17, 2010 2:39:19 AM
種別: Trojan
影響を受けるシステム: Windows

Trojan.Gen は、特定の定義が作成されていない各種のトロイの木馬を検出するために使用される汎用検出名です。汎用検出名は、共通の特徴を持つ複数のトロイの木馬から保護するために使用されます。


基本情報
トロイの木馬プログラムは、アプリケーションやファイルを装って、それを開くようにユーザーを誘導します。トロイの木馬は、侵入先のコンピュータに自分自身をコピーすることはありますが、自分自身の複製を作成してウイルスのように拡散することはありません。それがトロイの木馬とウイルスとの大きな違いです。詳細については、次の文書(英語)を参照してください。
What is the difference between viruses, worms, and Trojans?

ほとんどのトロイの木馬は自分自身の悪質なコードを実行するだけですが、なりすましたファイルの機能を実際に実行した後で、自分自身の悪質なコードを侵入先のコンピュータ上で実行するものもあります。その他のトロイの木馬は、適切に動作しているように見せかけて、実際には悪質なルーチンを実行します。

トロイの木馬は、さまざまな方法で侵入先のコンピュータに届きます。トロイの木馬は、通常、可能な限り急速に配布されます。これは、トロイの木馬がウイルス対策ソフトウェアに検出される前に、大多数のユーザーに対して主な機能を実行できる機会を最大限に利用するためです。

最も一般的な方法は、電子メールの添付ファイル、または電子メールに含まれるリンクとして、このトロイの木馬をスパムメール送信することです。同様に、インスタントメッセージクライアントにファイルまたはリンクとして届くという方法もあります。これらの手段は、しばしばソーシャルエンジニアリングのテクニックを頼りにし、それらの電子メールやインスタントメッセージの多くが知人から送られたように見せて、ユーザーにリンクをクリックさせたり、ファイルを開かせます。このテクニックは、有名人のスキャンダル、危機、大災害、または主要な地球規模のイベントなど、目新しい大事件に関するユーザーの好奇心を刺激します。

また、ドライブバイダウンロードと呼ばれる別の方法もあります。ドライブバイダウンロードは、正規の Web サイトであっても、すでに侵害されていて意図的に悪用または悪質に改ざんされているサイトをユーザーが訪問したときに発生します。ダウンロードは、ユーザーに気付かれることなく秘かに実行されます。または、悪質な Web サイトを訪問したユーザーにビデオコーデックの更新や追加を要求します。その要求に同意すると、ユーザーはうっかりビデオコーデックを偽装したトロイの木馬をダウンロードすることになります。

さらに、トロイの木馬プログラムは、その他の有害なソフトウェア、または侵入先のコンピュータ上ですでに侵害または悪用されている正規のプログラムによって投下、またはダウンロードされる可能性もあります。


作成者
トロイの木馬プログラムは、かつてはさまざまな理由から、とりわけ破壊行為や損害による悪評、および有害なプログラムを記述できることを誇示して名声を得ることを目的として、マルウェア作成者によって作成されていました。最近は、一般に収益を目的としてマルウェア作成者によって作成されています。


インストール後の動作
侵入先のコンピュータでトロイの木馬が実行されると、ファイルやレジストリエントリを作成する可能性があります。さまざまなロケーションに自分自身をコピーします。サービスを開始するか、プロセスに自分自身を挿入し、続いて自分の主要な機能を実行します。


機能
トロイの木馬は多種多様な操作を実行することができます。最も一般的なトロイの木馬の動作を次に示します。

  • 分散型サービス拒否
  • ファイルのダウンロード
  • 追加のマルウェアの投下
  • セキュリティ関連プログラムの無効化
  • バックドアの開放
  • 機密情報と口座情報の盗み取り


痕跡
ユーザーを欺くことがトロイの木馬プログラムの特徴の 1 つであるため、ほとんどができるだけ気付かれないように実行されます。つまり、ほとんどの場合、コンピュータ上で実行されていることを示す明らかな痕跡は見られません。ただし、メッセージやダイアログボックスを表示したり、画像ファイルを表示したり、テキストファイルを開くトロイの木馬も存在します。


危険性

トロイの木馬による損害の範囲は、迷惑行為などの比較的危険性の低いものから、ユーザーへの被害や損失の危険性の高いものまであります。ファイルの隠蔽、レジストリエントリの改ざん、無害ながら迷惑な画像やエラーメッセージの表示などは、トロイの木馬に関連する危険性の低い操作です。

一方、ID 情報の窃盗は、ユーザーが個人的に被害を受ける危険性が高い行為です。また、バックドアの開放も危険性の高い行為です。それによって、リモートの攻撃者は侵入先のコンピュータにアクセスして、次のような操作を実行できるようなります。
  • 管理者アカウントの作成
  • 分散型サービス拒否 (DDoS) への参加
  • コンピュータに関する機密情報の提供
  • GRE、TCP、HTTP、HTTPS、SOCKS4、SOCKS5 トラフィックのリダイレクト


危険性の最小化対策
バックドアサーバーとトロイの木馬プログラムは、しばしば人目を引くようなファイル名を使ってユーザーに実行させようとします。未知のソースからのファイルを開いたり実行しないようにしてください。

基本対策として、ノートン アンチウイルス、ノートン インターネット セキュリティ、ノートン 360 または Symantec Endpoint Protection などのリアルタイム保護機能を備えた最新のウイルス対策ソフトウェアを常時実行するようにします。また、ファイアウォールや侵入防止システム (IPS) は、これらの種類の有害なプログラムによって開始されるダウンロードをブロックするのに役立ちます。Symantec Endpoint Protection などのプログラム制御機能は、このようなプログラムの実行阻止にも役立ちます。


追加情報

上級ユーザーは、Threat Expert にサンプルを提出して、この脅威によるシステムやファイルシステムへの変更に関する詳細なレポートを入手することができます。

推奨する感染予防策

Symantec Security Response encourages all users and administrators to adhere to the following basic security "best practices":

  • Use a firewall to block all incoming connections from the Internet to services that should not be publicly available. By default, you should deny all incoming connections and only allow services you explicitly want to offer to the outside world.
  • Enforce a password policy. Complex passwords make it difficult to crack password files on compromised computers. This helps to prevent or limit damage when a computer is compromised.
  • Ensure that programs and users of the computer use the lowest level of privileges necessary to complete a task. When prompted for a root or UAC password, ensure that the program asking for administration-level access is a legitimate application.
  • Disable AutoPlay to prevent the automatic launching of executable files on network and removable drives, and disconnect the drives when not required. If write access is not required, enable read-only mode if the option is available.
  • Turn off file sharing if not needed. If file sharing is required, use ACLs and password protection to limit access. Disable anonymous access to shared folders. Grant access only to user accounts with strong passwords to folders that must be shared.
  • Turn off and remove unnecessary services. By default, many operating systems install auxiliary services that are not critical. These services are avenues of attack. If they are removed, threats have less avenues of attack.
  • If a threat exploits one or more network services, disable, or block access to, those services until a patch is applied.
  • Always keep your patch levels up-to-date, especially on computers that host public services and are accessible through the firewall, such as HTTP, FTP, mail, and DNS services.
  • Configure your email server to block or remove email that contains file attachments that are commonly used to spread threats, such as .vbs, .bat, .exe, .pif and .scr files.
  • Isolate compromised computers quickly to prevent threats from spreading further. Perform a forensic analysis and restore the computers using trusted media.
  • Train employees not to open attachments unless they are expecting them. Also, do not execute software that is downloaded from the Internet unless it has been scanned for viruses. Simply visiting a compromised Web site can cause infection if certain browser vulnerabilities are not patched.
  • If Bluetooth is not required for mobile devices, it should be turned off. If you require its use, ensure that the device's visibility is set to "Hidden" so that it cannot be scanned by other Bluetooth devices. If device pairing must be used, ensure that all devices are set to "Unauthorized", requiring authorization for each connection request. Do not accept applications that are unsigned or sent from unknown sources.
  • For further information on the terms used in this document, please refer to the Security Response glossary.

発見日: February 19, 2010
更新日: May 17, 2010 2:39:19 AM
種別: Trojan
影響を受けるシステム: Windows

以下の手順は、Symantec AntiVirus および Norton AntiVirus 製品シリーズを含む、現在サポート対象のシマンテック製ウイルス対策製品をご利用のすべてのお客様を対象に記述されています。

  1. システムの復元機能を無効にする (Windows Me、XP)
  2. ウイルス定義を最新版に更新する
  3. システムの完全スキャンを実行する

各手順の詳細については、次を参照してください。

1. システムの復元機能を無効にする (Windows Me/XP)
Windows Me、XP をご利用の場合は、駆除作業前にシステムの復元機能を一時的に無効にします。システムの復元機能は、破損時のコンピュータファイルを復元する Windows Me、XP の機能の 1 つで、標準設定では有効です。コンピュータが、ウイルス、ワーム、トロイの木馬に感染した場合、システムの復元機能がそのバックアップファイルを (_RESTORE) フォルダに作成する可能性があります。

Windows は、ウイルス対策プログラムを含む外部プログラムによるシステムの復元機能の改変を防止するように設定されています。この理由から、ウイルス対策プログラムおよび駆除ツールによるシステムの復元フォルダの感染ファイルの削除は不可能です。他のあらゆる場所で感染ファイルを削除した場合でも、このシステムの復元機能が感染ファイルを復元する可能性があります。

また、脅威が駆除された後でも、ウイルススキャンによってシステムの復元フォルダに脅威が検出されることがあります。

システムの復元機能を無効にする方法については、お手持ちの Windows のマニュアルまたは次の文書を参照してください。

注意: 駆除作業が終了し、脅威の駆除を確認したうえで、上記ドキュメントに記載の手順を実行してシステムの復元機能を有効に戻します。

追加の情報および Windows Me システムの復元機能の無効化以外の解決方法については、「マイクロソフトサポート技術情報 - 263455 - _RESTORE フォルダにウイルスが発見された場合の対応方法について 」を参照してください。

2. ウイルス定義を最新版に更新する
シマンテックセキュリティレスポンスから提供されるウイルス定義は、すべて品質テストを実施済みです。最新版のウイルス定義ファイルは、次の 2 つの方法で入手できます。
  • LiveUpdate を実行すると、簡単にウイルス定義ファイルを入手できます。
    Norton AntiVirus 2006、Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.0 以上の製品をご利用の場合は、LiveUpdate の定義は毎日更新されます。これらの製品は、より新しいテクノロジーを搭載しています。

    Norton AntiVirus 2005、Symantec AntiVirus Corporate Edition 9.0 またはそれ以前の製品をご利用の場合は、LiveUpdate の定義は毎週更新されます。重大なアウトブレークの発生時には、例外として定義がより頻繁に更新されます。
  • Intelligent Updater を使ってウイルス定義ファイルをダウンロードします。Intelligent Updater は、シマンテックの Web サイトや FTP サイトで提供されています。ダウンロードしたプログラムを実行することにより、ご使用のコンピュータのウイルス定義ファイルを最新版に更新することができます。Intelligent Updater 形式のウイルス定義ファイルは、米国時間の平日(日本時間の火曜日~土曜日)に毎日更新され、LiveUpdate よりも早いタイミングで更新されます。

注意: Intelligent Updater は、ウイルス定義ファイルとスキャンエンジンの完全版をインストールするプログラムです。ファイルサイズは、前回からの差分のみをダウンロードする LiveUpdate と比較して大型です。このため、LiveUpdate で定期的にウイルス定義ファイルを更新し、疑わしいファイルからウイルスを検知しないなどの場合には、Intelligent Updater を利用することを推奨します。Intelligent Updater のウイルス定義ファイルは、こちら からダウンロード可能です。手順の詳細は、「IntelligentUpdater を使ってウイルス定義ファイルを更新する方法 」を参照してください。

3. システムの完全スキャンを実行する
  1. シマンテック製ウイルス対策プログラムを起動して、すべてのファイルをスキャン対象に設定しているかどうかを確認します。
    個人のお客様向けの Norton AntiVirus 製品をご利用の場合(パッケージ製品): 次の文書を参照してください。「すべてのファイルをウイルススキャンするように設定する方法

    企業、法人のお客様向けの Symantec AntiVirus 製品をご利用の場合(ライセンス製品): 次の文書を参照してください。「NAVCE、SAVCE ですべてのファイルがウイルススキャンされるように設定する方法
  2. システムの完全スキャンを実行します。
  3. 何らかのファイルが検出された場合は、ご利用のウイルス対策プログラムが表示する手順に従ってください。
重要: ご利用のシマンテック製ウイルス対策製品が起動しない、または検出ファイルの削除が不可能であると報告するメッセージが表示される場合には、実行中のリスクを停止してから削除する必要がある場合があります。この場合は、コンピュータをセーフモードで再起動してスキャンを実行します。コンピュータをセーフモードで再起動する方法については、「コンピュータをセーフモードで起動する方法 」を参照してください。コンピュータをセーフモードで再起動した後、スキャンを再度実行します。
ファイルが削除された後、標準モードでコンピュータを再起動します。